【2025紅白リハーサル】布施明「紅白出場は60周年の区切りとして最高」 16年ぶりの出場で『MY WAY』披露
2025年12月31日(水)19:20~放送の「第76回NHK紅白歌合戦」。
紅白歌合戦の出場歌手が参加するリハーサルが28日よりスタート。
うたびとでは、演歌・歌謡曲アーティストを中心にリハーサルの様子をお届け。
今回は布施明の取材会の様子をお届け!
16年ぶり26回目の紅白出場となる布施明。歌謡史を彩ってきた“レジェンド歌手”の一人である布施が今年、デビュー60周年を迎えた。そんな記念すべき一年の締めくくりに、紅白のステージで代表曲『MY WAY』を披露する。

布施は「今年60周年を迎えることができ、コンサートツアーをやりました。5月に日本武道館でファイナル公演を行い、ホッとしていたんです。これから次のツアーを考えようと思っていたところ、紅白の出場が決まりました。60周年のピリオドとしては最高なんじゃないかと思っています」と意気込みを語った。
今回のステージについては「ちょっと一段上から歌います。16年ぶりの紅白ですが、その当時は若い人たちに席を譲ったはずなのに、若い人たちから席を譲るからと言われたような気分です(笑)。歌というのは、年齢についてくるもの。今歌っていても、数年経ったら同じ歌でも違うんだぞ、と先輩の歌手に言われてきました。今日歌ってみて、16年ぶりの『MY WAY』を歌うのはこんなに気持ちが違うんだと実感しました。歌うのがとても楽しみです」と明かした。
また、60年にわたり歌い続けてこられた秘訣を聞かれると、「秘訣はまったくないですが、誰かに学ぶということをずっと続けています。一歩でも半歩でも前に進むためには、勉強が絶対に必要だと思っています」と語った。
さらに、デビューから60年を振り返り、「こんなに長く歌うと思いませんでした。これまで一回としてコンサートでパーフェクトに歌えたことはありません。何とか一回ぐらいは上手く歌えた! と思えるようなコンサートができるように、半歩でも一歩ずつでも進んでいきたいと思っています。尊敬するトニー・ベネットは96歳、シャルル・アズナブールは94歳まで生きました。90代までは無理かもしれませんが、少しでも長く勉強を続けたいと思います」と意欲を燃やした。
今年の漢字一文字は「努」。布施は「私だけではなく、皆さんも努力をしてきたと思います。それが無駄になることは決してありません」と思いを伝えた。
16年ぶりに紅白のステージに登場する布施明。持ち前のパワフルな歌声でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、当日の放送に注目したい。

第76回NHK紅白歌合戦
放送予定:
2025年12月31日(水)
19:20~23:45
※中断ニュースあり
放送局:
NHK総合、BSP4K、BS8K、ラジオ第1、
NHK ONE、らじる★らじる
<あわせて読みたい>
【2025年NHK紅白歌合戦】曲順が発表! 石川さゆりがNHK交響楽団とコラボで『天城越え』を披露へ「100年後の未来にも残るような『天城越え』を届けたい」
【2025年NHK紅白歌合戦】曲目&見どころ発表 天童よしみがミャクミャクとのコラボステージ披露、三山ひろしがけん玉ギネス世界記録に挑戦! 水森かおりによる恒例のドミノチャレンジも
【2025年NHK紅白歌合戦】演歌・歌謡曲出場歌手まとめ
【2025年NHK紅白歌合戦】出場歌手が決定! 新浜レオンが2年連続出場&氷川きよしが特別企画に登場 演歌・歌謡界から石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、水森かおり、純烈、三山ひろしが出演
