小山雄大が都内で新曲『じゃがいもの花』レコーディング取材会を開催! 飛躍の2年目へ「じゃがいものように誰からも愛されるような演歌歌手に」と意気込み

小山雄大
2025.1.8

歌手の小山雄大が1月7日、都内で3月5日(水)発売の新曲『じゃがいもの花』のレコーディング取材会を行った。

デビュー曲『道南恋しや』がロングヒット中で、第66回 日本レコード大賞 新人賞を受賞した小山雄大。待望の2ndシングル『じゃがいもの花』を3月5日(水)に発売する。

新曲『じゃがいもの花』は、“全国民の孫”から“全国民の息子”へと成長した小山自身の等身大ストーリーともいえる作品。望郷の念や、母の深い愛情への感謝、現実の厳しさと葛藤、そして母への恩返しを誓う強い決意が込められた、全国の母へのメッセージソングとなっている。

恩師・弦哲也&作詞家・さわだすずこが駆けつけたレコーディングの模様を詳細レポート!

小山は、新曲『じゃがいもの花』を手がけた作詞家のさわだすずこと、恩師で作曲家の弦哲也が同席のもと、取材会を行った。

小山は「皆さま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年はデビューをさせていただいて、昨年の年末には日本レコード大賞の新人賞を頂きまして、皆さまのお力添えのおかげで歌うことができました。本当にありがとうございます。今年は新曲『ジャガイモの花』という曲で頑張ってまいります」とあいさつ。

弦は「皆さん、今日はありがとうございます。雄大がデビューして年が明けたとは言いながら、まだ8カ月しか過ぎていません。今年は2年目という年に入るわけですが、 今回用意した楽曲は『じゃがいもの花』という歌です。雄大は北海道のじゃがいもみたいな坊やで、スタッフや事務所のメンバーは『ああ、じゃがいもちゃんが来た』と呼んでくれていました。今回、さわださんから、『じゃがいもの花』というタイトルの詞が来た時には、うれしいような、びっくりしたような思いで歌作りをしました。北海道を代表する野菜で庶民の味がじゃがいもです。メークインは日本では道南が発祥の地です。デビュー曲『道南恋しや』も北海道から発信して、これから一歩一歩、歌手としても人間としても大きくなっていけるような小山雄大になってほしいと思っています」と熱いエールを送った。

さわだは「昨年、小山雄大さんの頑張りと皆さんの力をお借りして、レコード大賞の新人賞をいただくことができました。今年は2曲目として何を書こうかなと思った時に、弦先生がおっしゃったような背景を考えて、彼の故郷・北海道の『じゃがいもの花』という詞にしました。テーマは母です。お母さんのことや恩返しのことをいろいろと書きながら泣いてしまいました。それでもこの頑張りを皆さまのお力を借りて応援したいと思います」と涙ながらにエールを送った。

さわだすずこ・小山雄大・弦哲也

弦とさわだが挨拶を終えたところで、2人はレコーディングの準備のため会見から退席するはずが、弦が小山に「マジックの新しいネタはないのかい?」と突然のリクエスト。小山は報道陣の前で、特技のトランプマジックを披露。トランプの束から「2025」と書かれたカードを出し、「2025年もよろしくお願いします!」と決めゼリフで締め、会見場は大きな笑いに包まれた。

弦は「先輩の三山くんは紅白でけん玉をやっているけど、紅白に出た時にマジックをやるというのはどうだろうね」と話すと、小山は「その時はぜひマジックをやらせていただきたいですね!」と目を輝かせていた。

また、弦が「じゃがいもの料理だったら何が一番好き?」と聞くと、小山は「やっぱり肉じゃがが一番好きです。母が作る肉じゃがも好きですし、おばあちゃんが作る肉じゃがも好きです」と笑顔で答えていた。

さらに弦は「デビュー当時は“全国民の孫”というキャッチコピーで、1年を過ぎて、“孫”から“息子”に一つ成長したところを見せないとね。女手一つで育ててくれたお母さんも北海道で応援していると思うから」と話すと、小山は「いつも一番に応援してくれるのが母なので、『じゃがいもの花』の歌詞にもありますが、母に恩返ししたいという思いや、親孝行をしていけるように頑張っていきたいという思いも込めて、この歌をこれから歌っていきたいと思っています」と熱意を込めた。

そして小山は「この歌の3番の歌詞が大好きで、『♪母ちゃんの 涙を笑顔に 変えてやる 花言葉は恩返し… 見せたい俺の 晴れ姿』という部分が特に気に入っています。自分自身の晴れ姿を母にたくさん見せていきたいですし、弦先生、さわだ先生、そして松前ひろ子先生、三山ひろし先輩、そして応援してくださる皆さんに恩返しができるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

「誰からも愛されるような演歌歌手になりたい」

2人が退席した後、小山はデビュー年の1年を振り返り、「東京に出てきてからも6、7年ぐらい経って、小さい頃から歌手を夢見て頑張ってきましたが、なかなかデビューができない時期が続きました。母にデビューをした晴れ姿を見せられたというのは、うれしかったです。昨年は全国100カ所でキャンペーンをやらせていただいて、全国の皆さんとふれあうことができてすごくうれしかったです。皆さんにたくさんご指導いただきながら1年間歩いてきました。今年も地道に努力や勉強をして、昨年以上により良い年にしたい」と話した。

また小山は、新曲のタイトルになっている“じゃがいも”に絡めて「じゃがいもは国民食ですよね。昔から国民に誰からでも愛されている食べ物だと思うので、自分もじゃがいものように、誰からも愛されるような演歌歌手になりたい」と意欲を込めた。

小山雄大

「今の夢はファーストコンサートをやりたい」

昨年末の第66回 輝く!日本レコード大賞のステージでデビュー曲『道南恋しや』を披露した小山。「日本レコード大賞のステージは夢の舞台だったので、小さい頃から見ていた番組のステージに立たせていただけたのは、感謝の気持ちでいっぱいでした。そのステージを生で母に見せられたのはうれしかったですね。ステージが終わった瞬間にちょっと泣き出してしまいました。舞台に出る時にこの1年のことを思い出して泣きそうになりましたが、ぐっとこらえて、1年間の感謝の気持ちを込めて歌唱させていただきました」と振り返っていた。

そして、今後の目標について「自分の夢でもありますが、単独でファーストコンサートをやりたいです。これも母に見てもらいたいという思いがあり、凱旋して歌いたいという思いもあります。2月に江差観光ふるさと大使の任命式もあるので、その時に歌う姿を母に見せたいと思っています」と語った。

小山が目指す夢の舞台は、もちろんNHK紅白歌合戦だ。「もっともっと努力して、成長して、精進していかないといけない。もし紅白歌合戦に出させていただいたら、歌はもちろんですが、三山先輩はけん玉でギネス世界記録を持っていますので、マジックに世界記録があれば目指して、紅白のステージに向けて頑張って精進していきたい」と熱意を込めた。

新曲『じゃがいもの花』を引っさげ、デビュー2年目を迎える小山雄大。さらなる活躍に注目が集まる一年になりそうだ。

小山雄大『じゃがいもの花』

2025年3月5日(水)発売

品番:KICM-31164
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.じゃがいもの花(作詞:さわだすずこ/作曲:弦哲也/編曲:猪股義周)
2.沖の島遥か(作詞:紺野あずさ/作曲:弦哲也/編曲:猪股義周)
3.じゃがいもの花(オリジナル・カラオケ)
4.じゃがいもの花(一般用カラオケ・半音下げ)
5.沖の島遥か(オリジナル・カラオケ)
6.沖の島遥か(一般用カラオケ・半音下げ)

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