傘寿を迎えた大月みやこ、大阪・新歌舞伎座でバースデーコンサートを開催! 新曲『夢花火』や『女の港』『白い海峡』など全18曲披露

大月みやこ
2026.4.24

4月23日に傘寿(80歳)の誕生日を迎えた歌手の大月みやこが同日、大阪・新歌舞伎座でコンサート「80th Birthday Concert 大月みやこ~このひと時 今もあなたと~感謝をこめて…」を開催。特別な記念日を祝おうと約1500人のファンが会場に詰めかけた。

純白のドレスと白ジャケット姿で登場した大月は、唱歌『ふるさと』『大阪で生まれた女』のひと節をピアノ伴奏のみで歌唱し、<第一景>~ふるさと大阪に想いを馳せて~の幕が開けた。

新歌舞伎座のある上本町は、大月の実家がある八尾駅からは近鉄線で10分ほど、歌謡教室に通った学生時代のなじみ深い街。2005年8月に芸能生活四十周年記念公演で座長公演を務めるなど、ゆかりのある劇場でもある。(※上本町に移転前の難波・新歌舞伎座)

歌手を志して大阪駅ゼロ番ホームで家族や友人に見送られたという10代の頃の思い出を懐かしく語り「あれから長い年月が過ぎ、今日もこうして皆さんにあたたかく迎えていただき、とっても幸せです」とデビューから63年の歳月を振り返りつつ、「年々故郷を懐かしく感じます」と感無量の様子。

大月みやこ

続けて、故郷・大阪をテーマにした代表曲『大阪ごころ』『大阪ふたりづれ』を噛みしめるように歌唱。そして「少しだけ恩返しができたような気がした曲」と紹介して、第34回日本レコード大賞・大賞受賞曲『白い海峡』を披露し、持ち前の伸びやかで艶のある歌声に、会場は一気に盛り上がりを見せた。

<第一景>の締めは、コンサートの定番曲『リサイタル』。自身初のヒット曲『女の港』が生まれるまで約20年にわたり、陽の当たらない活動が続いた大月にとって、どんな場所でも今この瞬間を精いっぱいに歌い、“誰かがどこかできっと聴いていてくれる”と信じて歩んできた思いを重ねた一曲だ。大月はその思いを胸に、たおやかに歌い上げ、<第一景>を締めくくった。

<第二景>~歌と台詞で綴るふるさと・大阪「橋ものがたり」~では、一転、白地にシマで黄色と紫の粋な着物で登場した大月みやこ。川の多さから“八百八橋”ともいわれる大阪の橋にまつわる情景を、台詞と歌で描いたアルバム『橋ものがたり…十抄』(1991年9月発売)から、『雪おんな』『くらやみ橋から』を披露。1989年から約20年間、迫真の演技で大好評を博した劇場公演の芝居の世界観を彷彿とさせる、圧巻の表現力に客席も息を飲むように引き込まれていった。

<第三景>~オリジナルヒットナンバー~では、オリジナルのヒット曲を披露。珍しく黒地に白の花刺繍が華やかなシックないで立ちで登場し、ヒット曲『女の港』をギターの弾き語りに合わせて歌唱し、続いて『豊予海峡』へ。作詞が星野哲郎、作曲が船村徹という、大月の「女を唄う世界」を世に送り出した名コンビによる傑作を、まるで情景が浮かんでくるような説得力のある歌声で披露した。

その後、気品ある藤色の着物に早替えし、劇場公演で演じた「夢千代日記」から台詞入りの主題歌『夢日記』を手話を入れながら歌唱し、広島で体内被曝を受け、短い一生を懸命に生きた夢千代の境遇が胸に迫る熱唱で観客の涙を誘った。

そして、ここ数作オシャレな歌謡曲を発売してきた大月の新しいレパートリー『今も…セレナーデ』『恋人のように』『恋の終止符(ピリオド)』をメドレーで歌唱すると、会場も一気にヒートアップ。

ここで新歌舞伎座からサプライズ企画として、大月にバースデーケーキをプレゼント。会場も一体になってのハッピーバースデーの合唱に「もうおめでたい年齢でもないですが…うれしい、ありがとうございます」と少し照れながらも感謝の想いを伝えた。

大月みやこ

その後、“あなたが居たから今まで生きられた”長年寄り添った人への感謝をテーマにした新曲『夢花火』について語り「歌を聴いてくれる皆様が居たから今の私があります。感謝の想いを込めて……」と、3月11日に発売されたばかりの新曲『夢花火』を優しく語りかけるように長年の想いを込めて歌唱し、会場を一つにした。

そして、初めての大きな音楽賞、第29回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞した記念曲『女の駅』を万感の想いを込めて歌唱。改めて賞にふさわしいその表現力・歌唱力の素晴らしさを実感させ本編を締めくくった。

アンコールでは、大月が鮮やかなピンクのドレスで登場。新曲『夢花火』を再び歌唱し、「皆さまに恩返しも出来ないままで、申し訳ない思いでいっぱいです。これからは少し肩の力を抜いて、自分自身も楽しめるような、そんな姿を見ていただけたら…」としみじみと語り「ありがとうの想いを、感謝の花束として受け取ってください」と、等身大のバラード『未来(あした)への歌』を客席の一人ひとりに届けるように歌唱。全18曲、80歳とは思えない圧巻の歌唱力と表現力で魅了し、傘寿記念特別公演の幕を閉じた。

今年デビュー63年目を迎え、圧巻の歌唱力と表現力で唯一無二の存在感を示す大月みやこ。新曲『夢花火』も好調で、秋には東京・日本橋劇場でスペシャルコンサートも予定されている。今なお輝きを放つ、大月みやこの活動から目が離せない。

大月みやこ

セットリスト

<第一景>
~ふるさと大阪に想いを馳せて~

M1 ふるさと(唱歌)
M2 大阪で生まれた女
M3 愛の始発
M4 大阪ごころ
M5 大阪ふたりづれ
M6 白い海峡
M7 リサイタル

<第二景>
~歌と台詞で綴るふるさと・大阪「橋ものがたり」~

M8 橋ものがたり
M9 雪おんな
M10 くらやみ橋から

<第三景>
~オリジナルヒットナンバー~

M11 女の港
M12 豊予海峡
M13夢日記
M14今も…セレナーデ~恋人のように~恋のピリオド(メドレー)
M15 夢花火
M16 女の駅

EN1 夢花火
EN2 未来への歌

大月みやこ『夢花火』

発売中

品番:KICM-31188
価格:¥1,700 (税込)

【収録曲】

1.夢花火(作詞:田久保真見/作曲:弦 哲也/編曲:南郷達也)
2.夜明けの色(作詞:田久保真見/作曲:弦 哲也/編曲:南郷達也)
3.夢花火(オリジナル・カラオケ)
4.夢花火(ガイドメロ入りカラオケ)
5.夢花火(一般用カラオケ・半音下げ)
6.夜明けの色(オリジナル・カラオケ)
7.夜明けの色(ガイドメロ入りカラオケ)
8.夜明けの色(一般用カラオケ・半音下げ)

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