水森かおり 同い年の中野サンプラザでデビュー25周年目に突入!

2019.9.30

最新シングル「高遠さくら路」が10万枚を突破し絶好調の水森かおりが、25日に毎年恒例のメモリアルコンサート~歌謡紀行~を中野サンプラザにて開催し、ファン2000人を酔わせた。

オープニングは桜の映像が全面に映し出されたモニターの向こうにアカペラで水森が歌っている幻想的な登場でスタート。

そしてデビュー日と重なった当日、デビュー曲の「おしろい花」を披露。

 

「竜飛岬」から始まったというご当地ソングだが、「青森に何のゆかりもない人間が歌って、果たして受け入れてくれるかどうか心配だったが、皆さんとても温かく迎えてくれて、ほっとした」という思い出話も語り、これまでの歳月を振り返った。

 

司会はお馴染み、西寄ひがし。

水森とは同い年で、なんと会場の中野サンプラザも同い年とのこと。

そろそろサンプラザ同様、老朽化が進み修復工事に入る年頃だと自虐ネタで笑わせたが、春夏秋冬を歌で演出するコーナーでは、しっとりしたナレーションのもと、水森が大人の女性を演じきった。

 

そして大人の女性を演じ切るのに、新調したドレスを着用。

いつものプリンセスラインのドレスではなく、真っ白なマーメード調のドレスが2キロダイエットしたという身体を彩った。

ドレスをデザインした桂由美が客席で見守る中、「大人の女性だからジャンプはしません」と言い、嬉しいとジャンプしてしまういつものくせを封印して臨んだ。

今年の夏にリリースしたサンドウィッチマンとのコラボ曲「笑顔で遠まわり」を歌う前に

サンドの二人からのビデオメッセージを紹介。

水森さんも人生遠まわりせず、孤独死を防ぐためにもそろそろ幸せになって欲しい」との

コメントに“笑顔”で応えた。

そして、コンサートの終盤は去年の紅白歌合戦で魅せた“イリュージョン”を再現!

「水に咲く花・支笏湖へ」を歌いながらベッドに横たわり、布をかけられた体がみるみる宙に浮き、消えてなくなったと思ったら衣装チェンジまでしてセンターの階段の上にスモークと共に現れ、会場は大歓声に包まれた。

水森は「紅白の時より上手くいった」と自信に満ちていた。

ちなみに失敗は今まで一度もないそうだ。

 

「高遠さくら路」では「伊那の観光大使になり、全国各地の観光大使になってきているがさらに増やして行きたい」と意欲をみせ、「このメモリアルコンサートも全国各地で開催したいし、同じ事務所の氷川きよし君も20周年で歌謡界を盛り上げているので、一緒に歌謡界を盛り上げていきたい」とも語った。

また、年末の紅白については「出させていただけるなら何でも挑戦しますが、サンドとの歌も歌ってみたい」と25周年の意気込みを見せた。

提供:サンニュース

最後はファンの“かおりコール”が入る「笑顔の向こうで」で締めくくり全26曲を全身全霊で歌い切った。

いつも笑顔満開の水森だが、ステージで完璧な姿を見せるためには誰よりも早く会場入りして準備を整えるそうだ。この日も午後5時開演にも関わらず朝8時半に会場に入ったという。

“笑顔の向こう”に、たゆまぬ努力があってこその25周年目だと感じた。

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