中村美律子が『鬼の背中』発売イベント 筋肉美を誇るグループ「マッチョ29」のメンバーが応援に

2020.2.27

今年でデビュー34周年を迎えた演歌歌手・中村美律子(69)が、ニュー・シングル『鬼の背中』(詩・紙中礼子、曲・花岡優平)をキングレコードから2月26日に発売したのを記念して翌27日、東京・文京区のキングレコードYFビル内で新曲発売イベントを開いた。

 

新曲のタイトルにある「鬼」とは、家族を守り続けた頑固者で仕事一筋だった夫のことで、家族のために働き続け、娘も嫁ぎ、夫婦2人きりになり、その背中が寂しそうだという女性の立場から男性への思いをうたった作品だ。

 

そんな異色タイトルの新曲のお披露目に、筋肉で日本を笑顔にするエンターテインメントグループ「マッチョ29」(マッチョ・トゥエンティナイン)=現在は10人編成=と、歌で日本を笑顔にする中村美律子とのコラボで発表会を行ったもの。

そのマッチョ29から菅原辰馬、菊地翔也、レストレポという筋肉美で人気のメンバー3人が応援に駆けつけ、彼らの筋肉美を見た途端、中村は「わぁ、すごい筋肉だわ~」と目をキラキラさせながら新曲を楽しそうに披露した。

 

一人ひとりの逞しい肉体を眺めながら「ちょっと触らせてもらってもいい」と聞きながら彼らの腕に触れると、その弾力のある筋肉に大感激。その後、3人からお姫様だっこまでされて、「わぁ、すてき! いい歌を出させてもらいました」と上機嫌。

 

そして、「さっきからドキドキ、興奮しています」と目を輝かせながら「お姫様だっこは、気持ちがいいものですね。(彼女を抱っこした)彼が大きかったので、よけい安心してだっこされてもいいかなと思いました」とニッコリ。

 

今度の新曲は「奥さんがだんなさんのことを見て言っている詩なんですけれど、主人公はだんなさんで、それが鬼の背中です。昔から怖くて、怒鳴ったり、うるさい父ちゃんだった人が、年齢と共にまるくなってきて、このごろは寂しそうだなという気持ちをうたった歌です。節分の鬼ではないですが、2月の発売というタイミングが重なり、いい感じだなと思っています」。

 

自らも週に2回のペースでジムに通って体を鍛えているそうで、「中村美律子って元気印のイメージがすごくあって、しっとり歌うというよりは、跳ね回って歌ったり踊ったりしているほうが私らしいなと思うので、毎回、ジムに通って頑張っています」。

 

3月には関東と関西でキャンペーンがあり、5月17日に名古屋・御園座でコンサート、10月12日に東京・新宿文化センターでコンサートを開催。また、12月には大阪・新歌舞伎座で「中村美律子の令和の乾杯!!トークそんぐ 劇場版」を上演予定など、続々とスケジュールが決まっているが、昨今の新型コロナウイルスの影響でキャンペーン2本が中止。

 

多くのファンをがっかりさせているが、「仕方ないです。誰のせいでもないですから……。一日も早く終息することを願っています。鬼が退治してくれたらいいですね。皆さんが『鬼の背中』を聴いて元気になってくれたらうれしいです」と話していた。

(提供:サンニュース)

関連キーワード