演歌歌手・真田ナオキのルーツと師匠・吉幾三との絆とは

2021.12.9

ハスキーボイスと爽やかなルックスで多くのファンを虜にしている真田ナオキ。持ち前の根性と負けん気を武器に過酷な練習を重ねて演歌界の新星としてデビューし、今後の演歌界を担う存在として注目を集めています。今回は、真田ナオキが演歌歌手になるまでの道のりを、真田に大きな影響をあたえた師匠・吉幾三とのエピソードを交えてご紹介します。

歌手・真田ナオキの道のり

幼少期は野球や空手などスポーツに打ち込んでいた真田ですが、歌手を志すきっかけとなった大きな出来事がありました。真田が歌手デビューするまでの経歴をご紹介していきます。

空手・野球に打ち込んだ少年時代

少年時代から体を動かすことが大好きだった真田は、小学校1年生から野球にのめり込んでいました。家族の献身的なサポートもあり、小学5年生の頃には日本代表に選出され世界大会に出場するほどの実力をつけますが、靭帯を痛めたことで思い通りのプレイができなくなってしまいました。

野球の道を諦めた後は建築業に従事。この頃に家族から歌手になるように勧められていましたが、真田は頑なに拒み続けます。

東日本大震災を機に歌手を志す

歌手になることを拒んでいた真田ですが、ある出来事がきっかけとなり歌手の道を志します。そのきっかけは、小学生の女の子が民謡を歌って東日本大震災で被災された人たちを励ましている姿を見て心を動かされたことでした。子供のころからすぐそばにあった音楽が一気に身近になり「歌手になる」と決心したそうです。

師匠・吉幾三との出会い

歌手になると決めてからは、勤めていた会社を退職。実家のカラオケ店で勤めながら、1日に6時間以上も大声で歌い続けるなどの鍛錬を積み重ねていました。

そんな日々を過ごしている中、知り合いが偶然、吉幾三と食事をすることになり真田も同席。その場で吉幾三に歌を聴いてもらったことで弟子になることを認められ、2016年にシングルCD『れい子』で念願の歌手デビューを果たしました。

メジャー第1弾シングルがオリコン1位に!

メジャーデビュー当時の真田

2020年1月には、メジャー第1弾シングル『恵比寿』をリリースします。すると、自身初のオリコン週間シングル演歌歌謡ランキング1位(2020年2月3日付)を獲得。2020年10月には『恵比寿・殿(しんがり)盤』をリリースし、再びオリコン週間シングル演歌歌謡ランキング1位(2020年11月2日付)を獲得したことで一気に注目される存在になりました。

レコード大賞 最優秀新人賞を獲得!

2020年に新国立劇場で開催された「第62回輝く!日本レコード大賞」に初出演を果たすと、異例のロングヒットを記録した『恵比寿』で最優秀新人賞を受賞。受賞の際には、トロフィーを大事に抱えてファンや関係者に向けて感謝の言葉を述べました。

真田ナオキの魅力

真田の魅力は何と言っても“ノックアウトボイス”と称さるほどの一度聴いたら忘れられないインパクトのある歌声と爽やかで男前なルックスでしょう。また、家族愛が強いところもファンに愛される魅力といえます。

過酷な訓練で身に付けた唯一無二の歌声

民謡を習い始めたころ、真田は自分の「特徴がない声」に悩んでいました。「とにかく人に聞いてもらえる声を作りたい」と考えた真田は、定期的に海に出向いて叫んだり、日本酒で連日うがいしたりなど、荒行とも言える訓練を実践してきました。2020年8月25日号の婦人公論でのインタビューでは、「歌の先生に怒られても続けました。僕、意外と頑固なので。(笑)」と語っており、真田の歌声へのこだわりがうかがえます。

過酷な訓練の成果もあって、現在のような多くの人々を魅了するハスキーボイスを手に入れることができたのかもしれません。

歌声とのギャップのある人柄

力強い歌声とクールで爽やかな見た目でありつつ、優しく謙虚で涙もろい性格の持ち主。「第62回輝く!日本レコード大賞」で『恵比寿』を歌唱した際には、記念の盾を大事そうに抱えながら目に涙を浮かべており、真田の性格がうかがえます。また、2021年8月27日に公開された婦人公論.jpのインタビューでは「僕もいつかは紅白に出て、親孝行したいです。」と話しており、家族思いな一面もあります。

歌だけではない!幅広い才能

歌手としてだけでなく、野球や水泳などのスポーツや料理、ボクシングといった格闘技なども得意としています。特に、料理に関してはcookpad Liveで「本気惚れナオキごはん」を月1回配信しており、見事な手際でハンバーグやリゾットなどを作っています。

また、競走馬の知識が豊富なことからフジテレビで放送中の「馬好王国~UmazuKingdom~」にゲスト出演するなど、幅広い分野で才能を発揮しています。テレビやラジオの出演も増えており、今後の活躍に目が離せません。

師匠・吉幾三との絆

真田は元々、吉幾三の『酔歌』を聴いて演歌に興味を持ったこともあり、師匠・吉幾三を目標としています。その人柄にも惚れ込んでおり、目標は「自分のカラーの入った吉幾三」だと語るほど。

また、真田が高田文夫がパーソナリティを務めているラジオ番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演した際はプライベートでのエピソードを披露したり、吉から「物を作る事は良い事だから」とプレゼントされた調理器具で料理をしているなど、2人の絆の固さがうかがえる様子はファンの間で話題になりました。現在は、師匠に追いつくため歌だけでなく作詞・作曲を勉強しているとのことです。

さらなる活躍が期待されるノックアウトボイス

真田が過酷な努力で身に付けた圧倒的なハスキーボイスは、大御所を魅了する力がありました。キャリアこそ短いながらも輝かしい記録を残していることから、一気に注目を集めています。師匠・吉幾三の背中を追う真田は演歌界の新星として今後も盛り上げてくれることでしょう。

チャンネル銀河 Presents 真田ナオキ・バースデー&クリスマスコンサート

日時:2021年12月24日(金)
①開場14:00 開演14:30
②開場17:30 開演18:00
※配信は18:00開演のみ実施

会場:北とぴあ・さくらホール(東京都北区王子1丁目11-1)

チケット一般発売 11月1日(月)

<有観客(会場観覧)>
会場観覧チケット:6,000円(税込)
・チケットぴあ(P 202-544)https://w.pia.jp/t/sanadanaoki-xmas/
・イープラス https://eplus.jp/sanadanaoki-xmas/
※イープラスは、ご購入時に「会場観覧」を選択してください。

<ネット配信>アーカイブ期間 生配信~1月3日(月)23:59まで
ネット視聴チケット:3,000円(税込)
・イープラス https://eplus.jp/sanadanaoki-xmas/
※ご購入時に「ネット視聴」を選択してください。

お問い合わせ:株式会社 エフ.エー.ブイ 03-3263-6612(平日11~17:00)

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