新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~鳥羽一郎『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』※本人コメント動画

2026.6.12

鳥羽一郎さんの新譜『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

鳥羽さんに新曲『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』の制作秘話をはじめ、ほら貝演奏への挑戦、CSチャンネル銀河で放送され話題を集めたバラエティ番組「木村ファミリーみだれ旅~予定調和はキライです~」の反響について、さらには歌の力を実感した忘れられない出来事や、歌に支えられたマグロ船時代の思い出、そして今後の目標について、たっぷりと語ってもらいました。鳥羽さんによる貴重なほら貝演奏もぜひご覧ください!

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

――新曲『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』のPRをお願いします。

この歌は昨年リリースした『朋輩よ』のカップリング曲として収録されていた一曲です。それが奈良で評判になりまして、「もう一度『長谷寺の雨』を出してみようか」という話になり、今回表題曲として発売しました。『長谷寺の雨』で検索すると以前の音源が出てくるので、「~晩秋の大和路~」という副題を付けています。

昔はB面(カップリング曲)がメイン曲より人気になってひっくり返るパターンがありましたが、今回はおそらくそのパターンだと思います。こういうラブソングは持ち歌にもあるんですよ。ただやっぱり海のイメージが強いのか、こういう歌を出してもあまりピンとこないみたいですね。でも、この『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』で結果が出せれば、また次があると思うので頑張りたいですね。

――歌唱の注目ポイントを教えてください。

この歌を好きになったきっかけは、1番の歌詞の最後にある「♪法螺貝(ほらがい)が 胸をえぐるよ」というフレーズを聴いた時でした。「ああ、これだ」と思いましたね。この部分をうまく歌えれば、かっこいい歌になるんじゃないかなと思います。

一応ラブソングですので、歌の中に登場するのは男性なんですよね。その男性がいろいろあって女性に振られてしまう。そんな中、ふらっと長谷寺を訪れ、ほら貝の音を聞いた時にその女性を思い出したという歌です。だからほら貝の音に胸をえぐられるような気持ちになったんでしょうね。

――曲中にほら貝の音色が収録されていますね。

はい。前奏と間奏にほら貝の音が入っています。前の音源には入っていませんでした。長谷寺では修行をされている僧侶の方々が正午になると一斉にほら貝を吹くんですよ。その音が山にこだまして、何とも言えない雰囲気がありまして。ですので、歌の中にもほら貝の音を入れさせてもらっています。

今はいろいろなところで歌わせてもらっていますが、「ほら貝を吹く練習をして、イントロで吹いたらどうですか」という話になりました。自信がないと伝えたら、「大丈夫です。音階があまりないから多少間違ってもわかりません」と説得されて、今はほら貝も吹いているんですよ(笑)。聞くかい? 今日は持ってきているんだけど。

――ぜひお願いします!

ほら貝は息で吹くのではなく、唇で吹くんですよ。息だけでは音が出ません。唇を震わせるように吹くんです。トランペットと同じような感じですね。私も最初は吹けませんでした。

――ミュージックビデオの見どころを教えてください。

やっぱり長谷寺の雰囲気でしょうね。牡丹が非常に有名なお寺で、5月になるとたくさんの人が訪れるそうです。一度、牡丹が咲いている時期に行ってみたいと思っています。

――ミュージックビデオ撮影時の裏話はありますか?

撮影は冬でしたが、本当は雪が降らない時期なんです。ですが、僧侶の皆さんがほら貝を吹き始めた時に、私がやぐらの下でそれを見ているシーンを撮影していたら雪が舞ってきましてね。チラチラではなく、パーッと雪が降ってきたんです。僧侶の吹くほら貝の音色と雪景色が本当に素晴らしくて。そのシーンはミュージックビデオにも収録されていると思います。

――レコーディングの裏話を聞かせてください。

私もスタジオでプロのミュージシャンと一緒にほら貝を吹きました。後で聞いたら、「今のほら貝の音は鳥羽さんのです」と言われました。どうやら私が吹いた音が使われているみたいです。最初は全然吹けませんでしたが、コツを覚えたら吹けるようになりましたね。

――カップリング曲『諸行無常』のPRをお願いします。

この歌は同じ作詞家の先生が書いてくださった作品ですが、少し浮いていたんですね。そこで『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』を作る際に、私の倅(木村竜蔵)に「カップリングにこういう歌があるから曲を書いてみないか」と持ちかけて完成した一曲です。

――CSチャンネル銀河の番組「木村ファミリーみだれ旅~予定調和はキライです~」が放送されました。反響はありましたか?

いろいろな方から「観たよ」と声をかけていただきました。台本があまりないというのも良かったのかな。本当はきちんとしていた方がいいんでしょうけど、それは編集でうまくやってくれればいいので(笑)。すごく楽しかったです。また機会があればやりたいですね。

――昨年シングルとアルバムの配信が始まりました。反響はいかがですか?

「聴いていますよ」と言ってくださる方が多いですね。今では廃盤になっているような作品も配信されていますし、それを楽しみにしている方も結構いらっしゃるようです。ヒットした曲はもちろんですが、そうでない曲もありますので、「いろいろな歌が聴けていいですね」と言っていただくことが多いですね。

――今後の目標を教えてください。

おかげさまで素晴らしい先生方に恵まれ、たくさんのいい曲や詞をいただいて、本当に幸せ者だと思っています。だからこそ、海の歌だけでなく、『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』のようなラブソングもこれから歌っていけたらと思っています。鳥羽一郎がラブソングを歌うと売れないというジンクスがありますが、今回の新曲で突破したいですね。そうすればまた次につながりますから。なんとか頑張りたいです。『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』をよろしくお願いします。

――現在も甘いものにハマっていますか?

それが甘いものを控えるように言われているんですが、ついつい内緒で食べちゃうんですよ(笑)。お酒をやめたら途端に口が寂しくなって、あめ玉をなめるようになりましたし、昔はほとんど食べなかったソフトクリームも食べるようになりました。サービスエリアに寄ると必ず売っていますからね。自分で買いますよ。もう平気です(笑)。

――歌のチカラを感じたことはありますか?

だいぶ昔の話ですが、田端義夫先生が大阪でコンサートを開催された時に伺ったことがありました。お見舞いも兼ねて楽屋へ行くと、田端先生は寝ているというか、唸っていてね。付き人の方に聞いたら「帯状疱疹でどうしようもない」とおっしゃるんです。それでもステージには立たなければなりません。開演15分前のベルが鳴って「先生、15分前です」と声をかけても、まだ唸っている状態でした。5分前になって衣装を着せることになり、付き人の方に頼まれてお手伝いしたんです。そして「先生、本番です」と声をかけたら、ギターを背負ってステージへ向かわれました。するとイントロが流れた瞬間、何事もなかったかのように1時間半ぶっ通しで歌われたんです。

歌の力というのは、ああいう痛みさえも吹き飛ばしてしまうんだなと思いましたね。その公演が終わった後はすぐ入院されたそうですが、帯状疱疹は風が吹いても痛いと聞きます。それにもかかわらず、本当に見事なステージでした。

私の弟(山川豊)も肺に疾患があって、最初の頃は彼も落ち込んでいましたが、今はちゃんと歌っています。やっぱり歌わせた方がいいですね。歌っていると病気のことを忘れられますから。そういう力が歌にはあるんじゃないかなと思います。私も歌に助けられました。明日また頑張るぞっていう気持ちにさせられますよね。当時マグロ船に乗っていた頃は正直言ってきつかったですよ。でも歌があったから頑張れました。歌を歌っていると辛いことを忘れて「また明日頑張ろう」という気持ちになれました。演歌は人生の応援歌なんですよ。

――マグロ船ではどんな歌を歌っていましたか?

やっぱり師匠の船村徹先生の歌でしたね。『別れの一本杉』や『あの娘が泣いてる波止場』を歌っていました。航海が長くなるとホームシックになって故郷が恋しい時には、青木光一さんの『柿の木坂の家』を歌っていました。「♪春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思い出すなア ふる里のヨ」と口ずさんでいると辛いことを忘れられました。昔は農業をやっている方も浪花節を聴いて、仕事が終わって民謡を聴いたりして、「また明日頑張るぞ」という気持ちになっていたんじゃないでしょうか。

――最後に、歌手としての目標を教えてください。

ここまで来たら、1日でも長く歌っていたいですね。それこそ声が出なくなるまで歌いたいです。私には演歌を歌うことしかできませんから。これからもど演歌を歌っていきたいと思います。よろしくどうぞお願いします。頑張ります。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=26112

鳥羽一郎『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』

鳥羽一郎「長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~」

発売中

品番:CRCN-8831
価格:¥1,550(税込)


【収録曲】

1.長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~(作詞:髙畠じゅん子/作曲:斉藤功/編曲:蔦将包)
2.諸行無常(作詞:髙畠じゅん子/作曲:木村竜蔵/編曲:蔦将包)
3.長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~ (オリジナル・カラオケ)
4.諸行無常 (オリジナル・カラオケ)

<あわせて読みたい>

鳥羽一郎・山川豊・木村徹二・木村竜蔵が共演『木村家 ファミリーコンサート』の映像商品リリース! 『俺たちの子守唄』のライブ映像もYouTubeで公開
鳥羽一郎の新曲は、古都を舞台に愛に葛藤する男を描いた『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』 「男らしさは優しさからにじみ出てくるものなんじゃないかな」

関連キーワード