“ムード歌謡の貴公子”タブレット純が東京・浅草公会堂でリサイタル開催! 男性アイドルの名曲からオリジナル作品まで全24曲を熱唱

タブレット純
2025.6.10

撮影:御堂義乗

ムード歌謡グループ「和田弘とマヒナスターズ」の元ボーカルで、現在は歌手、お笑い、歌謡研究家などと幅広く活躍中の“ムード歌謡の貴公子”ことタブレット純が6月9日、東京・浅草公会堂でリサイタルを開いた。

タブレット純 撮影:御堂義乗

撮影:御堂義乗

第1部は熱烈なファン1000人で満席の中、赤いラテン風の衣装で登場。ラテンの音楽ユニット「東京パノラママンボボーイズ」をバックに『コモエスタ赤坂』でスタート。ラテンの名曲『ベサメムーチョ』山本リンダ『どうにもとまらない』を熱唱。その後、美しい青いドレスで再登場すると、オリジナル曲『東京パラダイス』を披露した。

司会の西寄ひがしより「これまで幾度とブレイク寸前といわれておりますが」と水を向けられると、タブレット純「ブレイク詐欺と何度も言われてますが、マヒナスターズで2002年の1月にデビューして23年。そのころは七三分けでタキシードだったんですが、こんなになってしまいました」と会場を笑わせた。

タブレット純 撮影:御堂義乗

撮影:御堂義乗

続けて和田弘とマヒナスターズ『回り道』、オリジナル『そんな事より気になるの』や、シャンソンの名曲『暗い日曜日』美空ひばり『悲しい酒』などの名曲も披露。得意のテレビ番組の名ナレーションのものまねメドレーなどがあり、タブレット純が作詞・作曲し、阿佐ヶ谷姉妹に提供した『おしぼりをまるめたら』で第1部の幕を下ろした。

タブレット純 撮影:御堂義乗

撮影:御堂義乗

第2部は、金色のコスチュームで登場し、ドラムを叩きながらアリス『今はもうだれも』を歌唱。その後、サプライズ・ゲストとしてアリスのドラマー矢沢透が登場し、矢沢のドラムに合わせて『チャンピオン』を熱唱した。その後西城秀樹『薔薇の鎖』沢田研二『危険なふたり』など男性アイドルの70年代名曲メドレーを元スクールメイツ6人のダンスユニット「team 80’s」をバックに披露、ピアノのまさるちゃんと揃いの赤い吊りズボン姿で郷ひろみ&樹木希林『お化けのロック』『林檎殺人事件』をデュエットした。

タブレット純 撮影:御堂義乗

撮影:御堂義乗

続いて、ピアノの弾き語りでエルトン・ジョン『YOUR SONG』ジョン・レノン『IMAGINE』に挑戦。また加藤登紀子作詞・作曲の『母よ』と、NHK「ラジオ深夜便」内で「深夜便のうた」としてオンエアされた『銀河に抱かれて』(作詞:高畠じゅん子、作曲:タブレット純)を披露して第2部を締めくくった。

アンコールでは歌謡浪曲『俵星⽞蕃』、2007年に田渕純名義で発表した幻の名曲『夜をまきもどせ』(作詞:吉田明裕、作曲:岡村みどり)を披露。昭和歌謡の名曲から外国曲、オリジナルまで、音楽知識にたけたタブレット純ならではの歌唱力とバラエティーに富んだ選曲で全24曲を熱唱したステージは終始ファンと一体となって盛り上がり、爆笑トークを織り交ぜながら、最後まで客席を楽しませた。

タブレット純 撮影:御堂義乗

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