北島三郎ら第一興商グループ所属アーティストが豪華競演 「令和・歌の祭典2019」開催で5000人が熱狂

2019.11.12

第一興商グループ(日本クラウン、徳間ジャパンコミュニケーションズ)によるグループ会社合同イベント「令和・歌の祭典2019」が12日に東京国際フォーラム・ホールAにて開催され、北島三郎をはじめ吉幾三や鳥羽一郎、南こうせつ、イルカ、純烈など大御所から若手までグループ所属アーティストらが一堂に会した。

 

このコンサートは、新しい令和の時代に夢と希望を歌のチカラで担っていくというグループの思いが込められたものとなっており、会場には5000人もの観客がその豪華競演を目に焼き付けようと駆け付けた。

本番前の公開リハーサルでは一部出演者たちが『まつり』を熱唱し、北島三郎もいまだ衰えぬ圧倒的な歌唱を披露した。

北島のおやじがいるとみんな集まるんだよ」と吉幾三が語る通り、出演者は多忙な人気アーティストばかり。そんな面々が一堂に会したことについて北島三郎は「時代とともに歌う世代も変わっていく中でこうやって、みんなで肩を寄せ合って歌えるのは最高に楽しい」と喜びを噛みしめるとともに「今、歌えるのは大勢のみなさんがご支援頂いているおかげ」と、観客らにも感謝の意を示した。

同じステージに立ちながらも、北島三郎を尊敬する気持ちはみな同じ。

南こうせつは「1970年にかぐや姫としてクラウンレコードに入った。それまでは北島さんや水前寺さんを筆頭とした演歌歌謡曲中心のレーベルの中、ロックやフォークのジャンルでの活動をしていた私たちにも制作の部屋などでお会いした際はとても親身にしていただいた」と北島三郎との思い出を語った。

また、MCを務めた森口博子(キングレコード所属)はリハーサルで聞いた北島三郎の歌声に思わず涙してしまったと話す。

バラエティでご一緒するときはサブちゃんさんと(親しく)呼ばせて頂いているのですが、今日歌声を聴いたとき、その魂の声に思わず涙してしまいました。ブレスの時に背筋がパンッと動いたのを見た時に人生をみたようでとても感動してしまいました

 

最後に北島三郎は若手一人一人の顔を見つめながら「新人がでてきて本当にうれしい」と話し「また来年もやりたいなあ」と希望を語った。

「令和・歌の祭典2019」出演者

北島三郎、吉幾三、鳥羽一郎、南こうせつ、イルカ、 キム・ヨンジャ、松前ひろ子、松原のぶえ、城之内早苗、 三山ひろし、北島兄弟(北山たけし・大江裕)、純烈

(以下五十音順) 朝花美穂、一条貫太、岩佐美咲、 海蔵亮太、川上大輔、川野夏美、こおり健太、島あきの、 瀬口侑希、中澤卓也、中村仁美、西田あい、ハン・ジナ、彦と涼一座、藤井香愛、二見颯一、松尾雄史、みちのく娘! (工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)、MILLEA

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