新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~竹島宏『サンタマリアの鐘』 ※本人コメント動画
竹島宏さんの新譜『サンタマリアの鐘』について、ご本人にお話を伺いました。
チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!
竹島さんには『サンタマリアの鐘』の制作秘話から、カラオケのポイントや趣味の薬膳酒について、さらにチャンネル銀河の新番組『竹島宏の旅はハッピー オッパッピー』について、たっぷりと語ってもらいました。
ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『サンタマリアの鐘』のPRをお願いします。
ヨーロッパシリーズ3部作の完結編として発表させていただきました『サンタマリアの鐘』です。これまで『プラハの橋』ではチェコのプラハ、そして『一枚の切符』ではフランス・パリを舞台に歌ってきました。今回の『サンタマリアの鐘』の舞台は、イタリア・フィレンツェになっています。
大人の歌謡曲第3弾で、随所にフィレンツェという言葉が出てきます。フィレンツェは、「ぜひこの3部作の完結編はフィレンツェを舞台にしたい」という、作詞の山田ひろし先生たっての願いでフィレンツェが舞台になりました。
ヨーロッパシリーズ3部作の完結編といいましたが、実は第1作目の『プラハの橋』、2作目の『一枚の切符』と、歌の物語の主人公は同じ設定です。なので『一枚の切符』、『プラハの橋』で、実は男女が別れてしまったのですが、それから数年経ったところ、イタリア・フィレンツェで一人ひっそりと暮らしていた男性のもとに、何年か前に別れたはずの彼女が帰ってきたという、運命的な再会を果たしたドラマが描かれています。
今回の『サンタマリアの鐘』1曲でも楽しめますが、できたら『一枚の切符』、『プラハの橋』、そして『サンタマリアの鐘』の順番で聴いていただくと、壮大な映画を見ているような感じで楽しんでいただけると思います。
――レコーディング時の裏話を教えてください。
今回は山田ひろし先生がレコーディングの時に「難産だった」と仰ったんです。と言いますのも、実は『サンタマリアの鐘』は最初、全く違う内容の歌詞でした。僕が「ちょっと違う切り口からのドラマを描くことはできますか?」と、やんわりとリクエストしたら(笑)、山田ひろし先生は全部を受け止めてくださって、何作か書き直してくださいました。
そして、最後の最後に出来上がったのが、今回発表させていただいた『サンタマリアの鐘』でした。山田先生の「難産だった」というのは、半分本気、半分はちょっと笑いながら……といった感じでしたが、山田先生が頑張って詞を書いてくださって、幸耕平先生の作曲、そして坂本昌之先生のアレンジで、とてもおしゃれな壮大な歌に仕上がったと思います。
山田先生にご苦労をおかけした分、この『サンタマリアの鐘』を皆さんに少しでも応援いただけるように頑張りたいと思っています。
――ミュージックビデオ撮影時の裏話はありますか?
ミュージックビデオは幕張のホテルで撮影をさせていただきました。ホテルのチャペルを主に使わせていただいて、チャペル以外のシーンでは、ゴージャスなソファや、カウンター席に座らせてもらいました。
今回お借りした、コロナ禍でお休み中だったホテル内のバーは、天井のデザインがすごく素敵だったので、『サンタマリアの鐘』、そしてヨーロッパシリーズを舞台にした歌のミュージックビデオとしては、最適な場所だったと思います。
ホテルのスタッフの方がとても好意的に歓迎してくださって、いろいろとお話を聞いたら、ドラマや、国民的アイドルグループの皆さんもそこで撮影をなさっていたという話を聞いて、ミーハー心でテンションが上がりました。イェーイ!みたいな感じで(笑)。
――カラオケのポイントを教えてください。
この歌の歌詞の内容と物語をしっかりと理解していただいて、何回も読み込んでいただいた上で、この歌を歌い始めてほしいと思います。カラオケで歌ってくださる方は、最初にどうしてもすぐに歌いたくなると思うんです。僕もすぐに歌の練習をしたいと思いますが、自分の声という楽器を鳴らす前に、この曲全体の構成や、この歌は何がテーマなのかという、そのテーマをはっきりと認識した上で、練習をし始めた方がより歌の練習に費やす時間が短くなると思います。
歌の内容をよく分かっていれば、その内容にふさわしい発声の仕方や、メリハリの付け方、そしてどの部分で表現を大きく歌い上げたらいいかということが分かってくると思いますので、ぜひ何回も、この歌の歌詞をまずは読み込んでいただくということをおすすめします。
僕が『サンタマリアの鐘』を歌う時に特に気をつけているのは前半で、「絶対に歌わない」、「歌だけども歌わずに語る」、「メロディーを歌っているんだけども、歌っているのではなく語っている言葉に音符がついている」というような意識を持って歌っています。
1番のサビの「♪ああ サンタ・マリアの鐘が鳴る」というところは歌い上げていただきたいですが、『サンタマリアの鐘』は切なさもありながらの運命的な再会を果たす、ほんのりとした温かみもある歌なので、あまり叫び上げるというよりも、皆さんがお持ちの7割から8割ぐらいのパワーで、サビを歌い上げるという意識の方が、『サンタマリアの鐘』に関してはいいのではないかなと思います。よかったら参考にしてみてください。
――竹島さんはTwitterで花言葉を投稿されていますね。
僕は花言葉を調べて、「あ、今日はこの花言葉を届けたいな」と思う花の写真を載せています。その日の出来事を振り返ることもありますし、なんとなくその花のツイートをする時に、自分の心の中に湧き出てきた感情みたいなものを言葉にしてツイートするようにしています。
――おと千代さんに花言葉を贈るとしたら、どの花を選びますか?
そうだな、今日はアサガオかな?このあいだ僕はトマトと言った気がします。「トマトにも花がある」って(笑)。アサガオはいくつか花言葉があって、「愛情」という花言葉があります。僕とおと千代ちゃんは深い愛情で結ばれているとそう信じています(笑)。
――チャンネル銀河の新番組『竹島宏の旅はハッピー オッパッピー』について教えてください。
『竹島宏の旅はハッピーオッパッピー』は、このオッパッピーというのはもちろん、小島よしおさんのことですけども、小島よしおさんと竹島宏が美味しいものを巡って、体に良いものを探しながら、番組を見てくださる皆さんに、より健康でハッピーな時間を過ごしていただくという番組です。
第1回は神奈川県の厚木市に伺って、小島よしおさんとは初対面で初共演でした。まるで兄弟みたいに息の合ったところをご覧いただけたのではないかと思います。僕がそう言っても、小島よしおさんからすると「いやいや、気を使っているだけですよね」と言われちゃうかもしれませんが、小島よしおさんは素晴らしく知性にあふれる方で、温かいお人柄で僕よりも少し年はお若いですが非常に頼れる方で、楽しくロケをさせていただきました。
バラ園に行ったり、料理を教えてくださる先生と一緒に薬膳カレーを作らせていただいたりしました。番組をご覧いただいた方からの反響がすごくてびっくりしましたね。
ご夫婦で見てくださった方は「最初から最後までずっと笑いっぱなしだった」という方もいらっしゃるし、長年僕のことを見守ってくださっているファンの方でも「いやー、宏くんってこんなに面白かったのね」というふうに、歌のお仕事では感じていただきにくい竹島宏の側面みたいなものを、この番組を通して感じていただけたことが多かったみたいで、皆さまにもたくさん喜んでいただきました。そういった意味では僕もやらせていただいて本当に良かったなと思っています。
次回のロケもまた、小島よしおさんと盛り上がって、テレビをご覧の皆様に思う存分楽しんでいただける、そしてハッピーになっていただける番組を目指して頑張りたいと思いますので、ご期待いただきたいと思います。
――趣味は薬膳酒を作って飲むことだそうですね。
僕が『恋町カウンター』を歌う少し前に、たまたま薬膳酒を提供されている薬酒バーに行く機会がありました。そのお店のなかに、学校の理科室で見るような瓶がずらっと並んでいて、そのどれもがいろんな種類の薬膳酒だと聞きました。そして「薬膳酒は体調やいろんな状況に合わせて飲むといいですよ」と教えていただきました。
ちょうど僕はその前後に、喉を壊してしまって半年ぐらいなかなか声が戻らなかった時に「健康を維持しながら、歌手活動をするのが大前提」だと気づいて、体を気遣う食べ物とか飲み物に興味があった時期だったので、その頃から徐々に薬膳酒を作り始めました。でも作るといっても、いろいろな材料を瓶に入れて甲類の焼酎を入れて、しばらく2、3週間置いておくとできるものなので、特別なものじゃないんです(笑)。ぜひ皆さまも薬膳酒に興味があったら飲んでみていただきたいと思います。
薬膳酒の考え方としては、漢方や東洋医学のようなイメージを持っていただくと分かりやすいかと思います。「食材にも陰と陽の法則がある」とか、「温かい時にはこういうもので体の熱を冷ます」、「血の巡りを良くするためにはこういうのがいい」、「緊張が続いてドキドキすることが多い時にはこういう食べ物がおすすめ」というのがあると思います。中華系や台湾系の料理屋さんに行くと聞くことが多いと思いますが、そういった食材を漬け込むということなので、アルコールに浸すことによって栄養分がより濃縮されて抽出できるという考えがもとになっています。
僕の場合はなんとなくその日の気分で「今日はこれを飲んでみようかな」というような感じで、おちょこ1杯ぐらいを寝る前に飲むことが多いです。一時期は旅先にも薬膳酒をペットボトルに入れて持って行っていました(笑)。
――自分でツボを押して体調管理をされているそうですね。
基本的に、僕は自分でやるよりも人にやってもらうことが好きですけども(笑)、応急処置として旅が続いて、鍼灸の先生や整体の先生のところに行けない時に、自分で鎖骨あたりのツボや、みぞおちあたりを押して緊張をほぐしています。
あと声が出づらいと思った時に押すツボは、ちょうど腕と鎖骨の間あたりを押していただくと分かると思いますが、皆さんもスマホとかパソコンもお使いになることが多くて、実は凝っていて、このあたりを押していただくと呼吸が楽になります。なので、このあたりを押した後で歌うと全く違います。その部分を押しながら腕を回すと、ツボに指が入って刺激してくれるので、さらに良くなりますね。
――今後の夢を教えてください。
夢はいっぱいあります。僕にとって叶えられるかどうか分からない夢の一つは、90歳まで歌うということですね。これは命と健康あってのことなので、今は一人で普通に生活して行動することできていますが、年齢を重ねるに従って、いろいろな意味で不自由を感じるようなことが出てくるかもしれません。でも、声がちゃんと出ていて、表現するという気持ちが枯れていなければ、きっといい歌をお届けできるのかなと思います。
それに向けて『竹島宏の旅はハッピー オッパッピー』で勉強したことを生かしながら(笑)、より明るく楽しく“長寿シンガー”を目指して頑張りたいと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
デビュー以来ずっと、竹島宏の歌を愛し支え続けてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。皆さんの存在なくしては今の僕はいないと思います。どうぞこれからも末長く、竹島宏の心と一緒に生きていただけたらうれしく思います。僕も皆さんの心を常にそばで感じながら、いつもどんな時も、どこにいても皆さんのことを思いながら歌わせていただきます。これからもお付き合いよろしくお願いします。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=23037
竹島 宏『サンタマリアの鐘』
発売中
価格:¥1,400
Aタイプ
品番:TECA-23013
【収録曲】
1.サンタマリアの鐘 (作詞:山田ひろし/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
2.裏窓(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
3.サンタマリアの鐘(オリジナル・カラオケ)
4.裏窓(オリジナル・カラオケ)
Bタイプ
品番:TECA-23014
【収録曲】
1.サンタマリアの鐘
2.しあわせの片隅で(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
3.サンタマリアの鐘(オリジナル・カラオケ)
4.しあわせの片隅で(オリジナル・カラオケ)
Cタイプ
品番:TECA-23031
【収録曲】
1.サンタマリアの鐘
2.絆…この手に(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:坂本昌之)
3.サンタマリアの鐘(オリジナル・カラオケ)
4.絆…この手に(オリジナル・カラオケ)
『竹島宏の旅はハッピー オッパッピー』
#1:厚木バラめぐり〜豚&トマトでパワーチャージ〜
再放送:
2023年8月19日(土)21:00〜21:45、8月27日(日) 7:15〜8:00
出演:竹島宏、小島よしお
#2
初回放送:
2023年9月16日(土)21:00〜21:45、9月24日(日) 8:15〜9:00(再)
出演:竹島宏、小島よしお
番組HP:
https://www.ch-ginga.jp/detail/takeshima_hiroshi_happy/
NHK BS時代劇『大富豪同心3』放送中!
毎週金曜 夜7:30〜8:13<全8回> BSP/BS4K
※再放送 毎週日曜 夜6:45〜7:28<全8回> BSP/BS4K
番組HP:
https://www.nhk.jp/p/ts/2ZZZXYLNZM/
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