坂本冬美、ビルボードライブ東京でバースデー・ライブ開催! 40周年の華麗なる幕開け、美声に酔いしれる至福の夜

坂本冬美
撮影:田中聖太郎 2026.4.1

歌手の坂本冬美が59歳の誕生日となる3月30日、東京・港区のビルボードライブ東京「FUYUMI SAKAMOTO Special Night ~今日から明日へ~」を開催。40周年イヤーに突入し、節目の年にふさわしい艶やかなステージを見せた。

昨年の1月以来、1年2カ月ぶり3度目のビルボードライブ東京のステージに立った坂本。青のスパンコールのドレスに身を包み、拍手で迎えられステージに上がった。生バンドをバックにビリー・バンバンのカバー曲『また君に恋してる』で幕を開けると、イントロから一気に観客の目をくぎ付けにした。

歌唱後には「冬美ちゃん!」のかけ声が。その声援に坂本も「そのかけ声が一番ホッとするんですけど、皆さまここはビルボードでございます。去年も話したと思いますが、市民会館ではございません」と笑わせた。さらに、ファンから『ハッピーバースデートゥーユー』の大合唱で祝われ、「ありがとうございます」と満面の笑みを見せた。

坂本冬美

撮影:田中聖太郎

坂本が「今日は自分の誕生日でございますけど、どなたかに乾杯のご発声をお願いできないかと」と最前列の男性ファンにうながすと、男性は「冬美さんの59歳の誕生日にかんぱ~い!」と高らかに声を上げ、坂本も「お上手ですね、緊張することもなく」と乾杯してファンとともに誕生日を祝った。

昨年のビルボードライブ東京でのライブはカバーアルバム『想いびと』を中心に歌ったが、本日は「私が誕生日ですので、私が好きな曲を独断で考えて選びました」と高らかに宣言。まずは沢田研二『時の過ぎゆくままに』河島英五『酒と泪と男と女』を選曲。坂本は河島と「演歌の花道」(テレビ東京)で一度だけ一緒になったとのことで、「河島さんが私の後ろで歌われていて、声の圧が、お声の大きさにびっくりしたのを覚えてます」と思い出を語った。

そして「もう一曲」として挙げたのがザ・フォーク・クルセダーズ『悲しくてやりきれない』だ。この曲は長崎の原爆が元となった本に出会った作詞家のサトウハチローが手がけた曲だが、坂本は「いろんなところで戦争があるので、平和を願ってあえて入れさせていただいた」と語った。

坂本冬美

撮影:田中聖太郎

ビルボードライブ東京は、ステージと観客との距離が近いのも特徴の一つ。ファンからの「冬美さん」のかけ声だけでなく、ちょっとしたかけ合いもできてしまうのもこのステージならでは。この日の坂本も、ファンとのちょっとした会話で会場を爆笑させた。

バンドメンバーを紹介した後もカバー曲は続く。CHAGE and ASKA『ひとり咲き』中森明菜『難破船』などを選曲した坂本は「ASKAさんと明菜さんのスタイリストが私のスタイリストでもある」と明かす。そのため中森明菜とは何度か会う機会もあり、昨年、還暦を迎えた彼女の誕生日を、友人で歌手の藤あや子と祝ったという。

坂本は「ケーキに火をつけて。映えるとか写真を撮るとか、いろいろあったので、あや子さんが(ケーキの)場所を変えたほうがいいねってことで『一旦、消しておくね』ってフッと。明菜さんより先にろうそくの火を消してしまった。そんな明菜さんにとっては散々な誕生日」と話し、ファンを笑わせた。

カバーの続いたステージだが、「私が中学時代から大好きでしたサザンオールスターズの桑田佳祐さんが作詞作曲してくださいました」と2020年のシングル『ブッダように私は死んだ』を紹介。「桑田佳祐さんが今日は来てくれませんでしたが、コーラスで参加をしてくださいました。ですからぜひみなさま、お聞き逃しのないように」との言葉を添えた。さらに「いま桜は満開でございます」“代名詞”ともいえる『夜桜お七』を歌唱し、観客を酔わせた。

坂本冬美

撮影:田中聖太郎

アンコールのステージに登場し、「59歳まで元気で歌ってこれたのは何よりも幸せ」と笑みを見せた坂本。誕生日に合わせた今回のステージは、ファンから「毎年やって!」と声が飛ぶほどの大好評となった。

会場には40周年記念曲でもある新曲『遠い昔の恋の歌』とカップリング『しあわせ十色』を作詞作曲したシンガーソングライターの川村結花が駆け付けており、坂本は「あちらでご覧いただいております」と紹介。「今回は40周年で等身大というテーマでお願いにあがりますと『冬美さんのために温めて置いた曲があるんです』といただいたのが『遠い昔の恋の歌』です。聴いてくださった方はいろんな恋を思い出してくださるのではないかな」と話した。

等身大の歌だけに、坂本は自分と同年代が共感してくれるのではと考えていたというが、「80代の女性スタッフも『いい歌ね』って。そして二葉百合子先生も『新曲いいわね~』と94歳の先生にも刺さった一曲です。ぜひ、みなさんも自分の人生に重ねて聴いてください」と語った。

また坂本は、「できれば元気が出る応援歌を書いてください、とお願いしたら『しあわせ十色』という素晴らしい歌が出来上がりました。いままで頑張ったのだから、そんなに頑張らなくても楽しく生きていいのよっていう“がんばらない応援歌”でございます」と説明し、『遠い昔の恋の歌』『しあわせ十色』の2曲を熱唱した。

この日坂本は全12曲・約80分間に渡り、圧倒的な歌声に艶やかな歌唱でファンを魅了し続けた。

坂本冬美

撮影:田中聖太郎

坂本冬美『遠い昔の恋の歌』

坂本冬美「遠い昔の恋の歌」

発売中

品番:UPCY-5159
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.遠い昔の恋の歌(作詞・作曲:川村結花/編曲:若草恵)
2.しあわせ十色(作詞・作曲:川村結花/編曲:西村真吾)
3. 遠い昔の恋の歌 (オリジナル・カラオケ)
4. しあわせ十色 (オリジナル・カラオケ)

坂本冬美40周年記念コンサート

2026年4月8日(水)千葉
市川市文化会館
大ホール
14:30開演

2026年4月12日(日)静岡
富士市文化会館ロゼシアター
14:30開演

2026年4月16日(木)京都
ロームシアター京都
メインホール
15:00開演

2026年4月21日(火)群馬
高崎芸術劇場
大劇場
14:30開演

2026年5月22日(金)長野
ホクト文化ホール
大ホール
13:00開演

2026年5月23日(土)新潟
上越文化会館
大ホール
14:00開演

2026年5月25日(月)愛知
愛知県芸術劇場
大ホール
14:30開演

2026年5月29日(金)和歌山
和歌山県民文化会館
大ホール
14:30開演

2026年5月30日(土)岡山
岡山芸術創造劇場ハレノワ
大劇場
14:00開演

2026年6月19日(金)埼玉
ウェスタ川越
14:30開演

2026年6月24日(水)茨城
水戸市民会館
グロービスホール
14:30開演

2026年7月8日(水)福岡
宗像ユリックス
イベントホール
14:30開演

2026年7月9日(木)熊本
熊本城ホール
メインホール
14:30開演

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