純烈 念願の特撮映画主演で銀幕デビュー！映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』が2021年秋公開でアカデミー賞目指す！
昨年末に行われたNHK紅白歌合戦に３年連続出場を果たし、視聴者を巻き込んだ演出でお茶の間を大いに盛り上げたことも記憶に新しい４人組歌謡コーラスグループ・純烈（酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太）が主演を務める特撮映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』（製作・配給：東映ビデオ）が今秋公開されることが決定し、１日（月）東京お台場 大江戸温泉物語にて発表会見が行われた。
本作はスーパー戦隊や仮面ライダーシリーズのほか、『美少女戦士セーラームーン』や『魔界転生』（2003年）、『男たちの大和/YAMATO』（2005年）など数々のヒット作を生み出した弗田洋がメガホンをとり、純烈のメンバーそれぞれが本人役で出演、温泉施設を守るヒーロー・純烈ジャーが温泉の平和を乱す悪と戦う様子がコメディータッチで描かれる。
発表会見にはメンバー４人と弗田監督が登壇。
今回、特撮映画での初主演を務める純烈だが、メンバー４人のうち酒井は『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001-2002年)、白川は『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002-2003年)、小田井は『仮面ライダー龍騎』(2002-2003年)に出演していた経歴を持つ。本作の出演について聞かれた酒井は「当時の放送終了後からいつかまた東映に戻って、スーパー戦隊や仮面ライダーシリーズに帰ってこられるような俳優さんになれたらいいなと思っていました。純烈として『夢は紅白！親孝行！』と頑張っている最中もいつかそういった作品に呼んでもらえたら嬉しいなという思いがありました。そんな中、マダムの皆が純烈をここまで応援してくれているのであればマダムの皆にもスーパー戦隊や仮面ライダーとしての姿を見て欲しい、思い切って純烈が戦隊になったら絶対おばちゃん映画館きてくれるよなっていう妄想はデビューの頃からあってメンバーにも話していました」とかねてからの念願であったことをを吐露。
弗田監督は酒井からのオファーがあってメガホンをとったと明かし、製作にいたった経緯については『忍風戦隊ハリケンジャー』で白川と共演していた俳優の山本康平を通して、東映から話がきて実現したそう。
「演歌・歌謡曲ファンの方にも、現役のヒーローを応援してくれているヒーローファンやちびっこ達にも観て欲しい、３世代で観られる映画です」と会見冒頭が熱弁する酒井。
リーダー酒井だけでなくメンバー皆、特撮映画の主演を務めることに喜びを隠せない様子。
後上「第一報を聞いた時は衝撃でした。色々な健康センターなどで活動させて頂いている中で、”スーパー戦闘”という冠がつくヒーローになれるというのが純烈らしさが詰まっていて熱い気持ちになりました」
白川「戦隊ものは僕の原点でもあるので、その原点に戻ってこれたのは非常に嬉しかったです。その当時応援してくれていたファンの皆さんにもこの作品を通じてまた東映の作品をもっと好きに、あわよくば純烈のファンになってくれないかな、という気持ちです」
小田井「映画であるということが非常に嬉しかったですね。映画に出たということは『王様のブランチ』（TBS）の映画コーナーに出られるのではないかと、楽しみですね。 LiLiCo（妻）のインタビューを僕らが受ける時がくるのかと期待しております」
他メンバーが戦隊ヒーロー出身者の中、唯一初チャレンジとなる後上。初々しく撮影や変身ポーズに挑む姿にスタッフやメンバー一同、幼心から爆笑してしまったと酒井は話すが監督からは「意外に上手かった、変身シーンも恰好よかった」と高評価。キャストクレジットでも一番上に名前を連ねており、作中でも重要なキーマンとしての役割を担っているそう。
今回、映画の主題歌も純烈が務めており、タイトルは『NEW（入浴）YORK』。作詞はリーダー酒井が務め、作曲はなんとあのアニソン界のプリンス・影山ヒロノブがこの映画のために書き下ろした作品となっている。近日配信開始予定とのことでこちらも楽しみに待ちたい。
途中、変身の様子も披露してくれた。変身シーンについては、10年グループをやっていることもあり、全員で声を合わせる部分は自然にあって練習いらずだったそう。ただ、キメ台詞を恰好よく言うのが照れ臭かったり、声がでなかったりといった苦労があったそう。そんな中、白川は「裸になるシーンもあるので、日焼けサロンにいって体を焼きましたね。少しでも褐色がよく筋肉がきれてみえるように。役作りとしてはそれくらいでしょうか」と笑いを誘った。
また、作品に掛けてそれぞれの人生のヒーローについて聞かれると、酒井「お父さん」、後上「読売ジャイアンツの坂本勇人選手」、白川「千代の富士関」と真面目に答える中、小田井は「子供の頃に一緒に写真を撮ってくれる際に何かの拍子で『痛いっ！』と言ったキャシャーンの着ぐるみ」と回答し会場を盛り上げる。質問に対して、想像以上、いや想像すらできない回答（ボケ）でどんな場所でも目の前の人達を楽しませてくれる純烈。そんな純烈らしさがつまった発表会見は終始笑いに包まれていた。
ライバルは『鬼滅の刃』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』、『シン・ウルトラマン』、『バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ』（TEAM NACS主演）、アカデミー賞でレッドカーペットを歩きたいと気合の入る『スーパー戦闘 純烈ジャー』は2021年秋公開。また、主題歌『NEW（入浴）YORK』でレコード大賞を目指すということで、今年も純烈の各所での活躍から目が離せなさそうだ。
また、本作のポスターを張ってくれる銭湯を募集中とのことで、全国の銭湯関係者の方は是非公式ホームページやSNSで詳細のご確認を。
コロナで寂しいニュースも耳にする銭湯業界を盛り上げたいという思いが込められており、どこまで行っても原点を忘れない、純烈らしい取り組みだ。
映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』
2021年秋 全国ロードショー
出演：後上翔太 白川裕二郎 小田井涼平 酒井一圭
監督：佛田 洋
脚本：久保裕章 ナレーション：鈴村健一 アクション監督：竹田道弘
主題歌：純烈「NEW（入浴）YORK」 （日本クラウン）
（作詞：酒井一圭 作曲：影山ヒロノブ）
制作：特撮研究所 製作・配給：東映ビデオ
©2021東映ビデオ
公式サイト：junretsuger.com
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