伊藤美裕 34歳の誕生日にバースデーイベント開催 「デビュー10周年感慨深い」

2021.4.5

「コロムビア創立100周年記念歌謡曲アーティスト」として2011年4月にデビューし、同年末の「日本レコード大賞新人賞」を受賞。今年、デビュー10周年を迎え、現在、自身が作詩に初チャレンジした楽曲も収録されたアルバム『AWAKE』(発売・日本コロムビア)がロングセラー中の伊藤美裕(いとう・みゆ)が、34歳の誕生日を迎えた4日、東京・下北沢のCom.Cafe 音倉(コムカフェおとくら)で「伊藤美裕 Birthday Live 2021」と銘打ったバースデーイベントを開いた。

 

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためライブ活動が制限され、毎年恒例のバースデーイベントを半年遅れの10月17日に行ったが、今年は感染症対策を万全にして、25人のファン限定で予定通り誕生日に開催することになったもの。

 

今回は、新たなバンド編成で、ピアノ・矢舟テツロー、ベース・鈴木克人、ドラムス・柿澤龍介のトリオがバックを務める中、「今日は、いままでやってきた曲をジャズアレンジして聴いていただいたら楽しいんじゃないか、耳に新しいんじゃないかなと思って、矢舟テツロー・トリオの皆さんの演奏で歌わせていただきます」とあいさつ。

自らもアコースティックギターを弾きながら細野晴臣の『ろっかばいまいべいびい』をはじめ、カーペンターズの『Close to you』、松任谷由実の『中央フリーウェイ』、ビートルズの『Blackbird』、沢田研二の『君をのせて』、オリジナルアルバム『AWAKE』から『アタラシイワタシ』『Believer』、それに同アルバム収録曲で、自身が作詩し、彼女が敬愛するミュージシャン・南佳孝が作曲した『It must be love.』など全12曲を熱唱した。

また途中、ステージ上でバースデーケーキをプレゼントされ、感激もひとしおだった。
歌い終わって、「今日はコロナ禍で人数を減らしてのバースデーライブになりましたが、アットホームな雰囲気の楽しいライブができました。トリオだから出せるグルーヴ感が面白かったですし、来てくださったファンの皆さんも楽しんでいただけたみたいでうれしかったです」と語った。

 

この日、34歳を迎えて、「今日のバースデーライブの準備とかいろいろあったので、いまはまだ34歳になった実感がありません。それよりも今年で10周年を迎えたことのほうが感慨深いものがあります」と笑顔を見せながら「これからは自分で作曲した作品もライブで披露していきたいですし、一人だけでの弾き語りライブもやっていきたいですね。これまで自分がやりたかった音楽を一つひとつ形にしていくことが今後の目標です」と話していた。

 

次回のライブは、7月23日に東京・二子玉川のジェミニシアターで開催。

(提供:サンニュース)

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