新浜レオン 日経ホールでファーストコンサートを開催 「歌謡新時代の恋人♡きっと恋するうっとりボイス」を体感

2019.10.3

令和元年5月1日にデビューした新浜レオンが、9月23日(祝月)、日経ホールでファーストコンサートを開催。テーマカラーであるグリーンのTシャツや同色のスカーフを身につけた女性ファンが詰めかけ、会場は爽やかな緑色に染まった。コンサート開始時刻になり客電が落ちると、暗闇にたくさんの緑のペンライトがゆらゆらと光り、「キャー!レオン!!」の声が響く。

デビュー曲『離さない 離さない』の鮮烈なイントロが流れ、レオンがグリーンのジャケットを身にまとって颯爽と登場。ステージに立つ彼のバックに流れる映像も、グリーンを基調に黒や金でキラキラとゴージャスに彩られている。続けて歌ったのは、森田公一とトップギャランの大ヒット曲『青春時代』。軽快なステップを踏みつつ右へ左へとステージを動き回り、声量も十分だ。そして、坂本九の『明日があるさ』を表現力たっぷりに歌唱。すでに盛り上がった会場は、「みなさん、ご一緒に!」の掛け声に応えて歌うファンの熱気でいっぱいだ。

みなさん、本当にありがとうございます。改めまして、2019年9月23日、僕のファーストコンサートにお越しいただき、心からお礼申し上げます。短い間ではありますが、精一杯心を込めて歌います。最後まで応援よろしくお願いします」と元気に挨拶した後、デビューシングルのカップリング曲『心奪って』を情熱的に歌い上げた。

一旦下手へはけ、光沢のある黒いジャケットに着替えて登場。フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』でおなじみのフリーアナウンサー・広瀬修一とのトークコーナーとなった。広瀬も野球経験者だったことから、「彼はお尻が大きいです。楽屋で触らせてもらいました」と客席の笑いを誘うレオン。そして『新浜レオン HOP  STEP  JAMP!〜令和に飛ぶ〜』と題した、デビューから今日までの軌跡を紹介したVT Rを流し、

毎年初詣に出かけていた成田山でデビューイベントをしました。キャンペーンでは地元千葉からスタートして全国を回りましたが、僕の力不足で会場に7名しかいなかったことも……。これは演歌歌手である父(高城靖雄)の教えですが、お客様が1人でも100人でも1万人でも魂を込めて歌う〈1曲入魂〉の思いを新たにしました

フジテレビ『ノンストップ』『めざましTV』などでも取り上げられたこと、初のレギュラー番組『はじめまして!僕、新浜レオンです!!』(チバテレ)を持ったこと、演歌・歌謡曲専門誌『ミュージックスター』の表紙になったことなど、デビュー以来のさまざまな出来事を振り返った。サンリオとコラボしたオリジナルキャラクター「れおすけ」や、YouTubeで新番組がスタートしたことなども駆け足で紹介、「YouTubeでは、僕に歌ってほしい曲を募集しています。イベント会場でもリクエストboxを置いていますので、よろしくお願いします」と締めくくった。

後半は、坂本九の『見上げてごらん夜の星を』で幕を開けた。アコースティックギターとキーボードを従えてしっとりと歌い上げる。れおすけが窓から星を眺めているバックのイラストが可愛らしい。メンバー紹介を経て、次の曲『涙そうそう』(夏川りみ)のイントロが流れた途端、ファンに人気の曲らしく客席からどよめきが起こる。豊かな声量で伸びやかに歌い上げたかと思えば、かすかにこぶしを効かせる。それが曲に力強さを与え、レオン流の『涙そうそう』になっていた。続いての曲は『上を向いて歩こう』(坂本九)。客席の手拍子に合わせ、リズミカルに歌う。ここで上着を脱いて黒いシャツとベスト姿に。

ありがとうございます。みなさんに振っていただいているペンライトもよく見えます。日々さまざまな出来事が起こる中で、この会場にいらしていただいたことを、本当に感謝します

全国でさまざまなイベントを経験させていただきましたが、事務所の大先輩、大黒摩季さんの歌で、僕の大好きな『あぁ』という曲があります。そして、選びきれないほどいただいたリクエストの中から、最も票が多かった野口五郎さんの『私鉄沿線』。2曲続けて歌います

大黒摩季のヒット曲『あぁ』を堂々と爽やかに熱唱。続いて、『私鉄沿線』を表現力たっぷりに歌い上げた。1番が終わると自然に拍手が沸き起こり、会場全体が彼の歌に聞き惚れていることが伝わってきた。

その後「今日は本当にありがとうございました。また会いましょう!」と曲タイトルに引っ掛けて『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)を歌い上げ、退場。程なく起こる「アンコール!」の声と手拍子。「レオン」「アンコール」の声がいつしか「レオン」に統一され、そして「レオン」「レオン」「あ、そーれ♪ レオン」となぜか合いの手が入り、客席が一体となったその時、白シャツ、ジーンズ、白スニーカー姿のレオンが登場。前髪を下ろしたヘアスタイルにチェンジしたせいで若さが際立つ。

このステージに立てる喜びを感じます。本当に嬉しいです! それにしても、『レオン、あ、そーれ♪』って何?(笑)」との言葉に客席は大笑い。

 

続いて、観客とスタッフに感謝の言葉を述べた。

今日でデビューして4カ月と23日。1日1日が濃くて、時間が過ぎるのがあっという間でした。これからも、応援してくださるみなさんがいて、新浜レオンがあるということを、忘れずに歌っていきたいです。それでは小さい頃から好きだった、憧れの西城秀樹さんの『ブルースカイブルー』を歌います

長身を生かしたステージアクションと、堂々とした歌唱力で観客を魅了。曲が終わると深々とお辞儀をし、

最後に一緒にいきましょう!

コンサート最後の曲は、もう一度、デビュー曲『離さない 離さない』。客席にまんべんなく手を振り、ステージ狭しと動き回りながら熱唱。

本日は本当にありがとうございました。新浜レオン、まだまだ発展途上ではありますが、今日という1ページができたことを感謝します。今後ともよろしくお願いします

すぐに席を立たずにペンライトを振り続ける観客。彼は「ありがとうございました!」とお辞儀をしながら、客席に背中を向けることなく後ずさりで退場した。会場を熱気の渦に巻き込んだ新浜レオン。今、最も期待が集まる新人の一人だ。

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