福田みのるが地元・熊本市でクリスマス・ディナーショー開催 熊本城のしゃちほこ設置に立ち合い大感激

2019.11.29

徳間ジャパンコミュニケーションズ移籍第1弾シングル『追憶(おもいで)はいつも雨』(詞・かず翼、曲・田尾将実)がロングセラー中の演歌歌手・福田みのる(62)がこのほど、故郷、熊本・熊本市のレストハウス、STAR LIGHTでクリスマス・ディナーショーを開いた。

 

約150人の熱烈なファンが詰めかける中、「今日は、僕が生まれたこの熊本市でクリスマス・ディナーショーを開くことができてうれしいです。最後まで楽しんでいってください」とあいさつし、平尾昌晃さんが彼のために書き下ろした『人生はカーニバル』をはじめ、クリスマスソング『ホワイトクリスマス』、昭和のカバー曲から『時代』『六本木ララバイ』、オリジナルナンバーから『つくしんぼ』『大分~Oita~』『団塊世代』、それに最新曲『追憶はいつも雨』など全20曲を熱唱。

 

先輩歌手の水前寺清子から「私と同じ熊本出身の福田くん。今日は一生懸命、ファンの方の前で歌ってください。私も陰ながら応援しています」というお祝いメッセージも届き、感激の福田は「熊本城もようやく復元してきましたので、それと共に僕も前向きに一歩一歩頑張っていきたいと思います。来年春には新曲を発売させていただく予定ですので、これからも皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします」と語った。

 

そして、そのディナーショーの前日には熊本城を訪れ、同城の小天守に「しゃちほこ」(幅38㌢、奥行き60㌢、重さ約70㌔)が設置されたのを見て、目を輝かせた。

熊本地震から約3年7カ月ぶりに大小天守のしゃちほこ4体がそろい、地元の人はもちろん、観光客らも喜んでいるが、なかでも福田の喜びはひとしお。

というのも熊本市の人気観光スポット「水前寺公園」の近くに生まれ、幼いころから同公園を自分の家の庭のようにして遊んでいた彼には熊本城は特別な存在だったそうで、「熊本市民にとって、熊本城はまさに聖地とも呼べるところでして、その熊本城が地震で崩壊したときは悲しくてたまりませんでした。でも、こうして復旧工事が進む様子を見るたびに元気がわいてきます。ようやく大小天守4体の〝しゃちほこ〟がそろい、あと少しで元の姿に復元されると思うとワクワクしてきますね」と笑顔で話していた。

 

(提供:サンニュース)

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