飛鳥とも美が都内で初のディナーショーを開催! 22曲を披露し「皆さまに心から感謝の気持ちでいっぱい」

2024.8.20

北海道札幌市出身の演歌歌手・飛鳥とも美が8月17日、東京・蒲田のプラザ・アペアで初のディナーショー「飛鳥とも美 11周年記念 サマーディナーショー」を開催した。

今年、デビュー11周年を迎えた飛鳥とも美は、2013年にビクターエンタテインメントより『あなたに決めました』でデビュー。翌2014年には「日本作曲家協会音楽祭」奨励賞を受賞。2015年から台湾でも歌手活動をスタート。同年11月、台湾のレコード会社welcome musicより、台湾盤ミニアルバム『大家好! 我是飛鳥奉美。』を発売し、現地レコード会社のチャートで売上第1位になるなどの実績を積んできた。

デビュー11周年の集大成となる今回のステージでは、普段着物姿の飛鳥がまずドレス姿で登場。松任谷由実『守ってあげたい』カーペンターズ『Yesterday Once More』を2曲続けて披露し、「世界で活躍する事を夢見る演歌歌手・飛鳥とも美、英語の曲も挑戦しました」と笑顔を見せた。

続いて、今年6月に急逝した門倉有希を偲んで『ノラ』『J』『女の漁歌』を歌唱。門倉と飛鳥はかつて同じ事務所に所属、レコード会社も同じビクターで、縁の深い先輩だった。生前門倉から「夢があるっていいことよ」と言われたことなど、思い出話に花を咲かせた。

また、台湾を舞台にしたセカンドシングル『永遠(とわ)の春』、中国では大変有名な『何日君再來』『雨夜花』を中国語や台湾語で歌唱、演歌以外にもバラエティに富んだ楽曲にもチャレンジした。

飛鳥とも美

中盤のステージでは、日本各地の観光名所を歌でつづり、初代コロムビア・ローズ『東京のバスガール』藤山一郎『東京ラプソディ』などを披露。後半のステージでは振袖の着物姿で、コロナ渦に音楽仲間と協力して楽曲制作をし、YouTubeチャンネルのみで配信されている楽曲『レプンシリの詩(うた)』などのオリジナル曲を歌唱、続けてデビューのきっかけとなった大石まどか『おんな船』や、大先輩・石川さゆり『能登半島』『波止場しぐれ』などを披露した。また終盤に飛鳥のデビュー曲『あなたに決めました』を披露した際には、観客に振り付けを伝授し、会場全体で大盛り上がりとなった。

本編最後の曲は、最新シングル曲『絆道 -きずなみち-』を歌唱し、アンコールでは赤い着物を着て『津の女』のジャンボうちわを持って再登場、最新シングルのカップリング曲『津の女』を披露。観客は、手で“つ”のポーズを作り、曲に合わせ“ツッツッツッ”とつっつき、会場が一体となり笑顔に包まれた。約100人の観客の前で全22曲を披露したディナーショーは、盛況のうちに幕を閉じた。

終演後、飛鳥は「まるで帳尻をあわせてくれたかのように台風一過! 台風7号もすっかり過ぎ去りお天気にも恵まれ、『飛鳥とも美 11周年記念 サマーディナーショー』の開催、蒲田の皆さまをはじめ、東京、神奈川、埼玉などから応援に駆けつけてくださいました皆さま、本当にありがとうございます。そして、西寄ひがしさんの名司会、熟練のナレーションに私の心も高揚しつつも、じっくりと歌にも専念でき、特別な時間を皆さまにもお届け出来たのではないかと思います。心強い応援とご協力をいただきました、関係者の皆さま、スタッフの皆さま、心から感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を伝えた。

飛鳥とも美

セットリスト

M1 守ってあげたい(オリジナル歌唱:松任谷由実)
M2 Yesterday Once More(オリジナル歌唱:カーペンターズ)
M3 ノラ(オリジナル歌唱:門倉有希)
M4 J(オリジナル歌唱:門倉有希)
M5 女の漁歌(オリジナル歌唱:門倉有希)
M6 永遠(とわ)の春
M7 雨夜花(台湾民謡)
M8 何日君再來(ホヲリィチュインツァイライ)(オリジナル歌唱:周 璇ほか)
M9 空港(オリジナル歌唱:テレサ・テン)
M10 東京のバスガール(オリジナル歌唱:初代コロムビア・ローズ)
M11 東京ラプソディ(オリジナル歌唱:藤山一郎)
M12 蒲田行進曲(オリジナル歌唱:松坂慶子、風間杜夫、平田 満)
M13 令和ヨコチョウ節
M14 レプンシリの詩(うた)
M15 おんな船(オリジナル歌唱:大石まどか)
M16 能登半島(オリジナル歌唱:石川さゆり)
M17 波止場しぐれ(オリジナル歌唱:石川さゆり)
M18 津軽の花(オリジナル歌唱:原田悠里)
M19 あなたに決めました
M20 願いの糸
M21 絆道 -きずなみち-

E1 津の女

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