新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~津吹みゆ『なみだ紅』※本人コメント動画

2025.2.13

津吹みゆさんの新譜『なみだ紅』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

今年デビュー10周年を迎えた津吹さんに、新曲『なみだ紅』の制作秘話やカラオケのポイント、最近飲めるようになったお酒に関するエピソードなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

――まずはあいさつをお願いします。

どんと響く、直球ボイス! 津吹みゆです。よろしくお願いいたします。

――新曲『なみだ紅』のPRをお願いします。

この歌の主人公は、男性を一途に愛している女性です。「好きだからこそ信じたい」という気持ちと、「あぁばかね、信じちゃって」というそんな女性の葛藤を描いた作品になっています。

――歌の主人公の女性に共感しますか?

気持ちはわかりますね。胸が締めつけられる気持ちや、切ない気持ちとか…。矛盾する恋心みたいなものはすごく共感できるところがあります。

――麻こよみさんの歌詞を読んだ第一印象を教えてください。

麻先生の歌詞は、全てを語らないけども行間に主人公の気持ちがギュっと詰まっているところがすごく大好きなんです。今回歌詞を頂いた時も、やっぱり麻先生の歌詞だと思いました。歌詞を読んでキュンキュンしたり、切なくなったりしましたね。

演歌の歌詞は余白を与えてくれるところが1つの魅力だと思います。余白があるからこそ、皆さんの中でイメージを膨らませていただいて、それぞれの『なみだ紅』を完結させてもらえたら一番いいのではないかなと思っています。

主人公はきっと私よりも少し年齢が上の女性なのかなと、麻先生ともお話をさせていただきました。全力で追いかけていく女性よりも、一歩引いて待ち続ける女性像が描かれています。メロディーも大人っぽく艶っぽいですね。張り歌よりも穏やかな曲調なので、大人っぽさが感じられるかと思います。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

先生がお忙しいところレコーディングにも来てくださいました。2番に「♪ばかね信じて 夢をみた」という歌詞がありますが、その「♪ばかね」のところを「歌い方がいいね」と褒めていただいたのはすごくうれしかったです。

私の中では、「バカバカバカ!」という感じではなくて、「ばかね」と彼を愛しく思うような感覚を大切にして歌わせていただいたので、先生のイメージと重なって歌えていたのかなと思っています。…わかんないですが。え、どうなんだろう? 先生、どうでしょうか(笑)?

――ミュージックビデオについて教えてください。

今回は『なみだ紅』というタイトルなので、監督さんが「紅を引いている仕草を大切にしたい」と言ってくださいました。ミュージックビデオには、私が鏡越しに紅を引いているシーンがところどころに入っています。私の表情にも注目してミュージックビデオを見てもらえたらうれしいです。

――カラオケのポイントを教えてください。

この歌は、全体的に80%ぐらいに抑えて歌っていただくのがベストかと思います。師匠である作曲家の四方章人先生に、今作のメロディーを作っていただきました。レコーディング時にバンドの皆さんと合わせて歌わせていただきましたが、100%の強さで張り歌のような勢いで歌うと、女性の切なさというのが欠けてしまいます。ですので、少し抑え気味で、なおかつサビのリズムを意識して歌っていただくと、最初の語りとサビのメリハリが出てくるかと思います。ぜひ皆さんもその点を意識して、カラオケで歌っていただければうれしいです。

――今年デビュー10周年を迎えました。何かやりたいことはありますか?

今年は10周年ですので、4月5日に渋谷で10周年コンサートの開催が決まりました。歌うのが大好きなので、演歌だけではなく、いろんなジャンルにチャレンジするステージにしたいと思っています。

また、昨年は地元の福島県や、デビューからお世話になっている大阪でもファンミーティングができましたが、今年も「ME&YOU」のファンクラブ企画を充実させていきたいと思っています。

あとは、昨年の11月にYouTubeで「きてくんちぇチャンネル」を始めました。「きてくんちぇ」は福島弁で「来てね」という意味で、タイトルに盛り込んでみました。私は福島県出身なので、福島県の魅力を発信・発見できる番組にしたいと思っています。私、おとぼけらしいんです。自分ではそう思ってないんですけども(笑)。ステージでは見られないような素の私の姿も発信していけたらいいなと思っています。見てね!

――デビューから10年。変わったこと、変えていきたいことはありますか?

師匠の四方先生にデビュー前からずっと「演歌はハートだぞ」と言われています。あと、先生には「スルメ演歌」とよく言われるんです。スルメは噛めば噛むほど味が出てきますよね。「津吹の歌もそれと同じように、聴けば聴くほど味が出る、そんな歌にしていきなさい」と教えていただいています。

デビュー当時は故郷・福島の歌が多かったですが、ちょっとずつ女性の恋心を歌うようになってきて、より情感を感じとることがすごく大事な作業だと感じていて、それがデビューの時とは変わってきた部分かなと思います。

まだまだ足りない部分もたくさんあるので、先生方や皆さんからご指導いただきながら、情感などを勉強していきたいと思います。歌い方には正解がないので、これでいいというのがないんですよね。そういったところをもっと突き詰めて勉強して、励んでいけたらいいなと思っています。

――最近お酒が飲めるようになったそうですね。

私の祖父はお酒が大好きなんですね。両親も好きなので、結構前から開花は時間の問題だなと言われていたんですが、お正月やお盆の時期に帰省した時に、祖父と一緒にお酒を飲めたらいいなと思ったことをきっかけに、ちょっとずつ飲めるようになり、祖父とお酒を飲みたいという夢がやっと叶いました。飲みながら一緒に歌を歌ったりしているので、すごく喜んでくれています。その喜んでいる姿を見て私もうれしく思いますね。今では日本酒とビール、焼酎を嗜む程度ですがいただけるようになり、お酒を好きになりました。

実は、出身である福島県矢吹町のオリジナルの日本酒ができました。「開拓のうた」という日本酒で、めちゃめちゃおいしいんです! PR大使として新酒の発表会に行かせていただくのを毎年楽しみにしていましたが、8年目にしてやっとお酒をいただけるようになって、このお酒を味わえるという幸せを今噛みしめています。

――今年は20代最後の年になりますが、やり残したことはありますか?

開脚で180度開けないことですかね。私はずっと吹奏学部で文化部だったので、あまり体を動かすことがありませんでした。ダンスをさせていただいても、体が硬いというのはあんまり良くないみたいです。体が柔らかい方がけがをしにくいと言われているので、毎日頑張ってストレッチしていますが、まだ開脚は90度ぐらいですね。30歳になるまでもうちょっと頑張りたいなと思っています。

――今ハマっていることはありますか?

私は柴犬が大好きなので、寝る前に必ず柴犬の動画を見てから寝ることにハマっています。豆柴ちゃんも好きですし、普通の柴ちゃんも大好きです。ちょっと人間味があるところが、こでらにな〜(たまらないな〜)というか、可愛いなと思います。幸せな気持ちになりながら寝るのにハマっていますね。

――オフの日の過ごし方を教えてください。

舞台を見るのが大好きなので、宝塚歌劇団や大衆演劇の舞台を拝見させていただいて過ごしています。

――今後やりたいことはありますか?

いくつかありますが、クラシックをやりたいです。昨年までクラシックを3年間、勉強させていただいていました。クラシックの発声は演歌とは違い、自分のオリジナル曲を歌う時にすごく幅が広がったような感じがしたので、今年もクラシックを引き続き勉強していきたいと思います。あとは舞台が好きなので、今年もお芝居やミュージカルにチャレンジしていけたらいいなと思っています。

――他のジャンルを歌うことで、演歌を歌唱する際にどのような変化がありましたか?

声の音域が広がりました。あとは声の太さと豊かさが変わることによって、声につける表情の引き出しが広がったような感じがします。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

いつも応援してくださり本当にありがとうございます。皆さんが応援してくださるからこそ、10年目を元気に迎えることができました。笑顔で毎日歌えることに感謝をしつつ、感謝を忘れずに一生懸命、これからも頑張って歌っていきたいと思います。

そして皆さん、まずは体に気をつけて、元気に笑顔で会いに来てくださることが何よりもうれしく、喜びだったりするので、またみゆちゃんのところさ行ってみっかな〜なんて、多分皆さんはこんなになまってないかもしれないんですけれども(笑)、ぜひ来ていただきたいと思います。

これからも歌で恩返しができるように頑張ります。「みゆちゃんを応援しててよかった」と思ってもらえるように10周年を頑張りますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=24554

津吹みゆ『なみだ紅』ミュージックビデオ

津吹みゆ『なみだ紅』

津吹みゆ「なみだ紅」

発売中

品番:CRCN-8708
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.なみだ紅(作詞:麻こよみ/作曲:四方章人/編曲:竹内弘一)
2.闇夜においで(作詞:さくらちさと/作曲:四方章人/編曲:竹内弘一)
3.なみだ紅(オリジナル・カラオケ)
4.闇夜においで(オリジナル・カラオケ)
5.なみだ紅(一般用カラオケ・半音下げ)
6.闇夜においで(一般用カラオケ・半音下げ)

<あわせて読みたい>

今年デビュー10周年を迎える津吹みゆの新曲『なみだ紅』が絶好調! 「歌で『色気を出しなさい』と言われて悩みました」
日本クラウンが都内で開催の「令和・歌の祭典 2024」を独自レポート! 米寿の北島三郎&豪華歌手29組が昭和から令和の演歌・歌謡曲48曲を披露
津吹みゆ、都内で「歌と芝居の特別公演」を開催、心躍るコメディ芝居を熱演! 来年4月にデビュー10周年コンサート開催を発表

関連キーワード