原田悠里が台湾ライチ種飛ばし親善大使に任命 台湾フェスティバルにて新曲「萩しぐれ」や台湾テーマの「我愛妳」など熱唱

2019.6.22

4月に発売した新曲「萩しぐれ」も好調の原田悠里が22日、上野恩賜公園(東京・上野)にて行われた「台湾フェスティバル™TOKYO2019」に参加し、新曲含む5曲を熱唱した。

原田は2018年2月に吉幾三が作詞作曲した台湾がテーマの作品「我愛妳(ワーアイリー)」(※「無情の波止場」のカップリングとしてリリース)を発売しており、この楽曲が台湾で大人気に。昨年はそれがきっかけで現地のテレビ番組やカラオケ大会の特別ゲストとして出演するなどし、今年の1月には台湾市内の「松山文化クリエイティブパーク」にて自身初の台湾コンサート行った。また、新曲の「萩しぐれ」の舞台である山口県・萩市は台湾台北市士林区と友好関係にある。

これらの原田と台湾との関係性から今回の「台湾フェスティバル™TOKYO2019」への参加が決まった。

 

原田はステージの前に台湾ライチ種飛ばしに挑戦。台北駐日経済文化代表処の謝長廷大使や台東区長、本イベントのボランティア長らと競い、原田は5m93cmの記録で見事2位に輝いた。(1位は6m以上の記録で謝大使)

この台湾ライチ種飛ばしは本イベントの恒例であり、原田も初めての体験となったが遠くに飛ばすコツを聞いたところ「実を綺麗に食べて、転がりやすくすること」だそう。

その後、原田は「台湾ライチ種飛ばし親善大使」に任命された。

ステージでは台湾語で「みなさんこんにちは。原田悠里です。私は台湾が大好きです。今日はよろしくお願いします」と挨拶し、「木曽路の女」、「津軽の花」を歌った後、「我愛妳」を披露。

「我愛妳」は八田與一氏(台湾の台南地方の烏山頭ダムを作るなどした水利技術者。台湾での知名度が非常に高い。)とその奥様のエピソードに感銘を受けた原田が吉幾三に頼みこんで出来た楽曲。台湾へは6年前から縁があり、20回以上は行っているという原田。「台湾の人はとても親しく、親日的な方が多い。台湾には昔懐かしい、子供の頃の情景や人情が残っていて大好き」と語り、「台湾の方々の優しい日本を思う気持ちにこたえられるよう、日本と台湾の架け橋になれれば」と溢れる台湾愛をみせた。

そして新曲「萩しぐれ」を披露し、台湾に初めて訪れたのは20年ほど前の師匠・北島三郎の台湾ツアーの時であり、そういった縁もあり、最後は「まつり」を熱唱し、ステージを終えた。

 

台湾での演歌への熱量はとても高いそうで、いたるところにカラオケも点在する。

原田悠里の今後さらなる台湾との架け橋としての活動に期待したい。

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