はやぶさが移籍第一弾シングル『外苑西通り』をリリース 「これまでになかった“新しいはやぶさ”をお届けします!」
デビュー12年目を迎えた新世代歌謡グループ・はやぶさが、日本クラウン移籍第一弾シングル『外苑西通り』をリリースする。これまでとは一線を画すシックでアダルトな雰囲気のビジュアルを打ち出したはやぶさの二人に、新曲にかける意気込みやソロでの活動、プライベートで挑戦中の趣味について話を聞いた。
――移籍第一弾シングルとなる『外苑西通り』にかける気持ちを聞かせてください。
ヤマト:僕は個人的に、最近はムード歌謡が少なくなっていると感じているのですが、そんな中で鶴岡雅義先生の作品で移籍第一弾シングルを出させていただくことになったのは、うれしかったですね。はやぶさは真っ白なスーツでデビューさせていただいたのですが、新曲のジャケットやMVは真っ黒なスーツで出ています。原点回帰を意識した作品でありつつ、今までになかった“新しいはやぶさ”を皆さんに見ていただきたいという気持ちでいるんです。
ヒカル:実は新曲の発売日が、偶然にもデビュー記念日なんです。デビュー12年目を迎えるのですが、これまで経験させていただいたことをすべて生かしつつ、はやぶさとして新たなスタートをする気持ちでいます。今まで応援していただいたファンに喜んでいただくことはもちろんですが、まだ僕らを知らない人たちにもたくさん巡り合っていけるように、これまで以上にがんばっていきたいと思っています。
――新曲の『外苑西通り』を初めて聴いた時の第一印象は?
ヤマト:再び鶴岡先生に作品をいただけたことを喜んでいたのですが、メロディを聴いた時にものすごく難しい作品だなと感じました。「ちゃんと歌えるのか?」と心配になったことを覚えています。僕の中にある“ムード歌謡の王道”のイメージに、まったく当てはまらない曲だったんです。出だしで張り上げずに色っぽく高い音までしっかり出すところは、今でも難しいと感じています。
ヒカル:すごくモダンで、お洒落な雰囲気が伝わってきました。ムード歌謡なんですが、懐かしいっていう感じではなくて、新しいムード歌謡だなっていう印象を受けました。実際に歌ってみて気がついたのですが、「よし、歌うぞ!」と気負わずに、リズムに乗らせてもらってスッと入った方が歌の意味が伝わりやすいというのを感じて、いろいろ勉強になった作品ですね。
――新曲で特にファンに聴いてほしいポイントを教えてください。
ヤマト:やっぱりデュオらしく、ハモりのコンビネーションはチェックしてほしいですね。今までもデュエット形式や掛け合いの作品はたくさんいただいてきたのですが、今回の『外苑西通り』は主人公が一人の歌なので、その主人公を僕ら二人がどう作り上げているのかは聴いてほしいポイントです。
ヒカル:「二人の声が全然違うんだな」と気づいていただける部分なので、デュオならではのハモりを楽しんでいただきたいですね。僕自身も気持ちよく声が出せているポイントなので、皆さんにもサビの部分には特に注目してほしいです。
――ミュージックビデオ撮影時の印象に残っているエピソードを教えてください。
ヤマト:今までのミュージックビデオではCGを使ったりして、ちょっとポップで楽しい部分があるものを作っていただいていたのですが、今回は本当に“王道のムード歌謡のミュージックビデオ”になりました。撮影してくださったのは、デビュー曲から何作もミュージックビデオでお世話になっているスタッフの皆さんだったのですが、そうした方々に「はやぶさ、変わったね」と言っていただいたのが印象深かったです。自分たちもちょっとずつ変化してきているんだなという実感が湧きました。
ヒカル:今回のミュージックビデオでは、“歌の世界を大事にする”という点を念頭に撮影しました。思いっきり笑顔で大きな口で歌うのではなく、普段しない落ち着いた表情での撮影になった気がします。今回はあえて「しない」「抑える」ということを意識して作ったミュージックビデオかもしれないですね。これまでは「あれもやる」「これもやる」という形で足し算をしながら作ってきたのですが、今回は初めて“引き算”をしながら作ったビデオになったと思います。だからジャケット写真もずいぶん印象が違って、スタッフの皆さんからは「コレ誰?」という感じもありつつ(笑)、「カッコいいじゃん!」と言っていただける仕上がりになりました。
ヤマト:ミュージックビデオの仕上がりは、僕としても大満足ですね。尊敬する鶴岡先生にご出演していただいて、レキントギターまで弾いていただいているんですから。しかも撮影の時には、鶴岡先生にギターのご指導をいただいたんです。その時は緊張と感動で、わけがわかりませんでした。あのミュージックビデオは、僕の夢がかなった瞬間をとらえた映像でもあるんです。
ヒカル:ヤマトのそんな姿を見て、僕もうれしかったです。憧れの方に会って胸がいっぱいになることって僕もよくわかるので。しかも直伝でレキントギターまでご指導いただいたわけですから、これからもたくさん練習してぜひマスターしてほしいですね。
――2022年9月に、ヒカルさんは「大滝ひかる」として『あの日の花吹雪』でソロデビューを飾られましたね。
ヒカル:2022年の初頭にレコード会社を移籍するお話をいただいた時に、事務所のスタッフからソロデビューのお話をいただきました。もう本当にビックリしました。「まずはヒカルちゃんから。ヤマトのソロも考えているから」というお話だったので、安心して喜ぶことができました(笑)。
――ソロでの活動はいかがですか?
ヒカル:今までヤマト君とやってきたので、一人だと心細いかと思ったのですが、キャンペーンのほとんどにヤマト君が応援についてきてくれたので、とても心強かったです。おかげで楽しくのびのびと歌を聴いていただくことができたと思います。ただ、MCの部分はちょっと苦労しましたね。僕はお客様に説明するのが苦手で、そうしたことは全部ヤマト君にやってもらっていたんです。でも、ソロだとそんな苦手なことも自分でやらなくてはいけなくて、「一人って大変だな」とつくづく思いました(苦笑)。ヤマト君の存在の大きさを改めて感じた瞬間でしたね。
ヤマト:ヒカルちゃんがステージでトークしている姿を見ていて、時々ヒヤッとすることはありましたね(笑)。でも歌手は誰でも、小さい頃から「歌手になりたい!」という夢をめざして努力を重ねて……というドラマを持っていますよね。ヒカルちゃんは「着物を着て、演歌を歌いたい」という夢をずっと持っていたので、それをついにかなえた姿を間近で見られたのは、僕もうれしかったです。
――ヤマトさんも今後ソロデビューの予定があるということですが、その際にやってみたいことはありますか?
ヤマト:キャンペーンには、絶対にヒカルちゃんを同行させないようにしたいです。固く決めているんです。ヒカルちゃんがステージに出てきたりすると、場の空気をみんな持っていかれちゃいますからね。存在自体が出オチみたいな人ですから(笑)。
冗談はさておき、僕はムード歌謡を聴いて育ってきたので、ソロをやらせていただけるならもっとムード歌謡をたくさんの方に楽しんでいただける歌手になりたいと思っています。最近はムード歌謡が少なくなってきているように感じているので、もっとこのジャンルが盛り上がるようにがんばりたい。きれいな情景をきれいな日本語で、素敵な作品を素敵なまま皆さんに聴いていただく気持ちで歌わせていただきたいと思っています。
――はやぶさとして、これからの目標を教えてください。
ヒカル:大きなコンサートを年内中に開きたいですね。その中で楽器やちょっとしたコントみたいなことも交えつつ、歌だけじゃないところも含めて、コロナ禍を経て僕らが成長できた部分を見ていただけたらと思っています。それから、より多くの方々に応援していただけるような年にしたいと思っているので、小さくてもいいので毎月ライブをするとか、まだ僕らのことをよくご存じない方にもどんどん巡り会える機会を増やしていきたいなと思っています。
ヤマト:やっぱりコロナ禍で歌えなかった期間が長かったので、とにかく生のステージを増やしたいですね。配信も離れた方に見ていただけるのでありがたいのですが、やっぱり生の歌を届けたい。近くで歌を聴いていただく機会を増やしていきたいというのはありますね。
――ちなみに、最近ハマっていることはありますか?
ヒカル:実は僕、今マッサージの勉強をしているんです。マッサージは受けるのもやってあげるのも大好きなのですが、コロナ禍でジムに通い始めて筋肉について学ぶ機会があって、「ツボの位置などを勉強したら、マッサージする時にもっとうまくできるんじゃないか」と思ったのがきっかけです。けっこうお世話したいタイプなので、楽屋で疲れたスタッフさんにマッサージしてあげて、「楽になった」なんて言ってもらえたらうれしいなと思って、本を読みながら勉強しています。
ヤマト:僕は鶴岡先生から貸していただいたレキントギターに今、一番力を入れています。それ以外だと、コロナ禍で料理をするようになってちょっとハマっています。意外と凝り性だったみたいで、「あれを作りたい! これも作ってみよう!」と思って作り方を調べるうちにどんどん調味料が増え、包丁やフライパン、お皿が増えて、キッチンに棚を作りました(苦笑)。以前に餃子を作った時に味に納得がいかなくて、母に連絡してレシピを教えてもらったんです。ところがその通りに作っても母の味にならない。母に食べてもらってもダメ出しされちゃって、何とか形にしたいと思って修業中です。料理をするようになってから、学生時代に母が毎日お弁当を作ってくれていたことの大変さとありがたみを痛感しましたね。
――ファンの皆さんへのメッセージを。
ヒカル:皆様に11年間も応援していただいて、それに支えられて12年目を迎えることができました。新発売のシングル『外苑西通り』では、これまでにはなかった“はやぶさの新たな一面”を引き出していただいたので、そうした部分も含めて楽しんでいただきたいと思っています。今後も二人で力を合わせてがんばりますので、僕らと一緒に楽しい時間を過ごしてください。
ヤマト:ヒカルちゃんが“大滝ひかる”としてソロデビューを果たし、僕のソロについてもスタッフさん達にいろいろ構想を練っていただいているようです。そうした構想についていけるように、僕自身ますます精進を重ねていきたいと思っています。今後は、これまで以上に二人の生の歌声をお届けできるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします!
はやぶさ 『外苑西通り』
2023年2月22日発売
タイプA
品番:CRCN-8550
価格:¥1400(税込)
【収録曲】
1. 外苑西通り(作詩:水樹恵也、作曲:鶴岡雅義、編曲:石倉重信)
2. あっぱれ浅草(作詞:保岡直樹、作曲:桧原さとし、編曲:石倉重信)
3. 外苑西通り(オリジナル・カラオケ)
4. あっぱれ浅草(オリジナル・カラオケ)
タイプB
品番:CRCN-8551
価格:¥1400(税込)
【収録曲】
1. 外苑西通り(作詩:水樹恵也、作曲:鶴岡雅義、編曲:石倉重信)
2. 江の島ルンバ(作詞:テミヤン.、作曲:テミヤン.、編曲:友常正巳)
3. 外苑西通り(オリジナル・カラオケ)
4. 江の島ルンバ(オリジナル・カラオケ)
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