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【2024年NHK紅白歌合戦】演歌・歌謡曲出場歌手まとめ

紅白歌合戦
2024.12.2

年末の風物詩として注目を集めるNHK紅白歌合戦。今年で75回目の開催を迎え、“あなたへの歌”をテーマに先日41組の出場歌手が発表されました。

そこで、先日公式発表された紅白歌合戦の出場者の中から、演歌・歌謡曲ジャンルの歌手をピックアップしてご紹介します。

紅組

石川さゆり

今年で41年連続47回目の出場となる石川さゆりは、昨年に引き続き、今回発表された出場歌手の中で最多の出場回数となっています。

昨年は代表曲『津軽海峡・冬景色』を、ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の演奏とともに披露しました。大量の紙吹雪と客席まで覆いそうなドライアイスで演出された冬の情景は、視聴者にも深い印象が残っていることでしょう。

今年は6月19日にシングル『とこしえの旅』をリリースしています。

坂本冬美

今年で22年連続36回目の出場となる坂本冬美は、今年出場歌手の中では昨年に引き続き、石川に次いで2番目に多い出場回数となっています。

昨年はJO1から選抜された川尻蓮川西拓実佐藤景瑚豆原一成BE:FIRSTから選抜されたSHUNTOMANATORYUHEIRYOKI 8人のスペシャルダンサーとともに、代表曲『夜桜お七』を披露しました。

今年は2月21日にシングル『ほろ酔い満月』、6月26日にアルバム『想いびと』をリリースし、精力的に楽曲制作を続けています。

天童よしみ

半世紀以上にわたり演歌界を牽引する天童よしみは、今年で通算29回の出場、28年の連続出場。

昨年は、38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球・阪神タイガースとコラボし、同球団のマスコットキャラクター・トラッキーラッキーキー太を前に地元大阪の名所・新世界から『道頓堀人情』を歌唱しました。

今年2月21日にリリースしたシングル『昭和かたぎ』は、カラオケメーカー「DAM」「JOYSOUND」の演歌・歌謡曲部門において、今年1年間に発売された新曲の中でリクエストが最も多かった曲として、カラオケリクエストランキング演歌歌謡曲部門の1位に輝いています。

水森かおり

今年で22年連続22回目の出場となる水森かおり。この連続出場記録は現在の紅白歌合戦紅組出場者では、坂本冬美に並んで史上7位タイとなっています。

昨年は宮崎県のご当地ソング『日向岬』で、スタジオからドミノ37000個がさまざまな展開を繰り広げ、の歌の世界を表現しました。さらに、桂由美デザインの衣装にはドミノの要素が施されており、この日限りの特別感を際立たせました。

今年は1月23日にシングル『三陸挽歌』をリリース。さらに10月23日には、3月に御園座で行われた舞台「水戸黄門」で共演した原田龍二とのデュエット企画で『モナムール・モナミ~愛しい人よ~』をリリースし、話題となっています。

白組

新浜レオン

2019年に『離さない、離さない』でデビューした新浜レオン。その年の日本レコード大賞新人賞、翌20年に日本ゴールドディスク大賞のベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティストを受賞し。演歌第7世代の筆頭として、活躍が目覚ましい若手歌謡界のホープです。

デビュー5周年を迎えた今年、木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞・作曲の『全てあげよう』を3月にリリースして以来、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで25週連続トップ10入り(1位獲得数4回)。今年の同部門における最高記録で、半年間以上のロングヒットを記録しています。

また、この曲の代名詞となっているのが、ラストで膝立ちしながら床を滑る「膝スライディング」、通称“膝スラ”。念願の初出場のステージでは、どんな“膝スラ”パフォーマンスを見せてくれるのか注目です。

純烈

スーパー銭湯アイドル”として人気の純烈は、今年で7年連続7回目の出場。2023年に加入した岩永洋昭が、2025年3月をもってグループを卒業することを発表し、現体制での最後の紅白出場となります。

そんな彼らが昨年「NHKプラス紅白親善大使」に就任。紅白を多くのより人に届けるため、NHKの番組をインターネットで視聴できるサービス「NHKプラス」をPRする楽曲「だってめぐり逢えたんだ~NHKプラスver.~」を披露しました。歌唱中にNHKプラスにアクセスできるQRコードを、衣装から横断幕に至るまであの手この手で出現させる前代未聞のパフォーマンスで、お茶の間の話題をさらいました。

今年は2月7日に原譲二北島三郎)が作曲し、リーダー・酒井一圭が作詞を担当した夢のコラボレーションシングル『純烈魂』をはじめ、4月3日にシングル『夢みた果実』、さらに9月4日にアルバム『純烈魂1』をリリースしています。

今年は、番組のテーマ“あなたへの歌”にちなみ、「ぜひ歌を届けてほしい!」という人を事前に募集し、純烈が生中継で歌を届けにいくという企画が発表されました。毎回新たな演出にチャレンジしている純烈から、今年も目が離せません。

三山ひろし

通算10回目10年連続の出場となる三山ひろし

昨年は「どんこ坂~第7回 けん玉世界記録への道」を披露し、一昨年に引き続き、紅白恒例となるギネス世界記録に挑戦しました。

DJKOOSENENTEENVERNONタイムマシーン3号緑黄色社会穴見真吾パンサー尾形貴弘など、総勢128人で挑戦。歌い終え最後の登場となった三山も見事に決めましたが、途中で失敗していたことが分かり、あえなくギネス記録連続達成とはなりませんでした。

2024年は1月10日にリリースした『恋…情念』がロングヒットを記録し、5月リリースのスペシャル盤ではギターver.を、8月リリースの感謝盤ではダイナミックver.を収録しての発売となりました。

山内惠介

歌手デビューから23年、通算10回目の出場となる山内惠介

昨年は、東京・浅草からの中継で2008年にリリースした『恋する街角』を披露。浅草の商店街の人たちに囲まれ、お笑い芸人のアルコ&ピースとにかく明るい安村平成ノブシコブシ吉村崇らが登場し、曲の途中でネタを披露したことでも話題となりました。

今年2月28日にリリースしたシングル『紅の蝶』は、前作『こころ万華鏡』に続き、作詩 松井五郎、作曲・編曲 村松崇継が手掛けた楽曲。軽快で勢いのあるメロディにジャズやクラシック、 和、ラテン…あらゆる音楽や国籍を超越して、演歌・歌謡曲を山内惠介流にアップデートした一曲となっています。

氷川きよし

2022年の紅白出場をもって歌手活動を休養していた氷川きよしですが、今年の夏に活動を再開し、今回の紅白では紅組白組の枠を超えた特別企画で出演することが決定しました。

紅白はデビューした2000年から23年連続出場しており、一昨年のステージでは〝不死鳥〟をイメージした巨大なセットに乗って登場。自身の新境地であるロック『限界突破×サバイバー』を金色に輝く衣装で妖艶に熱唱し、「また必ず帰ってきます」と復活を約束していました。

紅白復活のステージでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から待ち遠しいですね。

他でもない『あなた』へ、「あなたへの歌」をおくる大みそか

以上、第75回NHK紅白歌合戦の出場者の中から、演歌・歌謡曲ジャンルの歌手についてピックアップしてみました。

国際交流も一層盛んになり、パリオリンピック・パラリンピックに歓喜し高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…おおくの悲しみもあった2024年。
さまざまな喜び、悲しみが交錯する今年の大みそかにお送りする紅白歌合戦のテーマは、「あなたへの歌」。

誰にでも大切な「歌」がある。幼いころ聴いた懐かしいあの歌、涙を流した時に支えてくれたあの歌、チャレンジしている今、背中を押してくれる歌、まだ前を向けない時に寄り添ってくれた歌…ひとりひとり、それぞれにそれぞれの「歌」があります。

メジャーもマイナーも、国も性別も、時代にもとらわれることなく、他でもない『あなた』へ、ひとりひとりに最高の歌をおくる第75回NHK紅白歌合戦。

今後発表される歌唱楽曲からも目が離せません。

2024年も残りわずか。紅白で1年を楽しく締めくくりましょう!

第75回(2024年)NHK紅白歌合戦 出場歌手
(50音順・カッコ内は出場回数)

紅組

aiko (15)
あいみょん(6)
ILLIT (初)
石川さゆり(47)
イルカ (2)
HY (3)
坂本冬美 (36)
櫻坂46 (4)
椎名林檎 (9)
Superfly (8)
髙橋真梨子 (6)
tuki. (初)
天童よしみ (29)
TWICE (5)
乃木坂46 (10)
ME:I (初)
MISIA (9)
水森かおり(22)
緑黄色社会(3)
LE SSERAFIM (3)

白組

Omoinotake (初)
Creepy Nuts (初)
GLAY(4)
郷ひろみ(37)
こっちのけんと(初)
THE ALFEE(2)
JO1 (3)
純烈(7)
Da-iCE(初)
TOMORROW X TOGETHER(初)
Number_i(初)
新浜レオン(初)
Vaundy(2)
BE:FIRST(3)
福山雅治(17)
藤井風(3)
星野源(10)
Mrs. GREEN APPLE(2)
南こうせつ(6)
三山ひろし(10)
山内惠介(10)

特別企画

氷川きよし~紅白復活~

(2024年12月23日追記)歌唱楽曲決定! ※50音順

第75回NHK紅白歌合戦 曲目一覧

紅組
aiko 相思相愛』
あいみょん『会いに行くのに』
ILLIT『Magnetic』
石川さゆり『能登半島』
イルカ『なごり雪』
HY『366日』
坂本冬美『能登はいらんかいね』
櫻坂46『自業自得』
椎名林檎ともも『ほぼ水の泡』
Superfly『Beautiful』
髙橋真梨子『for you…』
tuki.『晩餐歌』
天童よしみ『あんたの花道』
TWICE『「TT~Feel Special」スーパーメドレー』
西野カナ『EYES ON YOU 紅白スペシャルメドレー』
乃木坂46『きっかけ』
ME:I『Click』
MISIA『紅白スペシャル2024』
水森かおり『鳥取砂丘~紅白ドミノチャレンジSP~』
緑黄色社会『僕らはいきものだから』
LE SSERAFIM『CRAZY -Japanese ver.-』

白組
Omoinotake『幾億光年』
Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』
GLAY『誘惑』
郷ひろみ『2億4千万の瞳 放送100年 GO!GO!SP』
こっちのけんと『はいよろこんで』
THE ALFEE『星空のディスタンス』
JO1『Love seeker』
純烈『夢みた果実』
Da-iCE『I wonder』
TOMORROW X TOGETHER『5時53分の空で見つけた君と僕 [Japanese Ver.]』
Number_i『GOAT』
新浜レオン『全てあげよう』
Vaundy『踊り子』
BE:FIRST『Masterplan』
福山雅治『「ひとみ~少年」“あなたへの歌” SPメドレー』
藤井 風『満ちてゆく』
星野 源『ばらばら』
Mrs. GREEN APPLE『青と夏~ライラック 紅白SP』
南こうせつ『神田川』
三山ひろし『恋…情念~第8回 けん玉世界記録への道~』
山内惠介『紅の蝶』

特別企画

玉置浩二『悲しみにさよなら』
氷川きよし『白雲の城』
米津玄師『さよーならまたいつか!』

特別企画『追悼・西田敏行さん』
竹下景子、武田鉄矢、田中健、松崎しげる『もしもピアノが弾けたなら』

第75回(2024年)NHK紅白歌合戦 放送情報

2024年12月31日(日) 19時20分~23時45分 総合テレビ・BS4K・BS8K・ラジオ第1で放送
(※中断ニュースあり)

番組ページ:https://www.nhk.or.jp/kouhaku/

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