三山ひろしと純烈が一日限りのスペシャルライブ 昨年の紅白のステージを再現し、純烈もけん玉に挑戦

2019.8.5

WOWOWプラスが運営するCS放送「歌謡ポップスチャンネル」が主催するスペシャルイベント「三山ひろし×純烈LIVE」が5日、東京・中野区のなかのZEROホール・大ホールで行われた。

 

演歌・歌謡界で活躍中の演歌歌手・三山ひろし(38)と、歌謡コーラスグループ・純烈=酒井一圭(44)、後上翔太(32)、白川裕二郎(42)、小田井涼平(48)=の演歌・歌謡曲系の人気アーティスト2組(どちらも日本クラウン所属)が、昭和の名曲からアニソン、J―POPバラードまで様々なジャンルの歌を届ける一日限りのスペシャルライブだ。

 

三山は「僕のほうが純烈さんより先にデビューしましたが、同じレーベルメイトとして演歌・歌謡曲を盛り上げていくということもあって、純烈さんとともに自分も成長できればいいなと思って頑張っています。純烈さんが初めて紅白に出たときは、僕も涙が出ましたし、リーダーの涙にやられてしまいました」というと、純烈のリーダー・酒井は「三山さんが純烈を紅白に連れて行ってくれたような人です。いつも胸を貸してくれる先輩でして、年齢は僕らより下なんですが…(笑)。ふだんから楽しくお付き合いさせていただいて、本当に優しい人です」と仲のよさをアピールし、2組の息はぴったり。

 

そんなコラボレーションライブで、三山は「一人ずつ歌うコーナーもありますが、1曲をみんなで歌い分けて、踊り演じていこうという夢のあるステージになっています。ふだん歌わない歌を皆さまにお届けしようということで、今回はアニメソングも歌わせていただきます。このステージで私たちのパッションを感じていただきたい」とアピール。

 

約1300席の会場には、両アーティストの熱烈なファンたちが詰めかける中、三山と純烈が、クレイジーキャッツの「無責任一代男」でオープニングの幕を開け、コミックソングから小林旭の「自動車ショー歌」、アニメソングから尾藤イサオの「あしたのジョー」などを歌唱。

同ライブの目玉コーナーでは「紅白のステージを再現」と題して、昨年の紅白でも歌った「いごっそ魂」を三山が、特技のけん玉を操りながら熱唱し、その横では純烈のメンバー全員もけん玉に挑戦し、客席は大喜び。

続くソロコーナーでは、三山が「人恋酒場」「お岩木山」、純烈が「キサス・キサス東京」「失恋ピエロ」などを披露。

 

後半は、昭和名曲のカバーから三山と純烈が、ラッツ&スターの「め組のひと」、純烈が、森雄二とサザンクロスの「母性本能」、三山が、江利チエミの「テネシー・ワルツ」、最新曲コーナーで純烈が「純烈のハッピーバースデー」、三山が「望郷山河」を歌い、エンディングは、三山と純烈がザ・ドリフターズの「ドリフのズンドコ節」を歌い、全22曲のバラエティーに富んだプログラムで最後まで客席を楽しませた。

 

この日の模様は、10月19日午後7時から「歌謡ポップスチャンネル」で90分の特別番組として放送。

(提供:サンニュース)

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