五木ひろしが多ジャンルの出演者たちと歌やトークで繰り広げるスペシャル音楽番組が「歌謡ポップスチャンネル」で独占放送

2019.8.20

WOWOWプラスが運営するCS放送「歌謡ポップスチャンネル」が、演歌歌手・五木ひろし(71)が主演するスペシャル音楽番組「五木ひろしの変な異次元酒場~井上芳雄、六角精児ら豪華共演~」を10月から11月にかけて前・後編の二本立てで放送することになり、その収録の模様が20日、公開された。

同番組は、五木がオーナーの有名人が集まる「歌謡酒場」を舞台に、雇われ店長役に俳優・六角精児(57)、常連客にミュージカル俳優・井上芳雄(40)、民謡演歌歌手・福田こうへい(42)、ミュージシャン・俳優、新羅慎二(湘南乃風/若旦那)(43)、2・5次元俳優などで活躍する藤田玲(30)、荒牧慶彦(29)、植田圭輔(29)、歌手・タレント、中川翔子(34)ら多彩な有名人が出演。

 

お酒を飲みながら「あの人がこんな歌」「あの人がこんなトーク」といった意外性が飛び出す、まさに異次元な空間を演出。歌手だけではなく、役者、タレントなどバラエティーに富んだ出演者が、ジャンルを超えた歌を披露し、それぞれが歌への思いや、日ごろは聞けない本音トークなどを繰り広げる。

 

主な歌唱曲は、六角精児が弾き語りで「愛のさざなみ」(島倉千代子)、中川翔子が「喝采」(ちあきなおみ)、井上芳雄が「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)、福田こうへいが「Lemon」(米津玄師)、藤田玲、荒牧慶彦、植田圭輔が「世界に一つだけの花」(SMAP)など、ふだんなかなか聴くことができない歌を披露。

五木ひろしも吉田拓郎の「旅の宿」、フリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」などのレパートリーを披露しながら共演者たちと異色のコラボレーションで楽しませる。

また収録当日、予定になかったロケを敢行。繁華街の居酒屋に突如現れた〝流し・五木ひろし〟と、今年メジャーデビューした女性シンガー・ソングライター、(28)にお客さんが驚き、リクエストにこたえて歌うシーンも見どころの一つだ。

 

そんなメインMCを務めた五木は「大衆的な歌番組をつくりたかったので、街中で流しもしました。ゲスト出演者は、演歌歌手に限らず、幅広いジャンルのアーティストや役者など多彩です。そんな人たちが居酒屋で酒を飲みながら歌謡曲を歌い、歌について語るという画期的な番組です。『エッ! あの人がこの歌を?』というジャンルを超えた、まさに異次元の内容に視聴者の皆さんがびっくりすると思いますよ。この番組をきっかけに、歌の持つ魅力が広がって歌謡界が活気づくといいですね。こういう良い歌番組を民放でもどんどんやってほしい。その時は、オールマイティーの五木が動きますよ(笑)」と熱っぽく話していた。

 

また、井上は「初めての感覚の番組でした。いろんな意味で濃ゆい! 五木さんをはじめ、そこでしかお会いできない歌手の皆さんと交流できて、まさしく異次元な場所でした。緊張してほとんど記憶がないのですが、とても温かく受け止めてくださったなという感触が残っています。演歌は一見シンプルですが、歌うのは難しく、演歌歌手の皆さんのすごさを再認識しました。自分がふだん歌っているミュージカルの曲とは違う魅力があり、また挑戦してみたいですね」。

 

六角は「自分でも仲間うちでバンド活動をしているのですが、今回、皆さんの前で歌えたことは非常に光栄です。五木さんの目の前で歌えたのは思い出に残るし、いろいろなジャンルの歌を聴かせていただいたことで、自分自身の音楽への思いが広がり、生活の潤いにもつながる気がしました。機会があったらまた呼んでください」。

 

福田は「私が民謡あがりと思っている人も多いと思いますが、若いころは、流行っている歌謡曲をカラオケなどで歌っていました。こういう居酒屋で酒を飲みながら歌う時には、若い人の歌も自然と出てきます。五木さんをはじめ、先輩方と一緒だと、最初は緊張感がありましたが、それがすぐにとれて、普段着の自分になれるのがいいですね。俺、ド演歌の人間と思われているので、この番組を見た人は驚くのでは…(笑)」と、それぞれに出演した感想を語った。

 

この番組の出演者の評価も高かったことから今後、イベント化も視野に入れていく。

同番組は、2回に分けて放送され、前編は10月12日午後8時~9時(再放送は、10月22日午後7時~8時)、後編は11月(放送日は未定)。

 

(提供:サンニュース)

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