伍代夏子、氷川きよしらが日頃の環境保全活動について語る 第19回 虹の架け橋 まごころ募金コンサート記者発表会

2019.6.28

演歌・歌謡曲によるチャリティーコンサート「虹の架け橋 まごころ募金コンサート」が今年も開催されることにともない28日、都内某所にて記者発表会が行われた。

平成13年より開催している本コンサートは今年で19回目を迎える。

 

まずは、主催の一般社団法人 音楽事業者協会 専務理事・中井秀範氏が今年も開催を迎えることができる喜びと感謝をアーティストらに述べ、「令和初めての開催ということで、名曲を新しい時代に歌い継ごいうということが今回のテーマ。新曲を出し新たな名曲を作るとともに、かつての名曲を歌い継いでいくことも歌手の使命だと思っております」と今回のテーマに触れて挨拶。

 

続いて、NHKエンタープライズ・横大路順一氏より今回の演出について説明が行われた。

まごころ募金コンサートは被災地を支援することで復興して明るい未来をつくることが大事。そして、被災で惜しくも亡くなられた方々の魂や大事な人を失った人の気持ちに寄り添って作りたいと常々考えております。そういった意味でプログラムの中にも歌謡会に大きく貢献しながらも、惜しくも亡くなられた作詞家さんや歌手の方々の思いを大切にして演出を考えました。特に今年は美空ひばりさんの没後30年。出演してくださる歌手の方々がどのように美空ひばりさんの歌を歌い継ぎ、未来に起こしてきてくださるのか楽しみにしながらこれから演出を考えたい」と、美空ひばりさん没後30年に大きく関わってくることが発表された。

 

記者発表会には、出演者の一部、伍代夏子、氷川きよし、秋元順子、森山愛子、松川未樹、城南海、みちのく娘!(工藤あやの、羽山みずき)、門松みゆき、二見颯一、彩青らが参加。

それぞれ意気込みを聞かれると、デビュー2年目の時以外全て参加している氷川は「今回は令和初ということで、様々な個性のあるアーティストさんが参加するのでそれぞれの花を咲かせてそれぞれの歌を届けること出来ると思う。自分も個性を発揮して歌で皆さんを励ましたい。先日も津波の被害にあわれた相馬市(福島)のほうで行われたチャリティーコンサートに出させていただいたのですが、あらためて自然災害のおそろしさを感じた。心を励まして癒すことが歌い手としてできることなので当日は心を込めて明るく歌いたい」と笑顔を見せた。

今回、初出場となる秋元は「災害が起こらないことがベストだが、地震国ともいわれる日本で災害がゼロということはありません。被災されたかたや亡くなられた皆様に少しでも自分の思いが届いたら嬉しい」と今回出場できる喜びとともに語った。

 

また、本コンサートのテーマのひとつである環境保全について日頃心がけていることを聞かれると、伍代は「自宅の屋上を緑化している。下の階も涼しくなり、エアコンもあまり使わないですむので、屋上にお庭をつくった」というエピソードに参加者一同、感心。

続いて聞かれた氷川は「洗剤はヤシの実からできた流しても安心なものを使っている。また、スーパーに買い物に行くときはマイバッグを持っていく。天ぷらなどを揚げたあとの油もしっかり固めて捨てる。あとお風呂の水も3日間くらいためて使う」と衝撃告白。会場を驚かせた。

 

まごころ募金コンサートは平成13に発生した三宅島大噴火による被害に対する支援をきっかけとして、「音楽を通して被災者の皆さんを元気づけ励まそう」という趣旨のもとスタート。以来、「災害救援」そして「環境保全」という二つのテーマを軸とし、毎回趣旨に賛同した日本を代表する演歌・歌謡曲歌手の協力のもと継続されてきた。

 

並びに、”演歌・歌謡曲の活性化”をテーマに掲げており、今年のタイトルにも「虹の架け橋 まごころ募金コンサート~新しい時代へ!歌い継ぐ日本の名曲~」とあるように世代を超えて愛される「歌」と「音楽」を新しい時代へと、歌い継いでいくことを目的としている。

 

今年は以下、司会、アーティストのが出演のもと10月17日(木)NHKホール(東京・渋谷)にて開催される。

チケットは6月29日(土)より発売開始。

【司会】徳光和夫、藤原紀香

【出演】山田太郎、長山洋子、坂本冬美、伍代夏子、石原詢子、氷川きよし、山内惠介、新妻聖子、北島兄弟、森山愛子、秋元順子、松川未樹、入山アキ子、城南海、みちのく娘!、辰巳ゆうと、一条貫太、門松みゆき、二見颯一、彩青

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