新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~三山ひろし『夢追い人』 ※本人コメント動画

2022.9.15

三山ひろしさんの新譜『夢追い人』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

三山さんに、作詩作曲を手掛けた北島三郎さんと共に行った新曲『夢追い人』のレコーディング裏話やカラオケのポイント、多趣味な三山さんが最近ハマっていることなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『夢追い人』のPRをお願いします。

私の新曲『夢追い人』は、夢を追う人の歌です。夢を叶えるというのは簡単ではないですよね。辛い思いや苦しい思いがあるかもしれませんが、その先にはきっと、求める夢があるから頑張りなさい、という思いを込めて作っていただきました。北島三郎御大から言っていただいているような、そういう気がする作品でございます。

――北島三郎による初の作詩作曲作品ですが、どのようなアドバイスを頂きましたか?

この作品を歌うにあたって、北島先生からは「お前らしく歌え、あまり難しく考えることなく、普段コンサートで歌っているような気持ちで歌ってレコーディングすればいいよ」と教えていただきました。

――『夢追い人』の主人公と重なるところはありますか?

この『夢追い人』というのは、今現在の私の姿でもあったりします。故郷を出た時には歌手になりたいという夢があって、歌手になるという夢は叶えることができましたが、そうなると今度は、新しい夢がどんどん出てきて、今も夢を追い続けている感じなので、この歌は過去の自分の歌というよりも、今現在自分が追い求めている姿なのかもしれないな、と思っております。

この歌は、大なり小なり夢を持って歩んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思うんですけども、ご自身のその夢を叶えるための道すがら、後ろ向きになったり、無理かもしれないなぁなんて思う時に、この曲を聞いていただいて、「よし今からでも遅くない、頑張ろう」と思っていただけるような、そういう起爆剤のような一曲にしていただけたら、僕としては本当にうれしいです。夢があるから明日への希望が湧いて出てくるような気もしますので、そういうふうにこの歌を考えて歌っていただいて、聴いていただきたいなと思っています。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

いつものようにレコーディングをしましたけれども、まさか御大が自らお越しいただけると思っておりませんでしたので、お越しいただいたときはびっくりしました。そして、なんといっても午前様になるぐらい、みっちり教えてくださいました。夕方にレコーディングが始まったんですけども、気がついたら日付が変わっていまして、それまでずっと教えてくださいました。「ここをこうやってやったら」、「こういう風にしたらどうか」というのを一つひとつ丁寧に教えてくださって、こういう経験は2度とできないなぁと、1分1秒も無駄にしちゃいけないなんて思いながら、一生懸命、御大のアドバイスを聞いておりました。

例えば、歌を歌う時に「1色だけじゃなくていろんな色合いを出せるような、そういう歌い手にならなきゃダメだ」という風な意味合いのことをおっしゃっていましたね。「いろんな表情、声で魅せられるような、そういう歌を心がけなさい」ということで、ワンフレーズ、ワンフレーズを歌っていても、そのフレーズの中で「こういう声はどうかな」、「今もっとこういうような気持ちで」というようなことを、細かく教えてくださったので、自分の中にもあまりなかった感情や思いを、この歌の中に入れることができたのかなと思います。北島御大がおっしゃっていらっしゃる三山ひろしの今までの歌の世界にはないものを作ったというのが、ぴったりくるんじゃないかなと思います。

――ミュージックビデオについて教えてください。

今回はまさに、その歌の世界そのものがミュージックビデオになっているんですね。私はミュージックビデオの中で、夢を追い続けるシンガーソングライターで、詩も曲も手がけて、自分でギターを弾いて、夢を目指している一人の男性を演じています。普段の仕事は八百屋さんでアルバイトをしながら自分の夢を追いかけていて、そこに工藤宏二郎さんが演じる同僚がいらっしゃいます。彼は俳優を目指していて、その俳優になる夢を少し叶えて、立場的にはちょっと上になっているという、そういう感じのストーリーなんですね。ですから最初は少ししょげているようなところから始まって、ラストシーンは前向きになっている姿が描かれていると思います。撮影当日は本当に暑かったです。5月だったんですけども、めちゃくちゃ暑くてみんなで日焼けしました。

――カラオケのポイントを教えてください。

『夢追い人』を上手に歌うポイントというのは、歌い方がどうとかというよりも、気持ちで歌うというところが大事になってくるんじゃないかなと思います。最初の「♪ビルの街 吹き抜ける風」という歌詩は、これは私自身が経験をしていることなので、その経験を基に思い出しながら歌ったりしています。私だと25歳で上京してきて、修行生活をしているときに、やっぱり冬になりますと東京のビルの風は本当に冷たくて、刺すような感じの風が吹くんですよね。ビルの谷間に吹く風を斜めに受けながら、「絶対に負けないぞ」というふうに思った、そういう思いを僕はその歌に込めて歌っています。

ご自身の中で何か辛い思いがあっても、負けないで立ち向かっていこうという思いで、「♪ビルの街 吹き抜ける風」というところを歌っていただくと、すごく説得力のある歌になるんじゃないかなと思いますね。

――最近ハマっていることを教えてください。

今の時期はちょうどカブトムシとかクワガタが羽化する季節なんですね。ですから、マットから出てくる姿を見るのが楽しみです!

――毎年行っているカブトムシ譲渡会について教えてください。

毎年、カブトムシ譲渡会というのを開催しておりまして、今年で4回目になります。本当にたくさんの皆さまに、私の育てたカブトムシをお持ち帰りいただいて、育てていただいたり、標本にしていただいています。今年はなんとクワガタの譲渡会もやらせていただきまして、私の家ですくすくと育ったオオクワガタのオス5匹をプレゼントさせていただきました。子どもさんがお越しになって、目をキラキラさせながら「わぁ、すごいすごい!」と言っているのを見て喜んでおります。

カブトムシというのはだいたい長く生きて3カ月ぐらいなんですが、クワガタは長かったら3年くらい生きるんですね。ですから、今年生まれた成虫は、来年はもちろん、再来年まで上手に飼えば生きているんじゃないかなと思いますし、形がかっこいいですから、標本にしていつまでも残しておくというのもありじゃないかなと思います。死んだ後でもいつまでも私たちを楽しませてくれる、それがオオクワガタの魅力じゃないかなと思いますね。

――今年中にやりたいことはありますか?

今年はもう半分過ぎましたので、追い込みということで『夢追い人』、そして、『花恋歌〜はなれんか〜』を1枚でも多く、たくさんの皆さまにお届けしたいなというふうに思っております。趣味の方が充実しておりまして、クワガタの幼虫が生まれてきましたので、菌糸ビンに入れたりとかで結構忙しいんです。あと、プラモデルの方は、サンバートラックという軽トラを作っていて、そちらも忙しくやっていますね。

他にもいろいろとあるんですけども、とにかく一日を無駄にしないように、毎日いろんなこと、できることはないかなと考えながら、コロナ禍でも元気に頑張っていきたいと思っております。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

三山ひろし、これからも一生懸命頑張ってまいります。日本といえば演歌という素晴らしい音楽ジャンルがあります。その中で誰が一番だと言われたときに、三山ひろしと言っていただける時代が来るように、一生懸命頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞ一つ応援のほどよろしくお願い申し上げます。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=21760

三山ひろし『夢追い人』MUSIC VIDEO

三山ひろし『夢追い人』

発売中

品番:CRCN-8495
価格:¥1,350

【収録曲】

1.夢追い人
2.茜雲
3.夢追い人(オリジナル・カラオケ)
4.茜雲(オリジナル・カラオケ)
5.夢追い人(一般用カラオケ・半音下げ)
6.茜雲(一般用カラオケ・半音下げ)

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