クミコの新曲発売記念コンサートに俳優・篠井英介が30年ぶりの現代女方の姿でゲスト出演! クミコ『十年』MVは誕生日・9月26日に公開決定

2021.9.22

歌手のクミコが2021年11月7日(日)に、新曲発売記念コンサート「クミコ コンサート2021 わが麗しき歌物語Vol.4 ~あれから10年、これから10年~」をEXシアター六本木で開催することが明らかになった。ゲストに俳優の篠井英介を招き、篠井は現代女方の装いで久しぶりに歌唱披露する。

クミコは東日本大震災から10年を迎えた今年8月25日(水)、シングル化を切望していた2曲を収録した両A面シングル『十年/人生のメリーゴーランド』を発売。新型コロナウィルスの感染拡大により海外への渡航が制限される中、日本在住のブラジル人音楽プロデューサーRenato Iwaiのプロデュースにより、両国の一流ミュージシャンが集結。

日本とブラジルを繋ぎ、リモートでレコーディングしてリアレンジを施した『十年』。歌詞に「十年は長い月日か 十年は短い日々か」とあるように、2011年3月11日に石巻で被災したクミコは、この10年で、両親の介護、コロナ禍での音楽生活などを経験。思い通りにならない人生の悲哀を込めた。
『人生のメリーゴーランド』は、2004年公開のジブリ映画『ハウルの動く城』のテーマ曲として制作された。宮崎駿監督から映画のパンフレットにコメント提供を依頼され、試写会で映画を観たクミコが、物語の素晴らしさと美しい三拍子のテーマ曲に惚れ込み、宮崎監督に「是非、歌詞をつけて歌わせて欲しい」とお願いをした。

監督から「是非、クミコさんにとっての人生のメリーゴーランドにしてほしい」と快諾され、詩人で作詞家の覚和歌子によって詞がつけられた。今回編曲は『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』など、スタジオジブリ作品の楽曲を多く手がける村松崇継。映画の世界観により近づくようにシンフォニックなアレンジが施され、シネマティックな仕上がりとなっている。

同コンサートにゲスト出演する篠井英介は、1987年に劇団「花組芝居」で俳優としてのキャリアをスタートさせ、現代女方として美貌と演技力で一世を風靡。ここ数年は、映画・テレビドラマなど多ジャンルに渡り、個性的実力派俳優としてお茶の間で人気を集めている。篠井とクミコは、クミコが高橋クミコ名義のときから30年を超える友人であり、1992年には芝居仕立てのコンサート「夜想曲」で洋装和装含めて見事な女性の姿で共演もしている。

篠井は「出会った頃はクミコさんも私も30才台。歌手としても俳優としてもまだあてどない夢を見つついた。二人でいろんなことに挑戦したものだ。クミコさんは戦友だし、私にはもう親戚のお姉ちゃんのよう。」とクミコとの関係を語っている。

また、篠井は「夜想曲」以来、本格的に女性の扮装でコンサートで歌うことはなく、今回実に30年ぶりに現代女方での歌唱披露となる。今回の共演に関して、篠井は「テレビドラマなどでは悪役の人と思われているのだけど、実は私は現代演劇の女方なのです。ずいぶん長く洋装の女性役に縁がなかったから、今回はドレスを新調して参加するつもりです。」と意気込みを語った。

クミコは「盟友とでも言うべき英介さんに、東京でのコンサートをご一緒していただくことになりました。名取の免許を持つ英介さんは、実は現代劇の女方でもあります。英介さんにしか表せない美学を、今回ご披露いただけそうで、今からワクワクします。」と喜びを隠しきれない様子を見せた。

篠井はクミコの震災から10年への想いに共感し、『十年』のMVにも友情出演している。本MVは、クミコの誕生日である9月26日(日)深夜0時に、日本コロムビアのHPやYouTubeチャンネルにて公開が決定した。

MVは、40代に歌手として行き詰まり、雇われママとして働いていた思い出のバーで撮影された映像を中心に、ブラジルと日本を繋いでリモートでレコーディングしたスタジオ風景も交えて構成。30年前に共演した芝居仕立ての美しいステージ写真や小さなライブ喫茶での1コマなど、微笑ましい写真がぎっしり詰まっているフォトブックを1ページずつひらきながら、それぞれが過ごしてきたこれまでの30年を語り合い懐かしむ様子が描かれている。

2011年に石巻でクミコが被災した時の写真も登場し、この10年を振り返る貴重な姿が映し出されている。

クミコのコンサートは大阪公演を皮切りに東京、名古屋と続いていくが、新型コロナウィルスの感染拡大により外出自粛が続いているため、自宅で音楽を楽しんでもらいたいという気持ちをこめ、ニューシングル付きチケットを販売中だ。

篠井英介 コメント

30年は一昔。
クミコさんと出会った頃はクミコさんも私も30才台。
歌手としても俳優としてもまだあてどない夢を見つついた。
2人でいろんなことに挑戦したものだ。
ミュージカル仕立てのライヴ、ドラマチックコンサート、歌入り芝居、様々言い方はあれど手を替え品を替え、、、ほとんど
もがくようにいくつも一緒に、あがくようにやっていたあの頃。
ちょっと遅いけれど私たちの青春だったといっていい。
だからクミコさんは戦友だし普段は会うわけでもないが、私にはもう親戚のお姉ちゃんのようだ。
そしてこのお姉ちゃんを私は心から敬愛している。
あれから30年。こんなコロナ禍が生きてるうちにやってこようとは思ってもみなかったけれど、とにかく私たちは今ここに在る。幸せだといえる。
共通の友人でもあるクミコさんの事務所の社長さんから、
「クミコのコンサートにゲストにおいでよ。久しぶりにドレス姿でバーンとでたら」と声をかけて頂いた。
ああ、これはクミコさんと社長さんからのエールなんだと嬉しかった。
自粛期間中にいささか神経をやられて気落ちしている私を励まして下さっているのだと。
テレビドラマなどでは悪役の人と思われているのだが、実は私は現代演劇の女方なのだ。
ずいぶん長く洋装の女性役に縁がなかった。
だから今回はドレスを新調して参加するつもりだ。
あくまでクミコさんのおじゃまはせず、彩りになれたら本望だ。
さて、参加させて頂いたミュージックビデオとやらをみたのだが、街の公園に座るクミコさんと私は少し背中の丸まったオ
バサンとオジサンだった。
2人とも心はほとんど変わってないつもりなのに。
幸か不幸か舞台では自分の姿は観られない。だからこそ今までやってこられたのかも知れない。
だからあの頃の志のまま、今度もクミコさんと共に舞台にいようと思う。
篠井英介

クミコ コンサート2021 わが麗しき歌物語Vol.4 ~あれから10年、これから10年~

出演:クミコ
ゲスト:篠井英介
日程:2021年11月7日(日)
会場:EXシアター六本木
時間:開場・14時30分予定/開演・15時
料金:全席指定・税込¥9,500(クミコ直筆サイン入りCD付き・ドリンク代込み)
備考:未就学児入場不可

チケット一般発売日:2021年9月4日(土)

販売所情報

チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス

※クミコ直筆サイン入りのCD「十年/人生のメリーゴーランド」はコンサート当日、会場にてお渡しいたします。チケット1枚につき、CD1枚をお渡しいたします。お客様のご都合でCDをお受け取りにならない場合でもCD相当額の返金は出来ません。

クミコ『十年/人生のメリーゴーランド』

発売中

品番:COCA-17909
価格:¥1,350

【収録曲】

1.十年(作詞・作曲:中島みゆき/編曲:Renato Iwai)
2.人生のメリーゴーランド(作詞:覚和歌子/作曲:久石譲/編曲:村松崇継)
3.十年(Instrumental)
4.人生のメリーゴーランド(Instrumental)

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