「現役歌王 ALLSTAR DREAM MATCH」が東京国際フォーラムで開催、夜公演本編を独自レポート! 日韓TOP歌手&二見颯一もゲスト出演、昼夜あわせ約1万人熱狂
日韓国交正常化60周年記念イベント「現役歌王 ALLSTAR DREAM MATCH」が11月1日昼夜2回、東京国際フォーラム ホールAで開催された。
BS日テレで放送され、大きな反響を呼んだサバイバルオーディション番組「現役歌王JAPAN」。同番組は、韓国で大ヒットを記録した音楽サバイバル番組「現役歌王」の日本版で、日韓国交正常化60周年を記念して特別に企画された。ジャンルやキャリアを問わず、“歌への情熱”だけを武器に、全国から集まった男性ボーカリストたちが「日本代表TOP7」の座を懸けて激突。選ばれた7人は、9月から10月にかけて放送された「2025 日韓歌王戦」で、韓国代表の精鋭歌手7人との頂上決戦に挑んだ。
個性豊かな日韓歌手が集結、番組で披露した名曲を披露
今回行われたコンサートは、BS日テレ「現役歌王JAPAN」に出演した日本人歌手11人と本家「現役歌王2(現役歌王KOREA)」を盛り上げた韓国人歌手が一堂に会した。夜公演には、「現役歌王JAPAN」の優勝者・竹中雄大を筆頭に、Masaya、TAKUYA、Juni、SHU、木本慎之介、ShinのTOP7が出演し、韓国からは「現役歌王2」の優勝者・パク・ソジンに加え、エノク、シン・スンテが登場。さらにゲスト歌手として川合結人、海蔵亮太、矢田佳輝、二見颯一が参加するなど、豪華な顔ぶれがそろった。

コンサート前半は、中性的なルックスで神秘的な魅力にあふれるShinが『Every day, Every Moment』を披露して幕を開けると、広い音域を歌いこなすシン・スンテが美空ひばりの名曲『川の流れのように』をリメイクしたオリジナル曲『あなたという花』で、会場に集まった日韓ファンは一気にその世界観に引き込まれた。

西城秀樹の息子でドラムを得意としている木本慎之介が中山美穂の『世界中の誰よりきっと』、数々のアーティストに楽曲を提供している実力派アーティスト・SHUが『ドライフラワー』などを情感豊かに歌い上げた。

また、来年1月に日本初の単独コンサートを控えるミュージカル俳優兼歌手のエノクが、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』をパワフルな歌声で届けると、続く『Amor Fati』ではダンサブルなステージを見せ、客席は熱気に包まれた。そして、甘いルックスと歌声で魅了するJuniがEXILEの『Ti Amo』、『君を想いながら』を艶やかに歌唱して客席を沸かせた。

演歌界から二見颯一が登場!
コンサート中盤のゲストコーナーでは、透明感あふれる歌声を持つ番組最年少の川合結人をはじめ、世界カラオケ大会を2連覇する実力派でありながら人懐っこいキャラクターが魅力の海蔵亮太、現役0年目の新星で“令和のリトルプリンス”こと矢田佳輝、演歌第7世代として活躍中の二見颯一が登場し、それぞれが番組で反響を呼んだ楽曲を披露。

白いスーツ姿で登場した二見は、落ち着きの中にも華やかさを感じさせるたたずまいで、三橋美智也の『達者でナ』を披露。清らかな“やまびこボイス”が会場を包み、観客を一瞬にして引き込む圧巻のステージを見せた。続く、あいみょんの『愛を伝えたいだとか』では、TAKUYAとの息の合った共演で力強い歌声を響かせ、ステージをさらに熱く盛り上げた。
歌唱後、二見は「番組で戦ったライバルの皆さんと、会場に来てくださった観客の皆さんを楽しませる仲間として同じステージに一緒に立てたことが心の底からうれしいです」と笑顔でコメントしていた。
“チャングの神”が豪快なステージを披露

後半では「現役歌王JAPAN」のTOP3に加え、「現役歌王2(現役歌王KOREA)」の優勝者、パク・ソジンが登場。TAKUYAが『君と僕の挽歌』、Masayaが『負けないで』などを熱唱すると、トロット歌手のパク・ソジンが、韓国の伝統楽器「チャング」を叩きながら『フンタリョン』などを力強く歌い上げ、迫力満点のパフォーマンスで観客を沸かせた。客席には韓国から駆けつけた大勢のパク・ソジンのファンの姿も見られ、その人気の高さとファンの強い結束力を感じさせた。

トリを飾ったのは、「現役歌王JAPAN」の優勝者で、人気バンド・Novelbrightのボーカリストとして知られる竹中雄大。Novelbrightの『また明日』『Walking with you』を安定感あふれる歌声で披露し、観客を魅了した。

昼夜2回あわせて約1万人が熱狂したスペシャルコンサートは、「現役歌王JAPAN」のTOP7による久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』でフィナーレを迎えた。番組で激闘を繰り広げた個性あふれる歌手たちが互いの言語で歌い合い、日韓の絆を確かめ合う特別な一日となった。
なお、同コンサートでは、「現役歌王JAPAN」で優勝した竹中雄大が、優勝特典として獲得したアルバムのリリース権をファイナリスト6人に譲渡したことが発表された。今後、どのようなアルバムが制作されるのか続報に注目が集まる。

セットリスト
M1 Every day, Every Moment(Shin)
M2 エイリアンズ(Shin)
M3 ノクターン(シン・スンテ)
M4 あなたという花(シン・スンテ)
M5 世界中の誰よりきっと(木本慎之介)
M6 First Love(SHU)
M7 ドライフラワー(SHU)
M8 また逢う日まで(エノク)
M9 Amor Fati(エノク)
M10 Ti Amo(Juni)
M11 君を想いながら(Juni)
M12 さよならの夏(川合結人)
M13 カブトムシ(海蔵亮太)
M14 TSUNAMI(海蔵亮太、Shin)
M15 ほろよい(矢田佳輝)
M16 達者でナ(二見颯一)
M17 愛を伝えたいだとか(二見颯一、TAKUYA)
M18 雪の華(SHU、シン・スンテ)
M19 ワインレッドの心(Juni、エノク)
M20 君と僕の挽歌(TAKUYA)
M21 U&I(TAKUYA)
M22 負けないで(Masaya)
M23 for you…(Masaya)
M24 フンタリョン(パク・ソジン)
M25 クァンデ(パク・ソジン)
M26 あなたの物語(パク・ソジン)
M27 また明日(竹中雄大)
M28 Walking with you(竹中雄大)
M29 LA・LA・LA LOVE SONG(現役歌王JAPAN TOP7)
※()内は歌唱歌手名
©現役歌王 JAPAN 製作委員会
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