市川由紀乃、活動休止後初インスタライブで近況報告! 2025年5月に復帰後初コンサート開催「この経験が必要だったと思えるような歌を届けたい」

市川由紀乃
2024.12.24

歌手の市川由紀乃が12月23日、活動休止後初となるインスタライブ配信を行った。

今年6月から病気療養のため活動を休止していた市川。6月に卵巣腫瘍の疑いのため検査を受け、7月末に患部の手術、診断の結果卵巣がんと診断され、再発防止のためにこれまで6回の抗がん剤治療を受けてきた。この日、活動休止後初めて、ファンの前に配信という形で姿を見せ、自身の言葉で心境を語った。

クリスマスらしい白のセーターとニットキャップ姿で登場した市川は「みなさん、こんにちは。市川由紀乃です! ご無沙汰しております。お元気ですか?」と笑顔であいさつ。

そしてやむなく降板を余儀なくされた舞台の関係者、代役をつとめた役者ひとりひとりの名前を挙げて丁寧にお詫びを伝え、闘病中の励ましの言葉の数々に対しても御礼の言葉を伝えた。

また、同じレーベルの歌手仲間である福田こうへいから届いた花のアレンジメントに感激し「福田こうへいです~」と東北なまりを真似ておどけてみせると「お心遣いありがとうございます!」と感謝の言葉を述べた。

市川由紀乃

開始早々、視聴者数は800人近くにのぼり、この日のライブ配信への注目度の高さが伺われた。ライブ配信は終始アットホームな雰囲気で行われ、スタッフからクリスマスの思い出を聞かれると、小学生時代に靴下を枕元に置いておいたが、翌朝見るとお金と手紙が入っておりカタカナで「イソガシクテカエナカッタカラジブンデカッテネ」と書かれていたというエピソードを披露。

ファンからのコメントで帽子について触れられると、ウィッグや帽子などで今しかできないおしゃれを楽しんでいることを明かした。6月から治療が続く中、ファンからの手紙やお守り、千羽鶴、ブログへのコメントなどが常に背中を押したとコメント。

くじけそうになることもあったが「この経験は私が歌ううえで必要な経験だったんだと、皆さんが思っていただけるような、そういう歌をこれから届けたい」と決意を新たにした。

また、検査を受けるよう勧めてくれたのは大先輩の由紀さおりであったことを話し、検査から手術、抗がん剤の治療についても詳しく語った。抗がん剤で髪が抜けることは辛かったが、現実を受け止めて一歩踏み出し、思い切ってベリーショートにして気持ちを切り替えたという。また、母と二人三脚で抗がん剤治療を乗り越えたことも明かし、最後の抗がん剤治療が終わった時に初めて見た母の涙で、改めて親孝行をしたいと強く感じたことを語った。

さらにこの日は、復帰後初となる単独コンサートの開催が発表。5月19日(月)に地元・埼玉のサンシティ越谷市民ホールを皮切りに、5月28日(水)、29日(木)に大阪新歌舞伎座、6月20日(金)に日本特殊陶業市民会館フォレストホールで開催される。

市川は希望に満ちた表情で「ありがとうの気持ちをいっぱい込めて、応援していて良かったと思っていただけるコンサートにしたい」と意気込みを語り、約1時間にわたるライブ配信を締めくくった。

市川由紀乃

市川由紀乃コンサート「ただいま」

2025年5月19日(月)
埼玉県越谷市
サンシティ越谷市民ホール

2025年5月28日(水)、29日(木)
大阪市
大阪新歌舞伎座

2025年6月20日(金)
名古屋市
日本特殊陶業市民会館フォレストホール

※タイトルは変更になる可能性がございます。

市川由紀乃『ノクターン』

市川由紀乃「ノクターン」

発売中

品番:KICM-31128
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.ノクターン(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:佐藤和豊)
2.夢じゃさみしい夜もある(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:佐藤和豊)
3.ノクターン(オリジナル・カラオケ)
4.ノクターン(一般用カラオケ・半音下げ)
5.夢じゃさみしい夜もある(オリジナル・カラオケ)
6.夢じゃさみしい夜もある(一般用カラオケ・半音下げ)

<あわせて読みたい>

新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~市川由紀乃『ノクターン』 ※本人コメント動画
デビュー31年目を迎えた市川由紀乃が新曲『ノクターン』をリリース 「相手をまっすぐ見つめる女性像は、10代、20代では実感を込めて歌えなかっただろうなと思います」

関連キーワード