新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~藤あや子『女がひとり』 ※本人コメント動画

藤あや子
2023.7.13

藤あや子さんの新譜『女がひとり』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

藤さんに、北島三郎氏の楽曲だった『女がひとり』を新曲として発売するまでのエピソードやレコーディング時の裏話、さらに、SNSで人気の愛猫「マル」と「オレオ」の漫画化についてなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『女がひとり』のPRをお願いします。

この作品は、北島三郎さんが38年前に発売された歌です。この歌を歌うきっかけになった一つが、昨年開催された先生の明治座公演で原田悠里さんがこの歌を歌われたんです。たまたま坂本冬美ちゃんと見ていたんですが、「本当にいい歌ね。あなたにピッタリじゃない?もらっちゃいなさいよ!」と言われて「私もそう思ったのよ」という会話を交わしました。

その後、ステージが終わってから先生に直接「北島先生、あの歌いいですね。私にください!」とお伝えしたら、先生は一瞬「えっ!」という表情をしましたが「そうか?じゃあ歌っていいよ」と言ってくださいました。

原田悠里さんもご自身のカップリング曲にされていて、お二人ともこの作品を歌われていたので「私がシングルにするのは無理だな」と思っていたのですが、「大丈夫だよ、あげるから歌ってくれ!」と言ってくださり、私の夢が叶った作品なので思い入れが強い作品となっています。

――坂本冬美さんも自身も「ピッタリの曲」だと思ったポイントは何だったんでしょうか?

しっとり大人しめな女性を歌わせていただいていますので、元々私が歌っていた女性のイメージにピッタリで、「久しぶりにその頃の藤あや子に戻ろうか」という話になりました。聴いてくださった方からは「ピッタリな歌だね」、天童よしみさんからは「あやちゃん、あの歌昔から好きやねん!あやちゃんにピッタリやな」と褒めてくださいました。

ワルツの曲調が優しくてスッと胸に響く歌ですが、いざ歌うとなると非常に難易度が高い歌でした。涼しげな顔をして歌わせていただいていますが、結構頑張って、踏ん張って歌っています(笑)。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

カラオケを収録する日と、歌入れの日と2日間スタジオを借りていました。プロデュースをしてくださる北島先生は、1日目だけ顔を出してくださるということで、先生も「これで大丈夫だから明日は頑張ってね」と声をかけてくださいました。私もスタッフも「じゃあ2日目は気楽にやりましょう」ということで、前日のきちっとした格好とは違ってジーパン姿でした。2日目のお昼にスタッフから「北島先生が今日もいらっしゃってくださる」という連絡があって「えー!」と驚きました。

私たちがそんな格好であるにもかかわらず、私が「今日も紫色が素敵ですね」と先生の装いについて言わせていただいたら「あや子、これは紫色じゃないよ、藤色だよ」と仰ってくださって、私もテンションが上がって楽しい歌入れができました。

――ミュージックビデオの見どころを教えてください。

ずっと映画監督の小松壯一良監督が撮ってくださっているのですが、毎回の企画が面白くて、前回の『鳥』はロードスターを運転するという斬新なものでした。今回は何がくるのかな?と期待していたら、今回はコンサート会場になるような会館を貸し切って、広いステージで一人だけで演技をしていくという、これも監督の斬新なアイデアでした。客席側から歩いてステージ上を見たり、ステージ上に花びらを散らして花びらに埋もれてみたり、とても美しくて幻想的なシーンがたくさん撮れました。

花びらといえばピンクが多いですが、監督の指示だったそうでスタッフさんが「紫色の花びらを集めるのは大変でした」と仰っていました。

――本当に辛そうに見えるサビの振り付けについて教えてください。

これも監督の指示で、テレビで歌うとカメラマンさんが焦ってしまうと思うので、テレビではガクッと落ちるときは小ぶりにさせていただいています(笑)。すごくガクッと落ちるシーンは、ミュージックビデオを見ていただいてその違いを見比べていただきたいと思います。

――カラオケのポイントを教えてください。

1番から3番まで、女性の気持ちの移り変わりが表現されています。思い出しては辛いと思いながらも前を向いて生きていかなきゃいけないという芯のしっかりした女性を表現していただくことをポイントにしていただければ、この歌はバッチリだと思います。

――デビューして35年を迎えました。最も思い出に残っていることは何ですか?

1番の夢であった紅白歌合戦に出場できたこと、そして劇場で座長公演を務めさせていただいたことの2つが、デビュー当時の大きな目標でした。その夢を叶えられたからこそ、今があると思っています。

――愛猫のマルくんとオレオちゃんについて教えてください。

略してマルオレちゃんと呼んでいますが、マルオレちゃんはコロナ禍になる1年前に家族になりました。生後1カ月でうちに来ました。当時は「可愛い」という気持ちで写真や動画を撮ったりしていたのをSNSに投稿したことがきっかけで、フォロワーさんが増えていきました。マルオレちゃんのおかげで、今までお会いしたことのない世代のファンにお会いできて、「マルオレちゃんの親が藤あや子なんだ」というコメントをいただいたり、マルオレちゃんのおかげで、今まで話すことがなかったスタッフさんとの会話も増えました。街中でご婦人と会っても「マルオレちゃん可愛いですよね!」と話しかけてくださったり、マルオレちゃんは私にとってありがたい神様のような存在です(笑)。

――「マル」と「オレオ」が漫画化されていますね。

「梅さんと小梅さん」というアニメを描いているホンマジュンコさんという方が、マルオレちゃんのあまりの可愛らしさにと、ダイレクトメッセージを頂いたことでそこからご縁が繋がりました。保護猫活動の一環で行っているTシャツ製作のデザインを、ホンマさんにお願いしました。マルオレちゃんが普段から面白いことばかりするので、「それを4コマ漫画にしたら面白いんじゃないか」という話になって、今配信されています。

マルオレちゃんは着物やドレスのキラキラ光るものが好きで、普段からそばにそっと座るだけなんですが、それを写真に撮っていたら、ホンマさんがそれを漫画にしてくださいました。マルオレちゃんが(着物やドレスを)傷つけたことは一度もないです。

――写真集『FUJI AYAKO』の発売から一年が経ちましたが、反響はいかがですか?

発売したのはすごく過去のような気がしていて、今言われた瞬間に「あぁそうだ!」という感じです。よく「腹筋が割れていますね」とか言われますが、そんなことはないんです。あの企画は写真集の企画じゃなくて、最初から写真集の企画だったらNGを出していました。フォトエッセイという話だったので引き受けましたが、「写真がとても良かった」とスタッフさんも言ってくださって、私にとってもいい記念になったと思います。

――第2弾写真集の予定はありますか?

ないない(笑)!あれが最後です。かといってあれが終わったからじゃあいいやと思って、トレーニングを怠っているとかはありませんよ。ちゃんとトレーニングしています。ヨガも週4日やっていますし、毎日やることもあります。腕立て伏せやシャドーボクシングなど自分ができることは毎日やっています。

――プロポーションを保つ秘訣を教えてください。

一番は運動ですね。美味しいもの好きで、パンもスイーツもやめたくないので、食べ物のダイエットは苦手なんです。食べたら体を動かしたり鍛えたりする方が合っていますね。

――大好きなお酒を断って6年が経つそうですが、変化はありましたか?

腰回りにお肉がつく「浮き輪肉」の原因はお酒でしたね。当時はいくらトレーニングしても取れませんでした。

――ギターを始めて2年が経つそうですが、練習の成果はいかがですか?

私は不器用だなと思っています。35周年曲『鳥』は何とか弾けるようになっていますが、ただ番組で弾けるかといったら問題があるので弾けることは公にしていません。私はエレキギターを弾きたくて始めたので、ギターの先生がようやくエレキギターを持たせてくれて、「これからはエレキを練習しましょう」と先々週から始めました。

先生のメーカーさんが、あや子仕様のエレキギターを作ってくれるみたいで、すごくワクワクしています。うれしい!

――特技は「忘れること」だそうですね。

皆さんは物忘れがどうとか言いますが、人間忘れることも必要なんです。全部覚えていたら、生きていけませんよ!良いことを常に残しておいて、嫌だなと思うことは忘れちゃった方が楽なんです。

忘れることが私にとっては特技ですが、地方の会館に行った時に毎回初めてな感じがして「今日はここで歌うんだ」と言うと、スタッフが「3年前に来ていますよ」と言われて、常に忘れちゃうんです(笑)。毎回、新鮮に物事を捉えられると良い方に考えています。皆さんも忘れるということを特技にしてみれば、生きるのがすごく楽になっていくことがあると思います。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

皆さま、いつもご声援いただきましてありがとうございます。皆さまの応援で35年が過ぎました。常に新鮮な気持ちで初心に帰って歌わせていただいています。今回の歌は北島三郎先生の歌なので、力が入っております。皆さまにはたくさん歌っていただいて、聴いていただいて、ぜひ覚えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=23036

藤あや子『女がひとり』ミュージックビデオ

藤あや子 デビュー35周年記念シングル『女がひとり』

藤あや子「女がひとり」

発売中

品番:MHCL-3026
価格:¥1,300

【収録曲】

1.女がひとり(作詞・作曲:原 譲二/編曲:南郷達也)
2.人恋海峡(作詞・作曲:原 譲二/編曲:南郷達也)
3.女がひとり(オリジナル・カラオケ)
4.女がひとり(一般用半音下げ・カラオケ)
5.人恋海峡(オリジナル・カラオケ)
6.人恋海峡(一般用半音下げ・カラオケ)

ご購入はこちら:
http://fujiayako.lnk.to/BnUZph

『女がひとり』ダウンロード、サブスク等配信サイトはこちらから:
https://LGP.lnk.to/wK4oxrMv

『女がひとり』特設サイト:
https://www.110107.com/onnagahitori

藤あや子の楽曲のダウンロード、サブスク等配信サイトはこちらから:
https://LGP.lnk.to/3veXPtxv

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