真田ナオキ 新ファンクラブ「てっぺん」スタートミーティング開催『歌手としても“てっぺん”目指して頑張りたい』

2019.7.21

2019年6月1日より新しい事務所テイクオフへ移籍し、新スタートをきった真田ナオキが7月20日(土)東京・銀座で、ファンクラブ「てっぺん」のスタートミーティングを開催した。

みんなと笑える「輪」を大きくするために決断した変化

イベントは最新シングル曲「酔いのブルース」からスタート。観客たちは、この日から販売がスタートしたという紫色のペンライトを楽曲に合わせて何度も高く振り上げ、会場は1曲目から一気に熱気に包まれる。

事務所の移籍にあたっては不安も大きかったという真田だったが、引き続き応援してくれる大勢のファンたちへの感謝の気持ちが強く、この日も「ファンの皆さんにとってプラスとなって帰ってもらうというのが目標」との想いを届けるべく、ファン一人ひとりと目線を交わし、丁寧に握手をして客席をまわる。

また、真田の発案だというグッズサインコーナーでは、グッズ購入者全員に直筆サインを入れる特別ファンサービスが。この時も機械的になることなく、一人ひとりと笑顔で会話をしながら丁寧にサインを入れていく真田の姿に、ファンを大切にする気持ち、ファンへの感謝の気持ちが痛いほど伝わってくる。「みんなで笑える“輪”を一番大切にしたい」という真田が決断した今回の変化をきっかけに、その“輪”がより大きく強固になっていくことを予感させる一幕だった。

ちなみにこの日発売された新グッズの「ベースボール」シャツは真田発案ということだが、「野球は自分にとって初心。人生で一番最初に努力したものが野球で、挫折してからは何かにのめり込まないようにしていたが、二度目に出会えたのが歌の世界だった」といい、初心に戻っての新スタートに賭ける強い想いがつまったオリジナルグッズだ。

番組がきっかけで色んな曲へチャレンジできる楽しさ

『演歌男子(歌謡ポップスチャンネル)』をはじめ、最近では『新BS日本のうた(BSプレミアム)』など様々な番組への出演が増えてきたという真田は、「声も低いし、元々ネクラな性格なので(笑)、暗い曲の方が合っていると思うが、番組出演をきっかけに『東京キッド』などの明るい曲にもチャレンジすることが増えてきている」といい、「美空ひばりさんは明るい曲から暗い曲まで、何でも歌えるのでやっぱり凄いんだなと感じた」と語った。
一方で、自分では不安に感じながら挑戦したという『ダンスパーティーの夜』が非常に好評だったようで、こういった新たな変化も楽しんでいる様子。また、イベント終了後の取材では、「いつか大好きな藤圭子さんの曲に挑戦したい」と語ってくれた。
この日も特訓中のギターの弾き語りで、3曲のカバーを披露した真田。しっとりとバラードを聴かせてくれたが、「あ、間違えちゃった!いっぱい練習して悔しいから最初からやり直させてください!」と笑顔で懇願する、なんともチャーミングな一面ものぞかせた。

距離を感じさせない単独コンサートを届けたい

この日は今後の活動についての嬉しいお知らせも続々。
まずは、いよいよニューシングルのリリースに向けた準備が始まったとのこと。新曲はテイチクレコードより発売される予定だ。さらに12月の誕生日には、記念すべき30歳のバースデーを祝うアニバーサリーランチショーが予定されているという。バースデー当日の12/22は大阪、クリスマス真っただ中の12/24、25、26は東京で開催される。

そして一番うれしいお知らせは、初の単独コンサート決定の発表。
とにかくお客様に距離を感じさせないコンサートにしたい。ありがたいことに会場もこれまでよりも大きくなりますし、遠くなっちゃったなとファンの方に思われない、自分らしいコンサートにしたい」と語った。細かい構成などはこれから検討ということだが、初のバンドライブになるということで否応なく期待が高まる。単独コンサートは来年、東京キネマ倶楽部で行われる予定だ。

目一杯のファンサービスと、今後の嬉しいお知らせが盛りだくさんだったこの日のファンミーティング。最後の曲が終わり、真田が舞台袖にはける暇なく観客から寄せられたアンコールに、「ちょっと早すぎる!(笑)舞台袖でアンコール聞くのが夢だったんですから、もう一回やり直しますよ」とアンコールをおねだり。改めて登場した真田が「酔いのブルース」リミックスバージョンを披露すると、客席は総立ちになる盛り上がりぶりを見せた。
そして終演後は真田ナオキ自らエントランスでお客様のお見送りをする、最後までファンへの想いに溢れたイベントだった。

20代最後の半年間でチャレンジしたいこととして、「プライベートではゴルフのスコアを70台にすることですかね(笑) 歌では、ドラムやベースのリズム楽器もやってみたい」と語ってくれた真田ナオキ。今回発表されたバースデーイベントや単独コンサートでは、もしかしたらまた違った真田の姿を見られるかも知れない。今後も、新たなスタートをきった真田ナオキから目が離せない。

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