2/5デビューの歌謡界期待の新人・青山新に、山本譲二が「情熱と魂を込めて歌え」と熱いエール

2020.1.29

2020年2月5日にテイチクレコードよりデビューする青山 新(あおやま しん)が、1月29日に芸名にちなんだ東京・青山の地でマスコミ向けのお披露目会を行った。
青山は、テイチクエンタテインメント創立85周年および、所属事務所である芸映創立60周年の記念アーティストとしてデビューする歌謡界期待の新人。大きなプレッシャーを背負ってのデビューを応援するべく、テイチクレコードの先輩でデビュー45周年を迎える山本譲二も会場に駆けつけた。

カラオケ教室に通っていた祖母の影響で幼い頃から演歌・歌謡曲を聴いていたという青山は、中学2年生のときに出場したカラオケ大会がきっかけで作曲家・水森英夫に弟子入りし、5年間の修行を経ていよいよ来月2月5日(水)にデビューする。デビュー曲となる『仕方ないのさ』は、昭和の香り色濃い哀愁歌謡。オリジナルのエンブレムを胸にあしらった学生服風の衣装で登場した青山は、やや緊張した面持ちながら、爽やかな歌声とルックスでフレッシュにデビュー曲を披露した。

「大人な歌詞だが、自分が夢に向かっていくために恋愛は”仕方ないのさ”と諦める歌と自分なりに解釈して歌った」という青山は初披露を終えて、「5年間修業してやっとデビューさせていただけることになりとても気合いが入っている。“スゴイやつが来たぞ”と思ってもらえるように、ひとつひとつのステージを大切に歌っていきたい。今日は緊張もしたが、スタッフの方から思い切り歌えと言ってもらったので、力を込めて熱唱しました」とデビューに賭ける熱い想いを語ってくれた。

 

この日はデビュー曲のほか、テイチクレコードや所属事務所・芸映の先輩たちの楽曲カバーもメドレーで披露。西城秀樹の『情熱の嵐』はあどけなさを残しつつも伸びやかで若々しい声で爽やかに、岩崎宏美の『思秋期』では青春独特のひりひり感をバラードで聴かせ、角川博の『女のきもち』ではしっとりとした女唄の世界感を表現、最後に山本譲二の『みちのくひとり旅』を男臭く力強く歌い上げ、表現の幅広さを見せつけた。

青山新の”青”とテイチク”85”周年にちなんで、青いバラ85本の花束を持って応援に駆け付けた山本譲二も、「おい新、俺よりうまく歌うなよ(笑) 俺が19歳のときと比べてもはるかに上手。これから歌えば歌うほどさらに磨かれていくと思う」と青山の実力に太鼓判を押した。

さらに芸能界で成功するためのアドバイスは?と記者から聞かれた山本は、「39年前に北島の親父(北島三郎)に同じ質問をしたことがあるが、その時に親父から”そんな秘訣なんてないよ、ただ一つだけ言えるならば<人間性>かな”と言われた。この言葉をそっくり青山新に伝えたいと思う」と自らのエピソードを交えて語り、「色んな人から可愛がってもらえるように、今の気持ちを忘れることなくやってほしい」とアドバイスした。

すでに山本の番組で共演を果たしている2人。収録では一発芸をやらされたという青山だが、この日も山本の無茶ぶりを受けて瀬川瑛子のモノマネを披露することに。山本からのフリに何度も応えた青山だったが、最後にはもう勘弁してくれと言わんばかりの笑い泣きな場面も。早速大先輩・山本から可愛がられている様子で、芸能界でやっていくための”人間性”は備わっているよう。

当面の夢は地元・浦安でのソロコンサートだと語る青山。テイチクレコード85周年、芸映60周年という大きな期待を一身に背負ってのデビューとなるが、「素晴らしいチャンスを活かせるよう焦ることなく、ただただ情熱と魂を込めて一生懸命歌っていってほしい」という山本のエールを胸に、いま期待の新人が大きく船出する。


■青山新(あおやましん)プロフィール
・生年月日:2000年5月30日
・血液型:O型
・身長:170cm
・出身地:千葉県浦安市
・趣味:サッカー、ギター、絵、書道、UFOキャッチャー、ビリヤード
・特技:サッカー、模写、ソフトクリーム
・好きなスポーツ:サッカー、卓球
・好きな食べ物:肉、蟹、えび、豚骨ラーメン
・好きな歌手:青江三奈、八代亜紀、前川清、山本譲二
・初めて歌った曲:門倉有希「ノラ」(当時5歳)
・初めて人前で歌った曲:坂本冬美「また君に恋してる」(当時小学4年生)

■デビュー曲「仕方ないのさ」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
2月5日(水)発売
(カップリング曲「青春プロローグ」作詞:岸かいせい 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお)
CDS:TECA-20001(¥1,227+税)

※プロモーションビデオを収録したDVD付きも同時発売!
CDS+DVD:TECA-20002(¥1,409+税)

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