新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~秋元順子『ひとりごと』 ※本人コメント動画

2024.8.12

秋元順子さんの新譜『ひとりごと』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

秋元さんに新曲『ひとりごと』の制作秘話から、アジア版Forbes誌の「50歳以上の活躍するアジア人女性ランキング50」に選出された心境、活動20周年を振り返って思うことなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『ひとりごと』のPRをお願いします。

『ひとりごと』は男歌ですが、過去にも男歌というのはカップリング曲で歌わせていただいていますが、その時は「秋元順子が歌うと男歌がこんなふうになりますよ」という歌い方でした。

しかし今回は「男歌を男が歌うように歌ってください」という先生からのご希望がありましたので、そこに力を入れて挑戦させていただきました。大変上手にできました(笑)。

――男歌は難しいですか?

難しいですね。私は劇団を出ていますが、男役をしている時の男のような歌い方に、もしかしたらなっているかもしれませんね。

――楽曲の第一印象はどうでしたか?

新しいことに挑戦できるとワクワクしました。

――歌唱の注目ポイントを教えてください。

最後の繰り返しのフレーズですが「♪いい女 それなのに はずれくじ 二度と引くなよ このまま 遠くで 愛してるだけさ」というところが、そんなことを言われたら「もう一度お付き合いしましょう」って言いたくなってしまうぐらい、私にとってはとっても心に響く歌詞でした。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

先生からやはり「酒よ」と言う時に、女性が「酒よ」と言う意味合いではなくて、男性が「酒よ」と言う雰囲気で歌ってほしいと言われたのが、私もお酒をいただきますけど、女性が「酒よ」と言う優しさではないものをどのように醸し出したらいいかということを一番先生と話しましたね。

男性がこのセリフを言ったら多分こんなふうに言うのではないかなと、でもお酒の飲み具合によっては言い方が変わっちゃうなとも思いつつ、歌わせていただきました。

――ミュージックビデオの見どころを教えてください。

最初から最後まで1カ所で歌っているわけではなく、回想シーンであるとか、あの人とあそこに出かけたなというような景色であるとか、そういうものがふんだんに出てきますので、楽しんでいただければと思います。

実は我が家からそう遠くないところでの撮影でしたので、知っている方に出会うかななんて思いながら撮影していました。

――カラオケのポイントを教えてください。

私がレコーディングした時のように、女性の方が歌うのでしたら、男性になった気分や男性の雰囲気を思いきり出して歌っていただきたいです。男性の方はもしお酒の飲めない方だとしたら、お酒をちょっとでも召し上がっていただいて、歌っていただけるといいかなと思います。お酒の飲める方は飲みすぎないで歌ってください(笑)。

――お酒は飲めますか?

普通です、お付き合い程度です(笑)。

――カラオケには行きますか?

ほとんどカラオケに行く時間がありません。デビュー前は歌の勉強とかに行きましたし、課題曲をいただいた時に自宅ではなかなか大きな声を出せないものですから、その課題曲を覚えるためにカラオケに行かせていただくという程度ですね。

――カラオケでは何を歌いますか?

美空ひばりさんの歌やスタンダードジャズ、カラオケにある私が歌える曲であれば歌います。

――プライベートで「ひとりごと」を言いますか?

お料理を作っている時が一番多いかもしれません。キッチンに立つのがすごく好きなんです。きっちんと立って、キッチンで仕事していますから(笑)。その時に「次は何を用意するんだっけ?」と自分で自分に言って、料理を作っています。後で思い出して笑ったりしています。

――得意な料理は何ですか?

おつまみ全般です(笑)。お料理にならないかもしれませんね。子供もいましたので、カレーや肉うどん、豚汁などいろいろ作ります。

――アジア版Forbes誌の「50歳以上の活躍するアジア人女性ランキング50」に選出されましたね。

さまざまな業種がある中で、50歳以上の活躍する50人の女性が選ばれ、日本人は6人の方が選出されました。その中の1人として私を選んでいただいたというのは、大変光栄なことでありがたいことです。

実は私の友人がYouTubeでその話題を見つけて、「順子さん、見てみて」という連絡を頂きました。その時に「YouTube? 本当かしら」と思い、キングレコードさんの方に「こういう情報があるんですけど、調べていただけますか」とお願いしたら、「本当のようですよ」という返事をいただきました。

すぐ本屋さんに、掲載されている2・3月号の申し込みをしました。アメリカでは2月に発行されていたので、現地に住む友人から「読みましたよ」という連絡もいただきました。

でも東京では輸入本ということで時間がかかり、3月半ばに受け取りました。見てびっくりです。コメント取りもなければ何のお問い合わせもなく、ある日突然そこに載せていただいたんです。「本当かしら?」と思っていましたが本当だったので、ありがたいことでございます。

――ステージでの面白トークを始めたきっかけは何でしたか?

デビューする前に、ジャズのライブハウスやジャズクラブで歌を歌っている時に、「ジャズだけで3ステージをやるのは、歌が好きでも、上手いなと思ったとしてもちょっときついのよ」と友人に言われたのがきっかけで、歌と歌の間もしくはトークをしなければならない場面になった時に、ただ曲の説明だけでなくて、いわゆるそういう楽しい、面白い話をしたら、お客さまがどんどん増えました。

なぜその面白い話ができるようになったかというと、私の父が落語・浪曲で私を育ててくれましたので、父の影響がありました。年齢的には一桁から楽しい面白いことを話し始め、それから父が寄席に連れて行ってくれました。小さい時から「こんなちっちゃい子を寄席に連れて行くなんてよせ(寄席)」と父に言っては、「お駄賃あげようか」と、すごく父に褒められたのが大きな力になっていると思います。

――趣味・特技はありますか?

高校時代に生花の教室に行きました。卒業後もその先生のところの教室に行きました。そして嫁いでからはたまたま嫁ぐ相手が花屋さんだったので、フラワーコーディネーターの資格を取りました。アーディネーター、コーディネーターということですからね、はい(笑)。

――今後、挑戦したいことを教えてください。

ロサンゼルスやサンフランシスコ、上海とかいろいろなところで歌わせていただきましたけど、今この年齢になってもう一度、自分のオリジナル曲を持ちつつ、お邪魔した国の歌やラテンの曲も好きですし、英語のジャズをやってましたから、英語の曲も好きですので、そういった地域でコンサートやライブをさせていただければ一番うれしいところです。

あとはコマーシャルソングを歌いたいなと思っているんです。今AIがたくさんコマーシャルソングを歌っているみたいですけど、何秒かのうちでその曲を聴いて「あっ、これ買ってみよう」と思うことがあるじゃないですか。私はついつい買ってしまうタイプなんですけど、そういったインパクトのある歌が歌えたらいいなと思っています。

――何のCMに挑戦したいですか?

お酒(笑)。いろいろありますので、何でもトライさせていただければうれしいですね。声はいろいろと出ます。

――さまざまなジャンルの楽曲を歌うきっかけは何でしたか?

いろいろなジャンルを歌うきっかけは、会社に入った時のハワイアンバンドです。アマチュアバンドでしたが、すごく才たけた方々ばかりで、「歌いたい曲があったら譜面探して持ってきて」と言っていただき、ラテンやスタンダードジャズも歌い、歌謡曲、シャンソン、いろいろな歌を歌わせていただいたのがきっかけです。日本の民謡をジャズアレンジしたり、そこからスタートしていますので、それらの積み重ねが今に至っています。

――メジャーデビュー20周年を迎えました。今だから言えることはありますか?

3年経った時に「もうやめようか」と、その時は思っていても口には出しませんでした。でも私はいろいろと仕事をしていましたので、「もし次の曲のヒットがなかったら、もうやめてもいい」という思いでいました。

そして、その時期に頂いた曲が大ヒット曲の『愛のままで…』でした。全国キャンペーンに回った時に、今までとちょっと違う雰囲気を感じ、東京へ戻ってきてしばらくしたら大ヒット、そしてその曲で紅白に出させていただくということになりましたので、やめることなく現在に至っています。皆さんの応援のおかげです。感謝申し上げます。ありがとうございます。

――20年を振り返って思うことはありますか?

「作詞・作曲・歌い手の三拍子が揃えば大ヒットする」と言いますよね。でもそれだけではありません。その時に自分をサポートしてくれる周りにいる方たちや家族の協力、それがないと本当に大ヒットにはつながらないということを実感しました。応援してくださる皆さま、それから一番近くにいるサポートしてくれているスタッフ、メンバーに感謝です。本当にありがとうございます。

――今後の目標を教えてください。

今のままで100歳まで歌えたらいいかな…ってちょっと欲張りかな(笑)。失礼しました。そんなに歌えないかもしれませんが、現状を維持して歌えるだけ歌いたいというのが一番の希望です。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

皆さまいつも応援ありがとうございます。これからもCDはもちろん、生の順子の歌を聴いていただきたいと思いますので、どうぞいろいろな会場にお越しくださいますよう、心よりお願い申し上げます。いつも応援ありがとうございます。

放送情報

放送チャンネル:
CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=24154

秋元順子『ひとりごと』

秋元順子『ひとりごと』KICM31139

発売中

品番:KICM-31139
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.ひとりごと(作詞:紙中礼子/作曲:浜圭介/編曲:杉山ユカリ)
2.マンハッタン メリークリスマス(作詞:大津アキラ/作曲:浜圭介/編曲:杉山ユカリ)
3.ひとりごと(オリジナル・カラオケ)
4.ひとりごと(一般用カラオケ・半音上げ)
5.マンハッタン メリークリスマス(オリジナル・カラオケ)
6.マンハッタン メリークリスマス(一般用カラオケ・半音上げ)

各音楽配信サイトのリンクはこちら:
https://king-records.lnk.to/1WSQUn7SFA

商品ページはこちら:
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICM-31139/

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