水森かおり 長野・高遠城址公園で開催の「高遠城址もみじ祭り」にて、歌の舞台では年内最後の歌唱イベント

2019.11.5

デビュー25年目を迎え、最新シングル「高遠 さくら路」(徳間ジャパンコミュニケーションズから1月22日発売)=カップリング曲とジャケット写真が異なるA~Dタイプ、冬の特別盤の5形態で発売=が10万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(46)が2日、同曲の舞台になっている長野・伊那市の高遠城址公園で開催の「第18回高遠城址もみじ祭り」で、歌の舞台では年内最後となる歌唱イベントを開いた。

 

高遠城址公園は「日本100名城」に選定され、日本三大桜の名所として有名だが、秋の紅葉シーズンも例年11月上旬から中旬にかけて約250本のカエデが色づく風光明媚な公園として全国から多くの観光客が訪れている人気スポットだ。

 

この日は、今月10日までの9日間にわたって開催される「高遠城址もみじ祭り」=「高遠そば」新そばまつり、山麓一の麺街道フェスタ、高遠城址おもてなしくじ、菊花展など数々のイベントを実施=の初日で、「伊那市観光大使」(23カ所目の観光大使)を務める水森がゲストに招かれ、ミニステージを披露することになったもの。

桜が満開の4月23日、「さくら祭り」の最中に新曲発売イベントで、大ヒットを願って同地固定種の7年桜「タカトオコヒガンザクラ」を記念植樹した同公園を訪れた水森は、特設ステージ前に大勢のファンが詰めかける中、「今年1月に『高遠 さくら路』を発売させていただいてから何度も県内各地、伊那市、高遠のほうにもたくさんおじゃまして皆さんの前で歌わせていただきました。今日が、この高遠で歌わせていただく年内最後のステージになります」とあいさつし、最新曲「高遠 さくら路」をはじめ、前作シングル「水に咲く花・支笏湖へ」、2003年発売の代表曲「鳥取砂丘」、ニュー・シングルCタイプのカップリング曲「笑顔の向こうに」など全4曲を熱唱した。

 

その中で、17回目のNHK紅白歌合戦について「『昨年まで16年連続で紅白の舞台に立たせていただきましたが、今年も17回目の出場を目指してずっと頑張って歌ってきましたので、もし選んでいただけたらこの『高遠 さくら路』で歌い納めがしたいです」と意気込みを語った。

 

また、今年の「日本作詩大賞」(12月14日のBSテレ東で18時半から生放送)「高遠 さくら路」を作詩した伊藤薫さんが大賞にノミネートされたことを報告し、「改めてそういった素晴らしい歌を歌わせていただいているんだと、私もうれしく思います。その作品を歌わせていただいている歌手として、伊藤薫先生が作詩大賞を受賞できるように最高の歌唱ができるように頑張ります」と期待を寄せていた。

 

歌い終わって、「今日は、すごく楽しかったです。私に期待してくださる地元の皆さんのキラキラした目を見ながらぐっとくるものがありましたし、皆さんの思いにこたえたいなと強く思いました。何よりも皆さんがこの『高遠 さくら路』を一緒に口ずさんでくださっていたのに感動して、うるうるきてしまいました」と話していた。

 

なお、今年9月25日に行われたメモリアルコンサートの様子を収めたDVDが来年1月1日に発売が決定している。

(提供:サンニュース)

関連キーワード