パク・ジュニョン 生バンドによる初のネット配信コンサート開催で13曲熱唱 「応援して下さる方の気持ちは届いている」

2020.8.25

韓国出身の歌手、パク・ジュニョンが、24日(月)自身初となるネット配信ライブ「オレンマニムニダ!~お久しぶりです~」を開催した。

 

今年2月26日(水)に新曲『海に語りて』を発売し、精力的にキャンペーンやイベントを行おうとしていた矢先、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ほぼ全てが中止や延期を余儀なくされた。
普段からファンと接しながら絆を深めてきただけに、この半年は耐える日々であったが、「ネット配信コンサート」という新たな試みをパクも心待ちにしてきた。

コンサートは『河口湖』からスタート。生バンドでのコンサートは半年以上ぶりということもあり、本人の気合も十分に感じられる。そしてオリジナルとは一味違った“ギター・ピアノ・パーカッション”アレンジがパクの歌声を美しく引き立たせ、見応え聴き応えのあるステージだ。

配信コンサートは初めての経験で、ワクワクドキドキ楽しみにしていました。このような新しい形で皆さんにお届け出来て嬉しいです。目の前にいらっしゃるように感じながら楽しみたい」と挨拶。新曲『海に語りて』や、そのカップリング曲で、生で披露するのは今回が初めてという『昼も夜も真夜中も』などを熱唱した。

チャット機能を使い、ファンからのコメントメッセージや質問を受け付け、それをコンサート内で紹介するというネット配信ならではの交流も。
ファンから届いた「ジュニーかっこいい!」「サイコ―!」といったコメントを読み上げ、「褒められると照れますね」と嬉しそうに笑った。

全13曲を披露したパクは「今日はとても楽しかったです。またこのような配信コンサートもやりたい。そして早く皆さんの目の前で歌いたいという気持ちでいっぱいです。その日を楽しみに、今できる事を頑張っていきたいと思います」と決意を語った。

新型コロナウイルスの感染状況は未だ予断を許さず、これまで通りにファンを目の前にしたイベントやコンサートを行えるのはもう少し先になるかもしれない。
そんな中でも、このように配信ライブを行ったり、自身のyoutubeチャンネルで趣味である熱帯魚育成の様子や得意料理を紹介したりと、新たな挑戦も行っている。
来たる8月29日には配信コンサートのアフターパーティーとして、パク・ジュニョンオフィシャルYouTubeチャンネルにて生配信トークライブも実施予定だ。

直接は会えなくても、応援して下さる方の気持ちは届いているし、心をひとつに楽しむことができる!

今回のネット配信コンサートでは、今できる事を精一杯、前向きに取り組むパク・ジュニョンの想いを伝えることができたのではないだろうか。
10月には昨年発売し、好評だった韓国ドラマ主題歌カバーアルバムの第2弾『LOVEⅡ~愛の不時着~』(10月7日発売予定/KICX-1119/¥2,727+税)のリリースも控えている。直接会える日を楽しみにしながら今後の配信での活動や新譜からも目が離せない。

(左から)ピアノ・コーラス・アレンジ:杉山ユカリ、パク・ジュニョン、ギター・コーラス:向井謙一郎、パーカッション:石川洋

<セットリスト>

M1 河口湖
M2 海鳴り
M3 東京…愛愁
M4 夕霧挽歌
M5 オモニ~母へ~
M6 人間の証明のテーマ
M7 チャラ
M8 ゴンドゥレ マンドゥレ
M9 愛・ケセラセラ
M10 嘆きの雨
M11 昼も夜も真夜中も
M12 海に語りて
EN  涙の流星

作品情報

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パク・ジュニョン『海に語りて』

人には言えない悲しみを、目の前に広がる海に向けて独り吐露する人間の姿を描いた叙情あふれるマイナー調のバラード作品。 2020年2月26日発売/¥1,273+税/【カップリング】Aタイプ(KICM-30965):『夕霧挽歌』、Bタイプ(KICM-30966):『昼も夜も真夜中も』

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