【カラオケ愛好家必見】山口ひろみ 作曲家・岡千秋とともに新曲『悲恋半島』の歌唱指導イベントをオンラインで開催

2020.10.1

北島ファミリーの歌手・山口ひろみが「山口ひろみ歌謡専門学校・オンライン公開授業」と題したオンラインでの公開カラオケ審査・講評会を開催し、作曲家・岡千秋氏も駆け付けた。

 

これは、今年3月4日にリリースした新曲『悲恋半島』の初回生産分のみの特典として応募用紙が封入されており、それに応募して審査を通過すると、岡千秋氏と山口ひろみから直接、歌唱指導を受けられるイベントであったが、昨今の状況を鑑みた結果、オンラインにて開催されたもの。
多くのカラオケ愛好家から応募がある中で、審査を通過した10名の音源を聴いて、それに対して岡氏が講評していく様子が収録された。

昨年は『最終出船』をテーマにして「山口ひろみ歌謡専門学校」を開催し、参加者とともに大いに盛り上がったが、今回オンラインでの開催ということで現場にはスタッフが数名いるのみ。これについて山口は「やっぱり慣れないですよね。ただ、どうしても後ろ向きになりがちですけれども、世界のみなさんにも観て頂けるのでそれは良いことですよね。先生のレッスンはとても分かりやすいので年配の方だけでなく若い方にも観て頂けたら嬉しいですね」と前向きな姿勢も。本来、当選した10名のみしか参加できないレッスンだったので、それが誰でも岡千秋氏直々の講評、レッスンが観られるのは貴重なこと。
さらに厳選された10名のカラオケ愛好家の音源ということもあり、指導も「母音を上手く音にはめていくことで歯切れよく」、「若干のコブシを入れるとメリハリがつく」、「ブロック分けして歌うことで言葉が逃げていかないように」など高度な指導ばかりで、より上を目指したいカラオケ愛好家は必見の内容だ。

 

また、収録中、岡氏の講評を聞きながら相槌を打つ山口の姿が印象的であったが実際、自身が『悲恋半島』を歌う際に最も気を付けていることを聞いたところ「今でもよく指導して頂くのですが、出だしの『♪目眩がしそうな』の(音を)しっかり切ることと、“め”の音が響きにくく暗くなりがちなんですけれども逆に明るすぎても歌詞のイメージと違ってきてしまうのでそこが難しかったですね」と答えてくれた。

一方、岡氏は山口の歌唱について「曲をかく際、歌詞の景色の中で山口ひろみさんが歌っている姿をおきながらメロディーをかいていくんですね。今回レコードディングした際に(その景色が)しっかりとこちらに伝わってきたので、よかったな、と思いました」と絶賛。

 

また、前作から“響き”について指導頂いているとも。
この“響き”について岡氏は「例えば、“おまえ”や“あなた”って言葉には何千種類も(響かせ方が)ある。前後にまつわる言葉に対しての響かせ方は数えきれないほどあるので、それをしっかり勉強しなさい、とよく言いますね。響かせ方ひとつで伝わり方が違うんです」と解説してくれた。

 

この「山口ひろみ歌謡専門学校・オンライン公開授業」は10/3(土)13:00より以下YouTubeチャンネルにて配信される予定。

https://www.youtube.com/user/TeichikuEnkaKayo

 

前述の通り岡千秋氏直々の講評、レッスンを観ることができる非常に貴重な映像であり、さらに上を目指したいカラオケ愛好家は必見の内容だ。

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