森口博子が全国4カ所ライブツアーのファイナルを東京で。話題のガンダムのカバー曲など全18曲熱唱
8月7日にキングレコードから発売したニュー・アルバム「GUNDAM SONG COVERS」がオリコン・アルバムウィークリーチャート3位と、28年2カ月ぶりにTOP10入りを果たし、話題沸騰中の歌手・森口博子(51)が1日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で「森口博子ライブツアー2019~おかげSummer・おつかれSummer~」と銘打ったライブを開催した。
同公演は、8月17日の地元・福岡を皮切りに、同25日の名古屋、同26日の大阪、そしてこの日の東京と、全国4カ所で開催された夏のライブツアーのファイナル。
約900席の会場は、熱烈なファンで満席の中、「東京、帰ってきました~! 今日もなんと完売、ソールドアウトです。うれしいですねえ。故郷・福岡からスタートして、ガンダムの故郷・名古屋、そして大阪、最後は東京と帰って来ました。このライブのコンセプトは『夏の疲れを全部置いていく』。何故ならば、おかげさま、おつかれさまだから…皆さん、最後まで解毒してくださ~い。覚悟はいいですか、覚悟はいいですか。最後まで楽しんでいってください」と笑顔であいさつ。
32年ぶりに森口と「機動戦士Zガンダム」のコラボレーションが復活して昨年2月14日に発売したシングル「鳥籠の少年」をはじめ、「昨年は、人気アーティストの楽曲から私が独断と偏見で選んだ楽曲をベストテン形式で、カバーでお届けして、それがすこぶる好評でしたので、今年はあるテーマを決めました。この夏は皆さんにいろんな心の鍵を開けて開放してほしいということで、今回はセクシーな昭和の楽曲特集、言ってみるならば〝ハレンチ楽曲〟を考えてみました」と説明しながら青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」、山口百恵の「イミテイション・ゴールド」、サザンオールスターズの「エロティカ・セブン」などを披露。
途中、あこがれの松田聖子の「あなたに逢いたくて~Missing You~」をものまねしたり、楽しいトークで盛り上げた。 後半は、いま話題のガンダムのカバーアルバムから自身のデビュー曲で、今作、ヴァイオリニスト・寺井尚子とコラボした「水の星へ愛をこめて」や「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」(「機動戦士ガンダムF91」主題歌)、アンコールで1993年のヒット曲「ホイッスル」など全18曲を熱唱した。
その中で、「『機動戦士ガンダムSEED』でお馴染みの挿入歌『暁の車』を私がカバーし、今日の0時からAmazon Musicで独占先行ストリーミング配信が始まりますので、ぜひ聴いてください」と発表した。 今年は、「機動戦士ガンダム」放送開始から40周年を迎えたのを記念して、2018年にNHKで放送された「発表!全ガンダム大投票」内の「ガンダムソングス・ランキング」で、全361曲のガンダムソングの中から「国民が選んだガンダムソングベスト10」を森口が全曲カバー&セルフカバーし、ニュー・アルバムとしてリリース。話題を呼び、売切れ店も続出している。
(提供:サンニュース)