真田ナオキ、アルバムレコ発記念で無観客配信ライブ。若手バンドと世良公則&ツイストの名曲なども披露

2021.8.19

昨年末の第62回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した真田ナオキが、8月18日(水)、初のオリジナルフルアルバム『真田ナオキの世界』を発売。
同日、東京・天王洲アイルのライブスペース「KIWA TENNOZ」にて、リリースを記念した無観客配信ライブを行った。真田は最優秀新人賞受賞曲『恵比寿』を含む全16曲を熱唱、世良公則&ツイストや井上陽水などの名曲にも挑戦した。

 

ライブ直前に行われた報道陣向けのミニライブでは、最愛の女性を亡くして寂しい男心を歌う新アルバムのリード曲『ひとりぼっち』、 “ノックアウトボイス”と呼ばれる魅力的なダミ声がぴったりの世良公則&ツイスト『あんたのバラード』の2曲を披露した。
『あんたのバラード』は、日本大学芸術学部のインディーズバンド「BESPER」が演奏。メンバーとは『恵比寿』の振り付けを同大学生が担当した関係で知り合い、意気投合したという。


「若い才能が昭和の歌謡曲を演奏したらどうなるか興味があって、彼らと一緒に楽しくライブができたらいいなと思いました。コロナ禍で歌えない日々が続きますが、勇気、元気、エネルギーをファンのみなさんに伝えたいです」と話す。
『あんたのバラード』では、迫力のあるマイクパフォーマンスに挑戦。世良公則本人の動画を見て研究したが、「スタンドマイクが意外と重くてびっくりした」と言う。
配信では、同曲の他にダウンタウンブギウギバンド『身も心も』井上陽水『傘がない』の3曲を「BESPER」の演奏で歌った。

 

新アルバム『真田ナオキの世界』は、『恵比寿』『Happy hour』を含む全12曲。全曲の作詞、作曲は師匠である吉幾三編曲は矢野立美という真田ナオキを生み出した名コンビによるアルバムで、12曲のうち9曲は書き下ろしだ。
「南国風の曲から北国を舞台にした歌まで、まるで世界を旅しているような1枚です。コミックソングからバラード、演歌とさまざまなジャンルの曲が収録されていて、今の“真田ナオキ”がギュッと詰まっています。 吉先生からあまり細かい注文はなかったのですが、女心を歌う曲では、『ナオキはまだまだ経験が足りないな』とおっしゃっていました(笑)」

 

今後の意気込みを聞くと、「コロナ禍の今、フルオリジナルアルバムがリリースできるのは大変なことだと思います。今日という日がスタートだと思って、これからも頑張っていきたいです。将来はいろいろな人の人生に寄り添うことのできる歌手になりたいと思います」と笑顔で語った。


『真田ナオキの世界』
TECE-3636 / 定価:¥3,000(税抜価格 ¥2,727)
<収録内容>
1『Happy hour』
2『昔に…誘われて』
3『島の娘の恋詩(こいうた)』
4『草原越えて…』
5『Maria』
6『あなたと出逢って』
7『ひとりぼっち』
8『我が身恨んで』
9『姉ちゃんへ』
10『母の声』
11『恵比寿』
12『Copacabana』

 

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