新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~市川由紀乃『ちりぬるを』※本人コメント動画
市川由紀乃さんの新譜『ちりぬるを』について、ご本人にお話を伺いました。
チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!
市川さんに、身分違いの恋に苦しむ女性の心情を描いた新曲『ちりぬるを』の制作秘話やMVの見どころ、療養からの復帰後に感じたこと、応援してくれているファンへの思い、最近のマイブーム、そして今後の目標について、たっぷりと語ってもらいました。
ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『ちりぬるを』のPRをお願いします。今回の作品は遊郭が舞台です。遊郭に身を置く女性と男性の恋模様が描かれていて、「縋らず(すがらず) 強請らず(ねだらず) 媚びず(こびず)」という、どう生きるかの一線を知っている女性の姿を描きたいと、松井五郎先生が作詞してくださいました。作曲は幸耕平先生、編曲は佐藤和豊先生による作品です。
――楽曲を聴いた第一印象を教えてください。
初めて聴いた時に「とにかく好き」と思いました。自分が求めていた世界観を幸先生にお伝えして完成した作品なので、その愛情も感じましたし、本当に好きな楽曲です。最初にメロディーを聴いた時は、どんな詞が入るんだろうというワクワク感が止まりませんでした。
タイトルを見た時も、「ちりぬるを」という言葉からどんな物語や女性の心情が描かれるのだろうと想像が膨らみました。メロディーに詞とアレンジが加わった時には、ドラマティックな和の世界と女心を強く感じ、今でも歌うたび、聴くたびに身体に電流が走るような感覚になります。
――主人公の愛は、最終的にどのような形にたどり着くのでしょうか?
私はこの作品に終わりはないと思っています。命がなくなった後の世界でも、この女性の思いは永遠に続いていくものだと思うので、終わりのない愛だと感じています。幸せとは深いものですが、「その人が幸せなら私は幸せ」と強がりを言いながらも、そう思いたい女性の心情が『ちりぬるを』には描かれているのではないでしょうか。相手の幸せを一番に考える、そんな愛の歌だと思います。
――市川さんは主人公のような恋愛観に共感する部分はありますか?
私ですか? やっぱり自分も幸せになりたいですね(笑)。もちろんそう思いますが、若い頃は「相手にとって自分がそばにいることで幸せになれるなら」という気持ちもありました。でも今は、全力でその人を幸せにするような恋愛にいつかたどり着けたらいいなと思っています。とはいえ、今はお客さまの前で歌を届けられていることが幸せですし、皆さまからたくさんの幸せをいただいています。
――叶わないと思いながらもやってみたいことはありますか?
海外で演歌を届けたいという思いがあるので、叶わないと思わずにぜひ実現したいですね。海外のお客さまに歌を届けたいです。
――歌唱の注目ポイントを教えてください。
語るような部分や囁くような部分があり、サビは歌っていてとても気持ちの良い楽曲です。「♪幸せの 残り香 忘れてください このいのち」から徐々に感情を高めていき、「♪一度きりの 恋だもの」につなげ、最後の「♪血を流す」で気持ち良く着地していただきたいですね。
冒頭は作品の導入部分なので、自分の中でもとても緊張する場面です。冒頭の「♪さびしくて さびしくて なみだが ちりぬるを」は当初、「なみだが とまらない」という歌詞だったのですが、松井先生の提案で「♪なみだが ちりぬるを」に変わりました。
「♪なみだが ちりぬるを」の「ちりぬるを」へ向かう感情の流れや息遣いは、特に意識して歌っています。この部分は、その日の気持ちによって表現も少しずつ変わりますね。
――レコーディング時の裏話を聞かせてください。
レコーディング当日は、松井五郎先生、幸耕平先生、佐藤和豊先生の3人が駆けつけてくださり、あっという間に時間が過ぎていきました。事前に幸先生のレッスンを重ねて臨んだこともあり、とても気持ち良く歌うことができました。
レコーディングの最後に「もう1回歌わせてください」とお願いしたところ、「じゃあ1人でカラオケボックスにいるつもりで歌ってこい」と背中を押していただきました。前作『朧』の時もそうでしたが、最後は思い切り気持ち良く歌わせてもらい、とても楽しいレコーディングになりました。
――ミュージックビデオの見どころを教えてください。
皆さんと一緒に作り上げた作品であることも魅力の一つですが、一番注目していただきたいのは着物です。実は着物の肩のあたりに「ちりぬるを」と書かれていて、運命的な出会いを感じました。
衣装はもちろん、髪型やコーディネートなど細かな部分にも花魁(おいらん)の世界観を表現していますので、ぜひ注目していただきたいですね。
――ミュージックビデオ撮影時の裏話を教えてください。
後半のサビを室内で撮影した際、花びらを散らすシーンがありました。スタッフの皆さんが扇風機を使いながら一生懸命花びらを舞わせてくださり、その中で撮影したのはとても楽しかったですね。
何度も歌いながら撮影を重ねたのですが、花びらが舞う中で歌えたことで、より女性の心情が表現できたのではないかと思っています。
――カップリング曲『こんな夜にはワルツでも』のPRをお願いします。
『こんな夜にはワルツでも』は、とても幸せな一曲です。ラブラブな2人の姿が描かれていて、聴いていると自然と大切な人と手を取り合い、踊りたくなるような楽曲に仕上がっています。
これまでの私の作品にはあまりなかった雰囲気の楽曲でもありますので、穏やかな気持ちになっていただけるような一曲だと思っています。
――最近のマイブームはありますか?
最近は矢沢永吉さんです。“永ちゃん”が大好きなんです。先日も原宿で期間限定のポップアップストアが開催されていたので足を運び、グッズを買ってきました。昨年はライブにも行って、タオルも投げてきました(笑)。
療養期間中に矢沢さんの音楽や生き方、言葉に出会い、生きる希望を頂きました。愛読書は『成りあがり』です。50歳になった今だからこそ、矢沢さんの音楽の素晴らしさをより深く理解できるようになった気がしていて、幸せだと感じています。
――いつからファンになりましたか?
もちろん以前から矢沢さんの存在は存じ上げていました。ただ、自分が聴いてもいいのかなという気持ちもどこかにあったんです。大人の男性の心に響く音楽なのではないかと勝手に思っていました。
でも実際に聴いてみると、ラブソングからロックまで幅広い楽曲があって、とにかくかっこいい。そこに生きざまを感じます。本当に大好きですね。
――もし良かったらワンフレーズお願いします。
ワンフレーズですか(笑)。やっぱり『止まらない Ha〜Ha〜』ですね。全国各地で開催している「新章」コンサートでも歌わせていただいていますが、お客さまと一緒にタオルを投げる瞬間は本当に幸せを感じますし、力を頂ける一曲です。大好きです。
――昨年、療養を経てステージに復帰されました。改めて振り返ってみて、どのような思いがありますか?
復帰して強く感じたのは、どれだけ多くの方々に支えられているかという感謝の気持ちです。そして日々歌えることや、朝を迎えて穏やかに一日を過ごせることがどれほど幸せなのかを改めて実感した一年でした。
お客さまやファンの皆さまが温かく迎えてくださり、拍手や励ましの言葉を頂くたびに、「戻ってこられて良かった」と感じています。この道を諦めかけた時に、皆さんが「この道に戻っておいで」と背中を押してくださいました。
また、芸能の世界では由紀さおりさんをはじめとする先輩方や仲間、スタッフの皆さん、そして母など、多くの方に支えていただきました。人の真心に触れ、ありがたく過ごした一年だったと思います。
――歌のチカラを感じたことはありますか?
それは日々感じています。演歌・歌謡曲の世界は諸先輩方が切り拓いてくださった道です。先輩方とご一緒すると、その歌声から人生そのものを感じます。さまざまな経験を乗り越えてきたからこそ生まれる表現があり、その姿や歌声から多くのことを学ばせていただいています。私もいつか先輩方のように、歌を通して皆さんに力や希望を届けられる存在になりたいと思っています。
――歌手としての目標を教えてください。
今後の大きな目標は、一日でも長く元気に歌い続けることです。また、自分と同じようにがんと向き合っている方や、そのご家族のお役に立てる活動も続けていきたいと思っています。そして、これからも歌を通してさまざまな思いを届けていきたいですね。
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
ご覧いただいている皆さま、市川由紀乃です。おかげさまで昨年復帰をさせていただいて、この度新曲『ちりぬるを』という作品を発売させていただきました。今後も頑張ってまいります。皆さまの心に届く歌が歌えるよう精進してまいりますので、市川由紀乃、そして『ちりぬるを』への応援をどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=26112
市川由紀乃『ちりぬるを』
発売中

TYPE-A(CD+DVD)
品番:KIZM-843〜4
価格:¥2,500(税込)
【収録曲】
1.ちりぬるを(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:佐藤和豊)
2.こんな夜にはワルツでも(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:佐藤和豊)
3.ちりぬるを(オリジナル・カラオケ)
4.ちりぬるを(一般用・半音下げカラオケ)
5.こんな夜にはワルツでも(オリジナル・カラオケ)
6.こんな夜にはワルツでも(一般用・半音下げカラオケ)
【DVD収録内容】
『ちりぬるを』ミュージックビデオ
『ちりぬるを』ミュージックビデオ メイキング映像
【仕様】
フォトカード全3種のうち1枚ランダムで封入(初回製造分のみ)

TYPE-B(CD)
品番:KICM-31195
価格:¥1,700(税込)
【収録曲】
1.ちりぬるを(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:佐藤和豊)
2.こんな夜にはワルツでも(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:佐藤和豊)
3.ちりぬるを(オリジナル・カラオケ)
4.ちりぬるを(一般用・半音下げカラオケ)
5.こんな夜にはワルツでも(オリジナル・カラオケ)
6.こんな夜にはワルツでも(一般用・半音下げカラオケ)
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