中村雅俊が45周年記念コンサートツアーの東京公演を中野サンプラザで開催 小椋佳と松山千春のカバー曲も披露

2019.12.16

今年でデビュー45周年を迎えた俳優で歌手・中村雅俊(68)が14日、東京・中野区のサンプラザホールで「45th ANNIV.CONCERT TOUR 2019『ON and ON』Vol.3」と銘打ったコンサートツアーの東京公演を行った。

 

この日は、9月29日の大阪・NHK大阪ホールからスタートした全国11カ所ツアーの10カ所目となる東京公演で、翌15日の愛知・名古屋市公会堂 大ホールでファイナルを迎える。

約2000席の会場は、熱烈なファンで満席の中、得意のサックス演奏でオープニングの幕を開け、大ヒット曲から『心の色』『恋人も濡れる街角』を歌った後、「毎年12月になると、ここ中野サンプラザホールでコンサートをやっていまして、今年のツアーも明日の名古屋でおしまいです。今年(のステージ)は、あとディナーショー=12月19日に岐阜グランドホテルで開催=がありますが、コンサートも本数が少なくなってくると寂しくなる感じです。オレが歌ったら感動するフリ、楽しいフリをしてくれたら中村、調子に乗りますから(笑)。今日は2時間半ぐらいやりますので、皆さん、ついてきてください」とジョークを交えながらあいさつ。

 

続いて、先ごろテレビのバラエティー番組で話題を呼んだ『ウィスキーの小瓶』=みなみらんぼうが作詞・作曲。デビュー曲としてレコーディングしたが、その後、お蔵入りになった幻のデビュー曲=、コンサートでは初披露となる小椋佳のカバー曲『少しは私に愛を下さい』、同・松山千春のカバー曲『恋』、1974年発売のデビュー曲『ふれあい』、それに最新シングル『だろう!!』(東建コーポレーション イメージソング)など、メドレーを含めて全27曲を熱唱。楽しいトークも披露しながら最後まで客席を魅了した。

現在、好セールス中のデビュー45周年記念オールタイムシングルベスト盤「Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes! on the way~」(全57曲収録)が日本コロムビアから7月1日に発売。

 

その7月に東京・明治座で45th アニバーサリー公演(芝居&LIVEの2部構成)を上演。同公演の半ばの7月15日には、一日限りのスペシャルライブを開き、松山千春と小椋佳がゲスト出演し、大きな話題を呼んだ。

 

今年は、例年にも増して精力的に活動してきたが、来年もスケジュールは目白押しで、1月からスタートするテレビ東京系ドラマBiz「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」にレギュラー出演。また、1月から撮影が始まる2021年全国公開予定の映画「猫の駅長」に主演が決まっている。

 

(提供:サンニュース)

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