パク・ジュニョン デビュー7周年を記念して全国7か所でのライブツアーを開催 浅草公会堂で行われた東京公演をレポート

2019.9.17

最新曲『永遠にサランヘヨ』がロングヒット中の歌手パク・ジュニョンが日本デビュー7周年を記念して全国7か所でのライブツアー「パク・ジュニョンLIVE2019『Songs for you』」を開催。大阪、北海道に続き3か所目となる東京・浅草公会堂でのコンサートが9/5に行われた。

 

ステージ前に行われた会見で、この日の公演の意気込みを語ったパク。

今日の公演は、関東の皆さんだけでなく九州や北海道など遠くから来られる方もいるとお聞きしていますので、みんなで全国を盛り上げるつもりで楽しく歌いたいと思います。

今ご病気で入院されている90歳の女性ファンの方から『普段テレビでジュニョンを見て力をもらっています』と手紙をいただきました。その方が今日会場に来られると聞いたので、ぜひぜひ僕ができる限り元気を与えられるステージにしたいです。

大阪でも北海道でも、皆さんと一つになって盛り上がれました。今日ももっと近く、一緒に参加できるようなステージを作りたい。皆さんとより近く、肌が触れているような気持ちで、一つになって盛り上げていきたいと思います

会場は満席。今か今かとファンが待ちわびる中、幕が開くと、紫のスーツに身を包んだパクが「皆さん、こんにちは。アニョハセヨ」と挨拶して登場。最新曲『永遠にサランヘヨ』に続いてデビュー曲『愛・ケセラセラ』を歌うと、早くも客席から「ジュニー!!」のコールが響き渡る。

2曲を歌い終えると「お越しいただき、ありがとうございます」と挨拶。デビュー時から楽曲提供を受けている作曲家・浜圭介氏への感謝の気持ちを述べ、「浜圭介先生に作っていただいた大切な指輪です。皆さん、見えますか?」と指輪を掲げて見せた。

アップチューンの『チャラ』でノリノリのダンスを見せ、一転『河口湖』をしっとりと聴かせる。

皆さんからのお手紙を読ませていただいて、僕は日本に来てよかったなと思います。ひとつひとつお返事は出せませんが、ステージで応えたいと思います」と、『あなたしか欲しくない』をたっぷりと情感込めて歌い上げ、さらにお客さんから「ジュニーー!!」の掛け声をかけてもらって『海鳴り』を熱唱した。

ここで一旦、袖にはけて、スーツのジャケットを脱いで登場。「汗をかいたので、シャワーを浴びてきました(笑)」とジョークで会場を沸かせた後、お客さんと一緒に振り付けを合わせて『ゴンドゥレ マンドゥレ』を披露。

ここでステージから客席へと降りて、お客さんと握手&ハイタッチをして触れ合う大サービスも。『ブリキの玩具』『離さない』を歌い終えると、「2階席まで飛んでいきたい気持ちです。熱くなりました」と興奮気味なMCで、さらに会場を熱く盛り上げた。

その後、同じ韓国出身の先輩歌手チョー・ヨンピルの名曲『釜山港へ帰れ』『想いで迷子』『紅い落葉』『窓の外の女』をカバー。

さらにスーツを着替えて再登場し、日本でも発売されて大ヒットした、パク・ヒョンビンの『シャバン シャバン』を披露。「この曲は盛り上がってみんなで楽しめる曲なので、皆さんと一つになりたい」と語っていた通り、会場はヒートアップ、ファン同士で一体感を楽しんでいた。

『Oh,My Julia』『東京…愛愁』を歌った後、MCで「日本に住んで9年目。全国どこに行っても人が温かいし、ご飯が美味しいです。日本で家族になってくれた皆さん、親孝行できるように頑張ります!!」と客席に感謝の言葉を投げかけると大きな拍手が起こった。ライブの最後は、しっとりとしたバラード『風の丘』に続き、「まだまだ頑張ることがいっぱいあるので、ぜひ応援よろしくお願いします。皆さんから生きる元気をいただいて、それを歌でお返ししたいです。最後の曲になります」と、再び『永遠にサランヘヨ』を歌って幕。

名残惜しいファンからすぐにアンコールがかかり、パクは黒いTシャツ姿で再び登場。

『涙の流星』では会場全体が「ララバイ~」の大合唱に。

最後は観客が総立ちになり、アップなナンバー『無条件』でステージは終了となった。

このライブツアーは、10/16兵庫、11/18愛知、12/11福岡、2020年1/27沖縄と続く。10/23には、韓国ドラマ主題歌・挿入歌のカバーアルバム『LOVE~韓国ドラマを歌う~』もリリース。「韓国語だけのアルバムが出るとは思わなかったので嬉しいですし、皆さんがどう聴いてくださるかも楽しみです。ツアーの後半では、このカバーアルバムからの曲も歌いたいと思っています」とのこと。今後の公演もますます目が離せない。

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