細川たかし 杜このみとともに日本酒イベントで久々のステージ歌唱 一番嬉しい酒の肴は愛弟子の妊娠

2020.8.11

今年芸道45周年を迎えた歌手の細川たかしが11日、“未来の日本を楽しくさせる日本酒イベント”「TOKYO SAKE FESTIVAL2020」(8/11~16開催)に、広報大使/アンバサダーとして同イベントのオープニングセレモニーに出席した。

 

他出席者らと共に鏡開きを行った細川は「無事に(このイベントを)開催できてよかった。コロナに負けないように頑張りましょう。そしてこの素晴らしいお酒を世界に広めていきましょう」と日本酒をしっかりとPR。本イベントの広報大使/アンバサダーとしての責務を全うした。

 

そして、その後に行われたミニステージでは愛弟子の杜このみも登場し、『浪花節だよ人生は』をデュエットで披露。

杜といえば最近、大相撲・高安関との入籍、そして妊娠を発表したばかりで行われた囲み取材ではその話題で持ち切り。

最近一番嬉しかった酒の肴を聞かれると「愛弟子の杜このみに赤ちゃんができまして。高安も喜んでるのでは」と笑み。

”男の子が産まれたら相撲取り、女の子が産まれたら演歌歌手にしたい”という杜の発言について「まだどちらが産まれるか分からないですが、どちらにしても儲かるのでは」と冗談を交えながら答えつつ、高安関についても聞かれると「何回も会っているがおとなしい性格。このみの方が強いのでは。二人の会話を聞いているとかかあ天下のような感じですね」とウラ話も飛び出した。

 

細川の愛弟子といえばもう一人、彩青がいる。自粛中にお酒の量が増えたか聞かれた際「弟子の彩青が仕事がなくなったというものだから家に呼んで三味線を弾かせてた。彩青の三味線を聴いたり、自宅のカラオケで自分の歌の歌詞を間違えないように練習して過ごしていたら彩青の三味線の腕も上達していてね」と、しっかりともう一人の愛弟子の話題も出す優しい師弟愛も垣間見られた。

 

ミニステージではデュエットの他にそれぞれの持ち歌を披露。

杜は日本酒のイベントということで『のぞみ酒』と最新曲『郷愁おけさ』(6月17日リリース)を披露。

久しぶりに皆さまとお会いできて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。北海道札幌市出身、酒屋の娘・杜このみです!」と挨拶の後、自身の口からも「報道にあります通り、人妻になりました。そして、妊娠4か月ということで不安な気持ちもありますが幸せな気持ちになり、そして歌手としましては母になって更にパワーアップした姿を子供に見せていけるように、また応援して下さる皆さまに恩返しできるように、応援していてよかった思ってもらえるような演歌歌手になっていきたいと思います!」と報告、そして今後の歌手活動への意欲も示した。

その後の細川のステージでは『心のこり』、『北酒場』、『矢切の渡し』と代表曲を次々と披露する豪華なものに。

そして最後は古関裕而氏の作曲により1949年に発表された昭和初期の名曲『イヨマンテの夜』を歌い継ぐ形でリリースした最新曲『2020イヨマンテの夜』を披露して幕を閉じた。

『イヨマンテの夜』について、「(歌うには)高いキーと声量が必要な非常に難しい曲。ただ、名曲なので、レコーディングして残したい、歌い継いでいきたいという思いでリリースに至った。後輩にも歌い継いでいって欲しい」と話す、細川にとって思い入れの強い最新リリース曲。そんな楽曲をデビュー45周年の記念曲として、各地で披露したいはずだがコロナウイルスの影響でコンサートの開催が難しい現状。そんな状況でも「45年で辞めるわけではないですから。一つの通過点としてこれからまだまだ声が出る限り頑張って歌っていきますから」と、悔しい表情を見せないところにもやはり、愛弟子の吉報は影響しているかもしれない。

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