椎名佐千子 初のYouTube生配信ライブ開催 アコースティックギターの弾き語りなど全8曲熱唱

2020.10.27

演歌歌手の椎名佐千子が、10月26日、自身初となるYouTube生配信ライブを行った。
今回の配信ライブでは「感謝」と「挑戦」をテーマに掲げ、全8曲を熱唱した。

 

今年発売した最新曲『丹後なみだ駅』、椎名の表現力が光る『早春慕情』とオリジナル曲に続き、3曲目以降はこれまでに歌う機会のなかったカバー曲に挑戦。
まずは『プカプカ』(西岡恭蔵/1972年)をアコースティックギターの弾き語りで披露。
自粛期間中に始めたというギター歴はまだ浅く、緊張の面持ちながらも見事な演奏と歌声に、画面越しのファンから賞賛の声が送られた。

続いて「ご当地ソングカバー」として『大阪の女』(ザ・ピーナッツ/1970年)、「70~80年代歌謡曲カバー」として『いい日旅立ち』(山口百恵/1978年)、『SWEET MEMORIES』(松田聖子/1983年)と名曲の数々に挑戦。
今回のカバー曲は日頃から椎名の近くにいるスタッフ陣からのリクエストということで「普段自分では選ばない曲で初挑戦の曲ばかり」と、椎名佐千子の新境地を開拓した。

 

MCでは今の想いを吐露する場面も。

今年はコロナの影響で様々なステージが中止や延期になりました。不安で『いつ歌える場所がまた戻ってくるのか』と心が折れそうにもなりました。歌を歌うことの意味、なんで歌っているのかを、もう一人の自分が問いかけるんです。でもこの状況の中で改めて分かったことは、ファンの方、歌を聴いてくださる方の存在が背中を押してくれているんだということでした。感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、カバー曲コーナーのラストとして『ひだまりの詩』(Le Couple/1997年)を歌唱。自粛期間中に感じた感謝の想いが詰まった熱唱に多くの拍手が寄せられた。

ライブの最後は『君津・木更津・君去らず』令和ダンスバージョンで盛り上がり、初めての配信ライブは幕を閉じた。

 

思うように活動できない状況下で改めて感じた“応援して下さる皆様への感謝”そして“そんな苦しい状況だからこそ、新たなことに挑戦する姿をお見せして皆様に喜んでもらいたい”という椎名佐千子の想いが伝わるライブになったのではないか。
これからも皆さんとつながれる場を作れるように努力と挑戦を続けていきます」という言葉通り、コロナ禍を経験し気付いたことや、これをきっかけに始めた新たな挑戦を糧に、次のステップに向けより一層努力を続けていく姿に注目したい。

セットリスト

1.丹後なみだ駅

2.早春慕情

3.プカプカ/オリジナル:西岡恭蔵

4.大阪の女/オリジナル:ザ・ピーナッツ

5.いい日旅立ち/オリジナル:山口百恵

6.SWEET MEMORIES/オリジナル:松田聖子

7.ひだまりの詩/オリジナル:Le Couple

8.君津・木更津・君去らず~令和ダンスバージョン

椎名佐千子『丹後なみだ駅~郷愁編~』

2020年7月8日発売
KICM-30991/¥1,364+税

収録

1.丹後なみだ駅

作詞:麻 こよみ  作曲:岡 千秋  編曲:南郷達也

2.大利根無情

作詞:猪又 良  作曲:長津義司  編曲:杉山ユカリ

3.君津・木更津・君去らず 令和ダンスバージョン

作詞:仁井谷俊也  作曲:岡 千秋  編曲:杉山ユカリ

 

(提供:サンニュース)

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