「音のヨーロー堂」1階フロアがインストアスペースに!こけら落としに「はやぶさ」がフリーライブ

2019.8.8

大正元年創業、浅草にある老舗レコードショップ「音のヨーロー堂」。その独自の目線で揃えた商品の数々と、2階にあるキャンペーン専門スペース「浅草演歌定席」が人気を博す、演歌・歌謡曲ファンなら誰もが知る同店が30日に1階をリニューアルオープンし、新たにインストアスペースが誕生した。

通常時は所せましと商品が棚に並ぶスペースがインストア時は開けたスペースに。

実は、「音のヨーロー堂」では40~50年前にもインストアライブが行われていたという。浅草にその当時の盛り上がりをもう一度よみがえらせたいということで、このスペースが再び誕生することとなった。

ストリートライブ感を出したいということで、あえてステージ台は作らず、スピーカーもマイクも有線のものを使用し、よりアーティストを身近に感じることができるスペースになっている。

そんなスペースでのこけら落としはやはりこの2人。

「音のヨーロー堂」と特に縁の深い「はやぶさ」だ。

定例キャンペーンと称して毎月同店でキャンペーンを行い、その度に大勢の人を集める2人が記念すべきインストアスペースオープン初日にフリーライブを行った。

大勢のファンや通行人が集まる中、熱唱する2人。

ヒカル、少し背が伸びたような・・・?

と思いきや、後ろの方々にも観えるようにと台に乗って歌唱していた。

ストリートライブの経験もある2人。その時の経験から来てくれた観客のことを第一に思っての行動だ。

2人にとっても「音のヨーロー堂」への思い入れが強く、初めて自分たちのCDが売られているのを見たのも同店だったそう。

そんな同店の記念すべき日に花を添えるべく、この日はお決まりの漫談はやらず、新曲「超天フィーバー!」披露のほか、9月4日に発売する「超天フィーバー!」初回限定盤のカップリング曲「麦畑」を初披露。そのほかにも同曲Bタイプのカップリング「若き獅子たち」(西城秀樹カバー)や「ブルースカイ・ブルー」(西城秀樹カバー)、「やさしさとして想い出として」(ふきのとうカバー)などを力強く丁寧に披露し、大盛況のうちにライブは幕を閉じた。

途中、店の外にまで溢れるその熱気に誘われて、年齢、人種問わず様々な通行人が店の中に入り、見物していく姿が目立った。

雷門から徒歩30秒という好立地も相まって、今後もファンだけでなく、たまたま通りがかった人たちにも広く届くスペースとなるだろう。

来年は東京オリンピック。

多くの方が浅草を訪れた際に、「音のヨーロー堂」から溢れる音楽とそのファン達を目の当たりにし、日本の音楽、そして日本の音楽の熱量を体感してもらえることを期待したい。

 

今後もヨーロー堂から目が離せない!

四代目店長・松永氏のコラムもお見逃しなく!)

音のヨーロー堂

〒111-0032 東京都台東区浅草1-3-6(雷門から8軒目)
Tel:03-3841-4610 / Fax:03-3847-4381
営業時間:10:30~17:30 木曜定休
HP:http://asakusa.cc/top.htm
Twitter:https://twitter.com/yorodo@yorodo

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