紅白リハ2日目!二大パワフルボイスがピアニストとコラボ! “天童よしみ×Matt” “島津亜矢×清塚信也” 

2019.12.29

2020年12月31日(火)19:15~生放送の「第70回NHK紅白歌合戦」。令和初となる紅白の舞台を盛り上げるべく、出演歌手陣によるリハーサルがスタートしている。
「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白に掛ける意気込みをNHKホールからお届けする。
今回は女性演歌界の二大パワフルボイス「天童よしみ」と「島津亜矢」。


いよいよ明後日に迫った紅白歌合戦。
曲も曲順も発表になり、リハーサルが次々と行われている。

今日は天童よしみが「大阪恋時雨」をソウルフルに歌い上げた。
なんとピアニストMattとの競演だ!
Mattは初の紅白。「話があった時はびっくりしたが、天童と一緒なので安心感がある」と話した。


最後に天童がMatt化された画像がバック大きく映し出されると、天童がじっとみつめて驚いた様子だった。
「誰!?」と思ったそうだ。Matts自身が加工したようだが、楽屋で天童とは美容トークも盛り上がっているらしい。
本番ではこのMatt化された画像に近づくようにメイクをすると意気込んだ。

 

そして歌怪獣こと島津亜矢は去年の「時代」に続き、同じく中島みゆきの「糸」だ。
島津といえばカバーアルバムが大人気で、演歌のみならず様々な楽曲のカバーアルバムを出している。この「糸」も2015年にリリースした「SINGER3」の中に収められている一曲だ。


今年大ブレークした清塚信也のピアノ伴奏だけの演出が歌怪獣の声を引き立たせた。
島津は清塚氏のピアノの音色を楽しみながら歌いたいと語った。

セットは宇宙をイメージした漆黒の闇の中に無数の星が降り注ぐ映像。
本番ではここに紅色の振り袖で登場する予定だ。
広い宇宙の中で、今ここに生まれた不思議や愛する人たちとの巡り合わせが歌詞と相まって感じられ、自然に涙があふれる。
5年連続で6度目の出場となるが、やはり紅白は特別な舞台だという。命がちぎれるほど緊張するそうだ。
「演歌歌手の誇りは持ちながら他のジャンルも一生懸命に歌いたい。今歌手としてとても
幸せを感じている。形にはまらず楽しみたい。」と話した。


昨日の氷川きよしもそうであったように、歌の世界もどんどん枠がなくなり進化してきている。

演歌界の、いや女性歌手としての二大パワフルボイス、どんなステージになるのか。
耳を澄まし、目を凝らし見届けたい。


<放送予定>
■第70回NHK紅白歌合戦
■総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第1
■12月31日(火)19:15~23:45
※5分間の中断ニュースあり

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