西方裕之 35周年記念曲『帰郷』のMVが公開 一般人の起用によりリアルな場面描写が印象的な作品に

2021.5.12

デビュー35周年を迎えた実力派演歌歌手、西方裕之の新曲『帰郷』のミュージック・ビデオが公開された。

 

新曲は『吾亦紅』などのヒットでも知られる杉本眞人が手掛け、作詩は多数の歌謡曲を手がける朝比奈京仔とのタッグによる望郷歌で、コロナ禍により故郷や家族との距離が遠い現代に生きる全ての人に響く内容だ。

 

今回公開されたミュージック・ビデオには、様々な年代の登場人物が異なったシチュエーションで、それぞれの故郷や家族に思いを馳せるシーンが散りばめられ、歌詞の内容からも誰しもが自分と重ね合わせて共感できる内容になっている。

 

MVに登場するのは西方本人以外、みな一般人。聴く人全ての実生活に寄り添う様なこの楽曲らしく、敢えて一般人を起用することにより飾らないリアルな場面描写になり、より心に響いてくる。
この一般人出演者たちだが、実は殆どがレコード会社関係者なのだ。新型コロナウィルスの影響で音楽業界も打撃を受け、MVの制作費も圧縮を余儀なくされている中、経費削減のための苦肉の策。しかし、カメラを向けるとみな良い表情で演技をし、監督も驚きの仕上がりとなったそう。

 

5月12日に発売のCDに収録されるのは、表題曲の『帰郷』に加え、母親との繋がりを軸に温かく懐かしいメロディーに乗せて歌うカップリング曲『おふくろ便り』や、自身の代表曲の一つである望郷歌『赤とんぼ』を再レコーディングし収録。故郷や遠く離れて暮らす家族への想いを歌う1枚となっている。

西方裕之『帰郷』

2021年5月12日発売
¥1,500(税抜価格¥1,364)

【収録】

  1. 帰郷
  2. おふくろ便り
  3. 赤とんぼ-新録版-
  4. 帰郷(オリジナルカラオケ)
  5. 帰郷(一般用カラオケ1音下げ)
  6. おふくろ便り(オリジナルカラオケ)
  7. おふくろ便り(一般用カラオケ1音下げ)
  8. 赤とんぼ-新録版-(オリジナルカラオケ)
  9. 赤とんぼ-新録版-(一般用カラオケ1音下げ)

西方裕之プロフィール

1961年7月1日生まれ B型。

生まれも育ちも佐賀県唐津市(唐津大使第1号)。
小さな頃から歌が好きで、よくカラオケ大会に出場しては賞を受賞していた 。
1986年、佐賀県で行われた「第一回ザ・スターカラオケ選手権大会」に出場し優勝。審査委員長をしていた作曲家・徳久広司先生にスカウトされ歌の世界へ。
翌年の1987年に上京。(上京前までは地元で宅配便の運転手をしていた)
半年後の1987年7月21日『北海酔虎伝』でBMGからデビュー。
1998年にテイチクレコードへ移籍→2002年 キングレコードへ移籍。
「男女の心の機微を歌わせたら右に出る者はいない」と時々言われたりもする。
ステージでは演歌歌手らしくない軽妙なトークでお客さんを時々魅了。
歌う前には必ずコーラを飲む。(色々試した中で一番歌いやすいらしいです)
色々あった歌手人生は7月でデビュー36年目に突入する。

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