藤井香愛セカンドシングル「TOKYO迷子」発表会 「目標は中野サンプラザの舞台に立つこと」

2019.7.17

昨年「東京ルージュ」でデビューし、セカンドシングル「TOKYO迷子」の発売が今月24日に控える”新時代の歌謡歌姫”こと藤井香愛が17日にLiveレストラン青山(東京・港区)にて関係者向けに新曲発表会を行った。

 

藤井は「2017年徳間ジャパン×ラジオ日本オーディション」で約2,500名の応募者の中から選ばれたファイナリストのひとり。小学生からダンスレッスンやボイストレーニングを始め、高校時代には雑誌「egg」の読者モデル、2008年には東京ヤクルトスワローズ公認パフォーマンス・アーティスト「DDS」参加等、多彩な経歴を持ち、最近では、フマキラーのCMに出演するなど活躍も多岐にわたる。

本発表会では新曲「TOKYO迷子」のほかデビュー曲「東京ルージュ」、新曲カップリング「東京マスカレード」と、自身の出身地でもある東京を舞台に恋する女性をテーマにした楽曲を披露。

デビューのきっかけとなったオーディション時を振り返ると「公開オーディション形式で、周りには10代くらいの若いこがたくさんいた。何か爪痕を残さなければ…と思い、”定職ナシ、金ナシ、男ナシの3ナシです”とアピールしました」と会場の笑いを誘った。

しかし、司会から切ない女心がテーマの楽曲を歌っていることについて問われると「日々妄想して、(演じて)います…」と、トホホの表情。

当日は作詞を手掛けたさくらちさと氏と作曲を手掛けた伊藤薫氏も参加。藤井は伊藤氏が手掛けた「ラヴ・イズ・オーヴァー」(欧陽菲菲)のカバーを披露するかたちで感謝の念を伝えた。

二人とも藤井の歌唱力を絶賛し、伊藤氏「このジャンルでここまで上手い人は少ない。座って聞くのも申し訳ないくらい」さくら氏「東京で恋する女性のせつなさをハスキーなボイスで見事に表現してくれている。幅広い世代の方に共感してもらえると思う」とそれぞれ太鼓判を押した。

最後に、今月26日が誕生日ということでスタッフらから似顔絵つきの誕生日ケーキをプレゼントされると顔がほころぶ藤井。

新曲の意気込みについて「セカンドシングルはデビュー曲よりも大変と周囲の方に言われる。デビューシングルはオリコン 演歌歌謡曲チャートで7位だったのでそれを超えられるように頑張りたい」と語り、今後の目標についても「地元が中野なので、成人式も中野サンプラザでその地下にあるボウリング場もよく通っていた。そんな中野サンプラザが2024年に取り壊される予定なので、それまでになんとかあの舞台に立ちたい」と意気込んだ。

 

残るは約5年。中野サンプラザの舞台に立つ藤井の姿に期待したい。

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