「Technics」とBBCラジオDJニック・ラスコムがタッグ 80年代日本のUrban Popsを特集した映像が公開

2020.7.29

1970年代から、また現在でも国内外で愛されているターンテーブル「SL-1200MK」を生み出した〈テクニクス〉と 日本の音楽をこよなく愛する、英国BBCラジオのDJニック・ラスコム氏がタッグを組み、ニック氏が80年代のミュージックカルチャーを語る“Nick Luscombe Presents TOKYO DREAMING Radio”が本日公開された。

本映像は、ニック氏がキュレーションしたアルバム“TOKYO DREAMING”が、日本コロムビアから本日(29日)リリースされるのを記念して公開されたもの。クラブやライブハウスと協力しつつヴァイナル(アナログレコード)オンリーのDJセットを配信する「ヴァイナル プレイグラウンド(VINYL PLAYGROUND)」の始動などでも話題となったテクニクスサウンドトレーラー内のDJブースで撮影された。

 

坂本龍一『千のナイフ』をはじめ、オリジナルレコードのジャケットを手に、アルバム収録曲をラジオ番組形式で紹介する映像は、リアルタイムで80’sを知る音楽ファンにも、そうでない世代にも楽しめる内容になっている。

ニック氏が語る日本の80年代のミュージックカルチャーと、それをかたちづくるのに重要な役割を担った“メイド・イン・ジャパン”のオーディオ・テクノロジーに対する考察などは 近年の海外における日本音楽ブームを考えるうえでも興味深く、テクニクス「SL-1200MK」のターンテーブルで回る80年代の音楽は2020年の今聴いても新鮮な輝きがある。

<ニック・ラスコム プロフィール>

イギリスのラジオDJ。世界中のあらゆる地域から良い音楽を発掘し、ラジオやDJを通して世界に発信しているミュージック・インフルエンサー。1999年から様々なラジオ番組の選曲を担当し、2010年よりBBCラジオの人気音楽番組『Late Junction』のDJを担当。その他、iTunesの音楽編集者とロンドン現代美術研究所の音楽ディレクターを兼任。音楽、建築、記憶、体験を融合した国際的なサウンドプロジェクトであるMusicityの創設者でもある。2019年10月より翌年3月までTOKYO FM『DEMYSTIFY』のパーソナリティを担当していた。

<リリース情報>

2020/07/29発売
Nick Luscombe presents TOKYO DREAMING
COCP-41172 ¥2,300+税

<収録曲>

1.THE END OF ASIA / 坂本龍一
2.心臓の扉 / マライア
3.SELF CONTROL / 朝本千可
4.TREASURE HUNTER / 深町純
5.わたしのバス / 村田有美
6.RAINY DRIVER / 当山ひとみ
7.いってモナムール / 清野由美
8.東京 / 古家杏子
9.チャイナタウン・ローズ / 伊藤かずえ
10.TOKYO JOE / 渡辺香津美
11.ジェニーはご機嫌ななめ / ジューシィ・フルーツ
12.SOUL LIFE / 近田春夫&ビブラトーンズ
13.HEARTBEAT / カラード・ミュージック
14.ROOM / 坂田明
15.セミ取りの日 / 清水靖晃
16.THE WORD II / セキトオ・シゲオ

<配信リンク>

https://VA.lnk.to/EAADlq