デビュー3周年を迎えた藤井香愛が地元・中野でファーストコンサートを開催!

2021.7.5

2018年7月に『東京ルージュ』でデビューし、今年7月にデビュー3周年を迎えた歌手の藤井香愛が、7月3日(土)、野方区民ホールにて「デビュー3周年記念ファーストコンサート~中野より愛を込めて~」を開催。オリジナル、カバー合わせて全23曲の歌唱にタップダンスも披露し、詰めかけたファンを魅了した。

記念すべきファーストコンサートのステージに立った藤井香愛。
「デビュー3周年を迎えて、やっとファーストコンサートを開催できるのは、普段応援してくださっている皆様のお陰です。このコンサートは、私が『やりたい』とわがままを言って実現しました。やりたいと言い始めたのが今年の3~4月頃。社長はライブハウスでのミニライブを想定していたようですが、私は『ホールでコンサートをやりたい』と強く言いまして。今まで3年間活動してきて、いろんなところで歌わせていただく機会はたくさんありましたが、ホールでのソロコンサートを成し遂げた時に、絶対自分が一回りも二回りも成長できると信じていました。私のわがままを支えてくださったスタッフ、バンドメンバーの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と、この日を迎えられた喜びを語った。

 

東京・中野区の出身で「地元の中野が大好き」と言う彼女。デビュー当時から「中野サンプラザでコンサートをやりたい」と言っていたが、今回は野方区民ホールでの開催に。
「2024年に中野サンプラザが解体予定ですが、それまでにソロコンサートをやるのが夢です。今の私にはサンプラザのステージは大きすぎるので、今回の3周年記念コンサートでは、最初の第一歩として野方区民ホールを選ばせていただきました。次の4周年はなかのZEROホール、5周年は中野サンプラザでやりたいと考えています。自分で描いた道筋通りにできるように頑張っていきたいです」

 

そんな思いのこもったコンサートがスタート。まずは昨年4月に発売され、今年3月に「新装盤」として新たに発売された最新曲『その気もないくせに』と、そのカップリング曲『鳴かない鳥』を披露した。

「『その気もないくせに』は本当に素敵な曲で、去年発売された時は『自分の中で自信のある1曲をいただけた』と思いました。でもコロナ禍でなかなか活動が苦しくて、思うように皆さんに聞いていただく機会がなかったんです。今年新装版として発売してからは、自分が思い描いていたように、たくさんの方々に聞いていただき、応援していただいています。去年よりも今年の方が、この曲では頑張れている気がします」とコメント。

 

さらに『その気もないくせに』と『鳴かない鳥』の主人公と自分とを比べて、「『鳴かない鳥』の主人公はすごく芯が強くて、好きな男性がいてもお互いの幸せを考えて離れて行ける女性。でも私はその気もない相手に振り回されてしまうタイプかもしれないので(笑)、『その気もないくせに』の方が自分に近いかなと思います」と語る。

 

この後、デビュー曲『東京ルージュ』や第2弾シングル『TOKYO迷子』など、ファンにおなじみの楽曲を歌ったほか、他アーティストのカバー曲も多数披露した。

「やはり私は東京の出身なので、『東京シリーズ』でメドレーを入れてみたのが今回のポイントかなと思います。地方から東京に出てきて歌手になられている方も多いと思いますが、私はずっと東京にいますので、東京の良い歌を皆さんにお届けしたくて。”歌で東京巡り”みたいな感じで、楽しんでいただけたらと思います」と、『なごり雪』(イルカ)、『東京ららばい』(中原理恵)、『六本木ララバイ』(内藤やす子)など『東京シリーズ』のメドレーで盛り上がった。

 

後半戦は「大好きな歌手、憧れの歌手の方の歌に挑戦します」と、八代亜紀の『雨の慕情』、桂銀淑の『すずめの涙』、山口百恵の『曼殊沙華』などを次々と披露した。
「最後に新曲『その気もないくせに』聞いてください」と、もう一度『その気もないくせに』を披露。サビの手の振付もバッチリ。生き生きとした表情で歌い切り、一旦ステージを後にした。

その後、観客からのアンコールに応え、赤のTシャツ、黒のパンツというボーイッシュないで立ちでステージに再登場。アンコールとして中森明菜の『飾りじゃないのよ涙は』を歌い、曲の間奏では、サプライズでタップダンスを披露。「小2から中1までタップダンスを習っていた」という彼女にとって、実に20年ぶりの挑戦だったとか。

「今年の春、部屋の掃除をしていたら当時のタップシューズが出てきたんです。その頃、NHKの『ごごウタ』に出演した際に、タップダンスの話をして『またやってみようかな』と言ってしまったので、やらずにはいられなくなって(笑)。コンサートの開催が決まって、昔通っていたレッスンスタジオに4月から行き始めました。スクールの先生から『このステップ、覚えている?』と言われてやってみたら、結構覚えていたんですよ。子供の頃にやっていたことが身体に染みついていて良かったなと思いました」

 

今回の振付はすべて自分で考えたという藤井。
「久しぶりにやったステップをとにかく組み合わせて作りました」とのことだが、これを最後まで見事に踊り切り、両手を広げて「ヘイ!」と決めポーズもバッチリ。「歌いながらタップダンスをやるのはカッコいいと思うので、今後取り入れて行けたらいいなと思います」と抱負も述べた。

そしてアンコール2曲目。「中野サンプラザを目指して、これからも一歩一歩、一生懸命進んでいきます。未来に向かって真っすぐ進んでいきたいという気持ちを込めて、普段から感謝してるスタッフの皆さんやファンの皆様、家族にこの歌を届けたいと思います。最後の曲、聞いてください」とKiroroの『未来へ』を情感たっぷりに歌い上げた。

開演前、「お客様にはやっぱり歌を一番聴いていただきたいです。デビューしてからの3年間で歌がすごく変わったと思うので」と話していた彼女だが、それを見事に体現できた今回のファーストコンサート。来年のなかのZEROホール、再来年の中野サンプラザ公演に向けて、さらなる飛躍を期待させるステージだった。

 

なお、この日のステージの模様は、11月3日(水)にDVDとして発売される予定だ。

(セットリスト)
M1 その気もないくせに
M2 鳴かない鳥
M3 あなたに逢いたくて
M4 赤坂レイニーブルー
M5 東京ルージュ
M6 TOKYO迷子
M7 なごり雪
M8 トーキョートワイライト
M9 東京ららばい
M10 六本木ララバイ
M11 池上線
M12 空に刺さった三日月
M13 東京音頭
M14 真夏の出来事
M15 夏をあきらめて
M16 雨の慕情
M17 酒場にて
M18 すずめの涙
M19 冬隣
M20 曼殊沙華
M21 その気もないくせに
M22 飾りじゃないのよ涙は
M23 未来へ

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