天童よしみ、都内で開催の新曲『昭和ごころ』発売イベントの模様をレポート! 約40年ぶりボウリング挑戦、「ぬくもりのある歌を聴いていただきたい」

歌手の天童よしみが1月14日、東京・港区のザ・プリンスパークタワー東京 ボウリングサロンで新曲『昭和ごころ』発売記念イベントを開催した。
昨年2月に発売した『昭和かたぎ』が、カラオケリクエストランキング演歌歌謡曲部門で1位を獲得する大ヒットを記録。それに続く新曲『昭和ごころ』は、「昭和」シリーズ第2弾作品で、昭和100年に思いを込めて歌う本格演歌に仕上がった。
このイベントは、今年が昭和100年にあたることから、昭和の人気スポットだったボウリング場で開催。天童がボウリングレーンの前で新曲『昭和ごころ』を力強く披露してから、約40年ぶりのボウリングに挑戦! 進行役のスタッフに「ストライクを決めていただくまで投げていただきます」とプレッシャーをかけられながらも、天童は見事にスペアを決め、とびっきりの笑顔でガッツポーズを見せた。
天童は取材会で「ボウリングは40年ぶりだったので緊張しました。ピンが倒れてくれたので気持ちいいです。縁起がいいですね。私はスプリットが得意なんです」と感想を述べた。
デビュー当時には、ボウリング場によく営業で訪れたことがあるという。「デビューをしてしばらくしてからボウリング場でのお仕事がありました。皆さんの休憩中に歌わせていただきました。その時にお客さまが『こういう歌手の人は初めてだな。天童さん、日本一になれるよ』という声も上がって。ボウリング場で歌うということすら珍しい時代でした」と明かしていた。
そして、新曲『昭和ごころ』について「昨年は『昭和かたぎ』という曲で皆さんからご支援をいただきました。そして今年は、シリーズ第2弾となる『昭和ごころ』を発売します。1番の歌詞は、こんなことやあんなこともあった、楽しかったけど辛い時もいっぱいあった、と話し合えるような令和の駅で途中下車して、旅の宿で語り合うという温かい雰囲気があります。2番目は、やっぱり苦しい、もう何もできない。辛いけれど、きっとまた明日が来るんだから、また頑張ればいいんだと自分に言い聞かせる場面になります。そして3番目は、やはりあっという間に時間が過ぎるし、もうそこまで来ているよ、でも一生懸命生きていこう、頑張っていこう、負けないという思いが込められています。この負けないという気持ちをいつも持っていると、自分自身も前に進めるんですね。私も昭和の時代に思い出がいっぱいあります。苦しかったことも楽しかったこともあります。これを全て含めて『昭和ごころ』です」とPR。
さらに昭和の思い出について聞かれた天童は「大阪出身なので、印象に残っているのは万博ですね。私がデビューした当時は昭和の時代で、『風が吹く』を歌う少女でした。昭和といえば、集うことがすごくあったと思います。近所の方たちが集まってきて一緒に歌を歌ったり、楽しい過ごし方をして本当に温かい時代だったなと思い出されます」としみじみと語った。
そして天童は「若い世代の方に『うわ、昭和だね』と言われるんですけど、『そうよ、昭和だよ』と胸を張って言えるんですよね。昭和が大好きなんです。今年は昭和100年なので、私自身ももう昭和100年なのかと思いつつも、皆さんと共に頑張ってきて乗り越えてきた部分もあるので、喜びもひとしおです」と笑顔を見せた。
声が続く限り、ぬくもりのある歌を聴いていただきたい
続けて天童は「少し前はコロナ禍で外に出られなかったりといろいろありましたが、今はみんな動き出して、それぞれ自分で気をつけながら過ごして頑張っているので、この『昭和ごころ』は絶対に歌ってほしいですし、『昭和かたぎ』のようにカラオケで思いっきり歌っていただいて、1位を獲得できるように頑張りたい」と熱意を込めた。
そして2025年の抱負について「今年も変わらず、まずは健康に気をつけていきたいです。ロックやジャズ、フォーク、クラシック、さまざまな分野にいつも演歌があります。この声が続く限り私の声で、そういうぬくもりのある歌を皆さんに聴いていただきたい」と思いを込めた。
11月27日には東京国際フォーラムで、昭和100年を記念して100曲を歌唱するコンサートを行う。「私自身も信じられない曲数です。今まで1日で100曲も歌うことはできなかったと思いますが、昭和100年ですから100曲歌います。みんなと一緒に歌いたいと思います」と意欲を込めていた。
昭和100年を記念して、1日に100曲を披露するという初めての試みに挑戦する天童よしみ。日本中に元気を届け続けるパワフルな彼女の活躍に注目していきたい。
天童よしみ『昭和ごころ』
2025年1月15日(水)発売
品番:TECA-25002
価格:¥1,500(税込)
【収録曲】
1.昭和ごころ(作詞:水木れいじ/作曲:水森英夫/編曲:猪股義周)
2.季節のメロディー(作詞:水木れいじ/作曲:水森英夫/編曲:猪股義周)
3.昭和ごころ(オリジナル・カラオケ)
4.昭和ごころ(メロ入りカラオケ)
5.季節のメロディー(オリジナル・カラオケ)
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