永井裕子 ゲストにパク・ジュニョンを迎えて自身初の配信限定ライブ開催「今度は二人でコンサートが出来たら」

2020.10.2

実力派演歌歌手・永井裕子が9月30日、自身初となる配信限定ライブを開催し、同じレコード会社(キングレコード)の後輩歌手パク・ジュニョンも駆け付けた。

 

5月27日に20周年記念シングル『そして…女』を発売したが、新型コロナウィルスの影響で思うような活動ができず、6月に予定していたコンサートも来年に延期となるなど厳しい状況が続いている。そんな中でも皆様に歌をお届けしたい、と試行錯誤でたどり着いたのが今回の配信ライブだ。

配信ライブ独特の空気感に緊張の面持ちで登場した永井だが、ひとたび歌が始まると圧倒的歌唱力で『北の旅路』を歌い上げ、圧巻のステージを披露。

今日は久しぶりにマイクを持って、お着物を着て、歌わせて頂きます。楽しい配信ライブになるように元気いっぱい歌いたい」と挨拶し、新曲『そして…女』を含む全7曲を熱唱した。

ゲスト出演のパク・ジュニョンとのトークコーナーでは息の合った軽快なトークで和やかムード。『コロナが収束したらやりたいこと』というテーマでコメントを募集したところ、視聴者から「永井さん・パクさんのコンサートに行って生歌を聴きたい」という声が多数寄せられ「今度は二人でコンサートが出来たらいいね」と笑顔を見せた。

永井が一番やりたいことは「生で、皆様の前で歌いたい。お客様がぎっしり入ってくださっている前で歌いたい。プライベートでは温泉に行って、焼肉食べたい
パクが一番やりたいことは「僕もコンサートをやりたい。プライベートでは韓国に帰って家族に会いたい」とコロナ収束後のそれぞれの目標も掲げた。

ラストはそれぞれの最新曲を歌唱。「今日は楽しい時間を過ごすことができました。またこのような機会を持ちたい、そして生で歌をお届けできる機会がだんだん近づいてきていると思います。その時はぜひ会いに来てください」と語り、初の配信トーク&ライブは無事幕を閉じた。

 

当分は様々な制約がつきまとう中での活動が続きそうだが、永井は10月18日に地元佐賀での20周年記念コンサートを、そしてパクは11月3日にハイブリッドコンサートの開催を控えており、厳しい状況の中でも少しずつ前へと進み出している。

 

終演後、永井は「目の前のスタッフさん達がみんな(真剣に作業していて)笑わないからより緊張した」と言い、お客様の声援や笑顔がどれだけ自分を支えてくれているのか改めて感じたようだ。

 

20周年という記念の年に思わぬ事態となってしまったが、その逆境も、今回の配信ライブなど新たなチャレンジのきっかけとなっている。
また満員の観客を前に歌える日がきたら、この経験を生かし、よりパワフルなステージを披露してくれるだろう。

セットリスト

M-1 北の旅路(永井裕子)
M-2 菜の花情歌(永井裕子)
M-3 街の灯り(パク・ジュニョン)
M-4 チャラ(パク・ジュニョン)
M-5 黄昏のバラード(パク・ジュニョン)
M-6 無条件(パク・ジュニョン)
M-7 愛のさくら記念日~20周年バージョン~(永井裕子)
M-8 漁歌(永井裕子)
M-9 郡上八幡おんな町(永井裕子)
M-10 ねんごろ酒(永井裕子)

~~~永井裕子&パク・ジュニョン トークコーナー~~~

M-11 海に語りて(パク・ジュニョン)
M-12 そして…女(永井裕子)

リリース情報

永井裕子『そして…女』

2020年5月27日発売
KICM-30981/¥1,273+税

■収録曲

① そして…女(作詩:池田充男 作曲:四方章人 編曲:南郷達也)
② 愛のさくら記念日 ~20周年バージョン~(作詩:うえだもみじ 作曲:四方章人 編曲:杉山ユカリ/公表時編曲:若草恵)

 

パク・ジュニョン『海に語りて』

2020年2月26日発売

■収録曲

【Aタイプ】KICM-30965/¥1,273+税

  • 海に語りて(作詩:伊藤美和 作曲:HANZO 編曲:蔦将包)
  • 夕霧挽歌(作詩:鈴木紀代 作曲:HANZO 編曲:川村栄二)

【Bタイプ】KICM-30966/¥1,273+税

  • 海に語りて(作詩:伊藤美和 作曲:HANZO 編曲:蔦 将包)
  • 昼も夜も真夜中も(作詩:紙中礼子 作曲:HANZO 編曲:杉山ユカリ)

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