タブレット純のプレイリスト~歌手人生に影響を与えた10曲~

2020.3.30

“うたびと”達が、様々なテーマに沿ってジャンルレスに選曲して、その選曲理由や思い出のエピソードを通じて、“うたびと”としてのルーツに迫る連載企画。

今回はタブレット純が「歌手人生に影響を与えた10曲」というテーマで選曲。自他ともに認めるムード歌謡フリークのタブレット純。歌手でありお笑い芸人である彼のルーツを垣間見る。


選曲理由

1.水原弘『黒い花びら』

父が車の中で聞くとはなしに聞いていたテープ。生まれて初めて感銘を受けた歌声です。僕はこの悲しいメロディーと画の浮かぶ詞が好きなのですが、兄二人は、「どんなに楽しいところに行っても、最後絶対に水原弘で暗く終わる」と言って嫌がってました(笑)。

2.森田公一とトップギャラン『青春時代』

小学4~5年のころ、「他にもいい歌ないかな」と探して、ハマった歌です。大人になって、詩の意味がようやく分かりました。

3.小椋佳『しおさいの詩』

『青春時代』と同様、この曲も、年を経てからの青春の悔恨を歌う曲。詩の意味はわからないまま、毎日カセットテープを聴いていました。

4.ガロ『学生街の喫茶店』

初めて自分で買ったカセットテープです。

5.和田弘とマヒナスターズ『泣きぼくろ』

小学生のときにラジオで初めて聞いて衝撃を受けた歌です。この曲を歌い、和田弘さんにマヒナスターズのメンバーにしていただきました。

6.鶴岡雅義と東京ロマンチカ『君は心の妻だから』

小学生の頃中古レコードを購入、三条正人さんは最も憧れの歌手です。鶴岡雅義さんは、レキントギターの名手。ギターを始めるきっかけになった曲で、ギタリストへの憧れが、鶴岡さんによって目覚めました。

7.ザ・タイガース『モナリザの微笑』(※Spotify内に楽曲無し)

小学生のころ、ドリフの映画内のワンシーンで見て、虜になりました。そのあと、GSにもハマってしまいました。

8.永井龍雲『道標ない旅』(※Spotify内に楽曲無し)

中高生の頃に好きになったアーティスト。シンガーソングライターへの憧れもあったので、この曲を聴いて、自分も曲作りをやってみるようになりました。

9.村下孝蔵『初恋』

中高生のころ好きになり、学生時代に唯一コンサートを見に行ったアーティストです。

10.槇原敬之『どんなときも。』

リアルタイムで耳にした歌では一番感銘を受けた曲。当時、前向きな曲ばかりが流行っている中、この曲は詩の世界観が深いと感じました。

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